予算15万円以上20万円以下のゲーミングPCは、ミドルクラスに位置付けられます。
本記事では予算15万円以上20万円以下のゲーミングPCのスペックについて簡単な解説をし、予算15万円以上20万円以下のおすすめゲーミングPCを厳選して紹介したいと思います。
目次
ゲーミングパソコンの価格分布について
上記の表は、パソコン工房
のゲーミングPCの価格分布表(2023年3月調べ)です。15万円以上20万円以下のゲーミングPCは71台と、非常に多いです。
30万円以上のゾーンは範囲が広すぎるので例外として、やはりゲーミングパソコンのボリュームゾーンは、「15万円以上20万円以下」が主流なようです。
予算15万円以上20万円以下のゲーミングPCのスペックについて
一般的にはゲーミングPCの価格のほとんどを占めているのはビデオカードです。
予算15万円以上20万円以下という縛りがある場合、それは自ずと搭載されるビデオカードのグレードがミドルハイクラスになることを意味します。
大抵の場合、RTX3060 Ti、4070のほぼ一択に絞られます。ただし、RTX 3060 Tiに関しては、15万円以下で購入できるモデルも増えてきており、実質この価格帯はRTX4070一択という感じがします。
RTX4070のゲーム性能ですが、実質RTX3080同等クラスです。WQHD解像度であれば、重量級のゲームの最高設定であれば、十分プレーできます。ただし、4K解像度では、RTX3080よりパフォーマンスが出ない傾向があります。
【2023年6月3日更新】予算15万円以上20万円以下おすすめゲーミングパソコン
FRONTIER FRGHB550/WS512
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OS:Windows 11 Home |
CPU:Ryzen 7 5700X | |
GPU:RTX 4070 | |
メモリ:16GB (8GB x2) DDR4-3200 | |
ストレージ:1TB(M.2) | |
マザーボード:B550 | |
電源:750W(GOLD) | |
価格:194,800円 | |
CPUにRyzen 7 5700X(8コア16スレッド)、容量16GBのDDR4-3200メモリ、ある程度拡張性が高いB550マザーボード搭載で、約19万円です。
ストレージは1TBのNVMe SSDを搭載なので、重量級のゲームを複数インストールすると容量に余裕がなくなる可能性があります。電源ユニットは容量750 W(80 PLUS BRONZE)で、必要十分です。
Ryzen 7 5700XはZEN3世代のCPUです。8コア16スレッドということでマルチ性能も優れますが、シングル性能もまあまあ高いです。RTX4070と組み合わせる上で全く問題ありません。
このモデルは、価格が20万円以下なのにストレージ1TB搭載ということで、RTX4070搭載モデルとしてはトップクラスにコスパが高いです。
パソコンSHOPアーク arkhive Gaming Limited GL-I5G37M
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OS:Windows 11 Home |
CPU:Core i5 13400F | |
GPU:RTX 3070 | |
メモリ:16GB (8GB x2) DDR4-3200 | |
ストレージ:512GB(M.2) | |
マザーボード:B660 | |
電源:650W(BRONZE) | |
価格:159,800円 | |
最もおすすめなのがパソコンSHOPアークのarkhive Gaming Limited GL-I5G37Mです。
CPUにCore i5-13400F(10コア16スレッド)、容量16GBのDDR4-3200メモリ、ある程度の拡張性を備えるB550マザーボード搭載で、約17万円です。
ストレージは512GBのNVMe SSDを搭載と、複数のゲームをインストールすると少し余裕はないです。電源ユニットは容量650 W(80 PLUS Bronze)で、必要十分です。
コスパに優れたCore i5-13400Fを採用したこともあって、全体的に価格が抑えられている点が魅力的です。おそらくRTX3070搭載モデルとしては最安に近いです。
まとめ
実質的にはゲーミングパソコンの価格帯で最も多いのが15万円以上20万円以下です。
ある意味で一番探しやすい価格帯と言えます。予算にある程度余裕があるのであれば、この価格帯で探してみるのはいかがでしょうか?