一般的にスマホの料金プランは月間データの通信量が増えれば増えるほど、高額になっていきます。また高額になるだけでなく、ある一定のラインの通信量を超えた場合、速度制限というペナルティを課される場合もあります。
もし月間データの通信量が大容量になるというのであれば、それに合った料金プランを展開しているサービスを選択する必要があります。
今回おすすめするdonedoneは、月間データの通信量が大容量になる方向けの料金プランを展開しています。
今回はdonedoneについて解説したいと思います。

目次
donedoneとは
donedoneは、ビックローブ株式会社が2021年7月1日よりサービスを開始した、モバイル通信サービスです。ビックローブ株式会社がすでに展開済みのBIGLOBEモバイルとは、全く異なるサービスです。
donedoneには以下のように3つの特徴があります。
・大容量で圧倒的なコスパ
・安定した通信
・料金の一部を社会貢献団体に寄付
それぞれ詳しく見ていきます。
特徴その① 大容量で圧倒的なコスパ
donedoneは、データ容量50GBという大容量にも関わらず、月額2,480円(税込2728円)です。大容量プランは各社様々なサービスを展開していますが、その中でも、このdonedoneは業界最安クラスです。
特に大容量プランで最安クラスの楽天モバイルと比べても、donedoneのほうが月500円ほど安いのは驚きでした。※ただし、楽天モバイルはデータ容量無制限です。
年間だと、donedoneは、32,736円ですが、楽天モバイルは39,336円です。差は6600円なので、料金だけを比較した場合、donedoneを使った方がよりお得です。
事業者 | データ容量 | 月額料金 | 1GBあたりの料金 |
---|---|---|---|
donedone | 50GB | 2,728円 | 約55円 / GB |
楽天モバイル | 50GB | 3,278円 | 約66円/GB |
povo | 20GB | 2,728円 | 約137円/GB |
LINEMO | 20GB | 2,728円 | 約137円/GB |
Y!mobile | 30GB | 4,158円 | 約139円/GB |
ahamo | 20GB | 2,970円 | 約149円/GB |
UQ mobile | 25GB | 3,828円 | 約154円/GB |
特徴その② 安定した通信
donedoneの運営会社のビックローブ株式会社はKDDIグループです。つまり、donedoneはau回線を使っています。
au回線は人口カバー率99%なので、日本のほとんどで通信が可能です。さらに、混雑時でも速度低下が起きにくい特徴を持っています。
donedoneはベーシックUプランなら混雑時のお昼時でも最大3Mbpsを維持しています。
特徴その③ 料金の一部を社会貢献団体に寄付
donedoneと契約して、料金を払うことでその料金の一部(毎月50円)が社会貢献団体に寄付されます。寄付できる社会貢献団体はいくつかあり、自分で選ぶことが出来ます。
donedoneの料金プランについて
donedoneの料金プランは下記のように3つあります。
音声通話+データ通信 | データ通信専用 | ||
---|---|---|---|
プラン | ベーシックUプラン | カスタムUプラン | エントリープラン |
基本料金 | 2,480円/月 (税込2,728円/月) |
2,480円/月 (税込2,728円/月) |
0円/月 |
データ通信量 | 50GB | 無制限 | |
通信速度 | 最大3Mbps | 最大1Mbps | 最大128kbps |
特徴 | 対象の10アプリのうち3つのアプリが通信速度無制限 |
ベーシックUプランとカスタムUプランの基本料金は全く同じです。唯一の違いが通信速度です。ベーシックUプランが最大3Mbpsで、カスタムUプランは最大1Mbpsです。
料金が同じなのに、速度がベーシックUプランの方が早いので、見た感じはベーシックUプランの方がお得そうに見えます。
しかし、カスタムUプランには下記の10アプリの中から3つのアプリを選び、その3つのアプリの利用時のみ、通信速度が無制限になるという特徴があります。
用途 | サービス |
---|---|
SNS | LINE |
動画 | YouTube |
ABEMA | |
TikTok | |
TELASA | |
音楽 | Spotify |
Amazon Music | |
ゲーム | モンスターストライク |
動画サービスやゲームなど、データ通信量が多くなるので、快適に利用するには通信速度もある程度重要になってきます。
その点、カスタムUプランは対象アプリ利用時、通信速度が無制限になるので、ストレスを感じることがなく利用できます。ちなみにカスタムUプランの対象アプリはいつでも変更可能です。
また、データ通信専用のエントリープランは、なんと月額0円という衝撃的な価格ですが、最大128kbpsと低速なので、普段使いにはちょっと厳しいかもしれません。
どのプランがおすすめ?
エントリープランに関して、あまりにも特殊過ぎるのでそれを除外すると、donedoneのプランを選ぶ際、実質ベーシックUプランか、カスタムUプランのどちらかになります。
どちらのプランがおすすめなのか、あくまでも自分の意見ですが、ベーシックUプランの方をおすすめします。理由としては、カスタムUプランの通信速度です。
カスタムUプランは対象アプリであれば、通信速度無制限ですが、それ以外は通信速度最大1Mbpsです。おそらく多くの人はブラウザでネットサーフィンもするかと思います。
最近はwebサイト自体重いものも多く、この通信速度最大1Mbpsによってネットサーフィンの快適さが損なわれる可能性があります。
一方、ベーシックUプランであれば、常時、通信速度の最大3Mbpsです。上記で通信速度3Mbpsの場合の使い心地について解説しましたが、様々なコンテンツがストレスなく楽しめます。当然、カスタムUプランよりもネットサーフィンも快適です。
どうしてもある特定のアプリを思う存分楽しみたいというのなら、BIGLOBEモバイルのエンタメフリーも検討したほうがいいです。
特定のアプリを使う時だけ、データ通信量にカウントされないというサービスです。
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まとめ
donedoneは、大容量のデータ通信をなるべく安く済ませたいと思う方にはピッタリのサービスです。この大容量でこの低価格なら、ポケットwifiではなく、あえてデザリング目的で契約してもいいかもしれません。