2021年11月19日に発売が予定されている、バトルフィールドシリーズの最新作、BF2042。そのオープンべータが2021年10月6日~9日に実施されると発表されました。
また、それと同時にオープンべータの必要スペックが発表されました。今回はPC版BF2042の必要スペックについて掘り下げてみようと思います。

製品版の必要スペックは、オープンベータの必要スペックと似通ったものになる可能性があります。BF2042の購入を検討しているのなら、オープンベータに参加して、自分のPCでも快適にプレーできるのかを確認することをおすすめします。
BF2042のオープンべータについて
オープンベータの実施期間2021年10月6日~9日です。ただ、プレイヤーによっては、オープンベータに参加できるタイミングは下記のように異なります。
BF2042を予約した人、EA Playメンバー | 10月6日~9日 |
一般プレイヤー | 10月8日~9日 |
BF2042を予約した人、EA Playメンバーであれば、10月6日~9日までの計4日間プレーでき、一般プレイヤーは10月8日~9日までの計2日間のみのプレーとなります。
BF2042を予約した人、EA Playメンバーの方がはオープンベータに参加できる期間が一般プレイヤーに比べて長いです。
ただ、自分のパソコンでプレーできるのか心配な人は、あえて予約せず(またはEA Playメンバーに入らず)、一般プレイヤーとしてオープンベータに参加することをおすすめします。
なお、事前ダウンロードは10月5日の日本時間16:00からできますので、前もってダウンロードしておくことをおすすめします。
BF2042のオープンベータの必要スペック
BF2042のオープンべーターの必要スペックは以下の通りです。
推奨動作環境 | 最低動作環境 | |
---|---|---|
OS | Windows 10(64bit) | |
CPU | インテル:Core i7 4790 AMD:Ryzen 7 2700X | インテル:Core i5 6600K AMD:Ryzen 5 3600 |
メモリー | 16GB | 8GB |
ビデオメモリ(VRAM) | 8GB | 4GB |
グラフィックカード | Nvidia:GeForce RTX 3060 AMD:Radeon RX 6600 XT | Nvidia:GeForce GTX 1050 Ti AMD:Radeon RX 560 |
Direct X | 12 | |
インターネット接続環境 | 512kbps以上のインターネット接続 | |
ハードディスク空き容量 | 100GB |
推奨環境ですが、正直、かなりのスペックが要求されるという印象です。参考までに前作、BF5の推奨環境と比較してみます。
BF2042推奨動作環境 | BF5推奨動作環境 | |
OS | Windows 10(64bit) | Windows 7, Windows 8.1 and Windows 10(64bit) |
CPU | インテル:Core i7 4790 AMD:Ryzen 7 2700X | AMD:Ryzen 3 1300X インテル:core i7 4790 |
メモリー | 16GB | 12GB |
ビデオメモリ(VRAM) | 8GB | 記載なし |
グラフィックカード | Nvidia:GeForce RTX 3060 AMD:Radeon RX 6600 XT | AMD:RADEON RX 580 8GB NVIDIA:GTX 1060 6GB |
Direct X | 12 | 11.1 |
インターネット接続環境 | 512kbps以上のインターネット接続 | |
ハードディスク空き容量 | 100GB | 50GB |
BF5と比べて、BF2042は特にグラフィックカードの要求スペックがかなり上がった印象があります。
BF2042の推奨動作環境で要求される、「RTX 3060」と「RX 6600 XT」の2つのグラフィックスカードは、いわゆるミドルクラスのグラフィックカードで、正直性能も突き抜けて高いわけではありません。
ただ、現在、グラフィックカードの価格の高騰、品薄の状態は続いています。
例えば、RTX3060の最安価格は、時期にもよりますが大体6万円くらいです。とてもじゃないですが、ミドルクラス帯の価格とは思えません。
また、RX 6600 XTもフルHD環境ではRTX3060以上の性能が出て、おまけにマイニング効率も良いこともあって、品薄状態が続いています。2021年10月1日現在、ネットの販売では売り切れ状態が続いており、購入がほぼ不可能です。
事実上、推奨環境でプレーしたければ、在庫だけは潤沢にある、RTX3060だけが候補になります。
一方、CPUはそこまでのスペックは要求されていない印象です。特にインテルのcore i7-4790は、2014年発売のHaswell世代のcore i7と、かなり古いです。
core i7-4790 | core i3-10105F | |
世代 | 第4世代 Haswell Refresh | 第10世代 Comet Lake-S |
対応ソケット | LGA1150 | LGA1200 |
コア数 / スレッド数 | 4コア / 8スレッド | 4コア / 8スレッド |
ベースクロック | 3.6Ghz | 3.7Ghz |
ターボブーストクロック | 4.0Ghz | 4.20Ghz |
L3キャッシュ | 8MB | 6MB |
対応メモリ | DDR3-1600 | DDR4-2666 |
TDP | 84W | 65W |
core i7-4790は最新のcore i3のcore i3-10105Fと比較してもスペック上は劣ります。
core i7-4790 | core i3-10105F | |
Cinebench R15(マルチ) | 728 | 884 |
Cinebench R15(シングル) | 145 | 177 |
実際Cinebench R15で比較しても、core i7-4790はcore i3-10105Fに負けています。いくらcore i7といっても、5年以上前のCPUなので今の基準でみると、性能は大したことはありません。
ただ、core i7-4790は今から5年以上も前のCPUなので、当然新品で購入できません。
実質、中古品の購入となりますが、ヤフオクの平均相場だとだいたい1万5000円とまあまあ高いです。
もし、今からPCを一から構築というのであれば、core i7-4790の中古よりは、1万円で購入できてcore i7-4790より性能の高い、core i3-10105Fの方をおすすめします。
つまり、BF2042は、CPUよりはやはりグラフィックカードの方が重要になります。
まとめ
BF2042の推奨環境のRTX3060の名前を見た時はかなり驚きました。もう少し下のグレードのグラフィックカードだと予想していたからです。
ただあくまでも推奨環境なので、やはり実際にゲームをプレーしてみないと分かりません。
自分もBF2042のオープンベータに参加予定なので、ゲームをプレーした感想だけでなく、快適にゲームがプレーできたのかどうかなど、また別途記事にしたいと思います。※実際にプレーしました↓。

