楽天モバイルと一緒に申し込むことで実質無料となるスマホ、楽天ハンドを手に入れたのでレビューしたいと思います。
良いところ、悪いところについて正直にレビューしていますので、楽天ハンドの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次
楽天ハンドの仕様
製品名 | Rakuten Hand |
色 | ブラック / ホワイト / クリムゾンレッド |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 約138 x 約63 x 約9.5 (mm) |
重量 | 約129g |
ディスプレイ | サイズ / 種類 約5.1インチ / 有機EL 解像度 |
連続待受時間(LTE) | 約420時間 |
連続通話(通信)時間(LTE) | 約18.3時間 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 720G / オクタコア 2.3GHz + 1.8GHz |
OS | Android™ 10 |
内蔵メモリ(RAM / ROM) | 4GB (RAM) / 64GB (ROM) |
メインカメラ(外側) | 約4,800万画素 (広角) + 約200万画素 (深度測位) |
フロントカメラ(内側) | 約1,600万画素 |
バッテリー容量 | 2,750mAh |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
おサイフケータイ / NFC | 対応/対応 |
防滴 / 防塵 | 対応 (IPX2 / IP5X) |
生体認証(指紋 / 顔) | 対応/対応 |
VoLTE(Rakuten, docomo, au, SoftBank) | 対応 / 非対応 / 非対応 / 非対応 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
テザリング(Wi-Fi) | 10台 |
付属品 | ACアダプタ / USB Type-Cケーブル / クイックスタートガイド(保証書) / 安全上のご注意 |
引用:https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/smartphone/rakuten-hand/#spec
楽天モバイルと一緒に申し込めば、楽天ハンドが実質無料に
2021年7月現在、楽天モバイルと一緒に申し込めば、24,999ポイントが還元されるキャンペーンが実施中です。
つまり楽天ハンドが実質無料で手に入り、それどころかポイントも余計にもらえます。
楽天ハンドの開封
それでは
楽天ハンドを開封していきます。楽天からの発送ということもあり、段ボールにも楽天モバイルと書いてありました。
スタートガイドです。楽天モバイルの利用方法が詳細に書いてあります。
楽天ハンドの箱です。同梱物は以上です。ここからは楽天ハンドの箱を開封していきたいと思います。
①ACアダプター(5V / 2A)
②USB Type-Cケーブル
③安全上のご注意
④クイックスタートガイド(保証書)
⑤端末
楽天ハンドの外観
楽天ハンドのディスプレイ面です。縦は138mm、横は63mmです。
背面です。背面にはカメラとお財布携帯(FeliCa)のセンサーがあります。
左サイドです。厚みは9.5mmです。eSIMなのと、SDカードに非対応ということでスロットは1つもなく、スッキリしています。
下部にはUSB Type-Cの端子とスピーカーがあります。ちなみにスピーカーはモノラルです。
楽天ハンドのパフォーマンスチェック
楽天ハンドのチップセットはSnapdragon 720Gです。
どれくらいのパフォーマンスがあるのか調べるために、ベンチマークソフトのGeekbench 5とAnTuTuを使って計測しました。
分かりやすくするために、P20lite、Xperia XZsを比較対象としました。
Geekbench 5の結果です。楽天ハンドのシングルコアのスコアは571、マルチコアのスコアは1800です。いずれの数値もP20lite、Xperia XZsに圧勝しています。
AnTuTuの結果です。楽天ハンドのスコアは274748です。こちらもGeekbench 5と同じく、P20 lite、Xperia XZsに圧勝しています。
少し重めの3Dゲームをプレーしてみました。ゲームはPUBG Mobileと原神です。
ヌルヌルに動くとまではいかなかったですが、十分プレーできます。設定を落としてやれば、さらに快適にプレーできそうです。
またtwitterのタイムラインを3機種同時に下に流してみましたが、明らかに楽天ハンドが一番ひっかかりを感じなかったです。
このように楽天ハンドは重めのゲームもそこそこプレーでき、ネットサーフィンなどの日常的な動作も快適にこなせるパフォーマンスを持っています。
楽天ハンドのカメラ性能をチェック
カメラについて
楽天ハンドのメインカメラ(外側)は約4,800万画素 (広角) + 約200万画素 (深度測位)です。また、フロントカメラ(内側)は約1,600万画素です。
動画は最大フルHD、30FPSで撮影できます。
ポートレートモード
ポートレートモードを選べば、深度測位カメラが背景ボケを作ってくれ、被写体を目立たせてくれます。背景ボケの量はF値の値を変更して調整します。物撮りに役立ちそうです。
AI撮影
AI撮影モードをONにすると、AIが自動的にベストな設定、色合いに調整してくれます。
この画像だと少し分かりづらいですが、AI撮影モードONにした方が料理が鮮やかに見えます。特にキャベツのところが分かりやすいと思います。
ズーム
光学ズームはなく、4倍までのデジタルズームに対応しています。
フロントカメラ(内側)での撮影
フロントカメラ(内側)は約1,600万画素あるので、自撮り撮影もそれなりの画質で撮影できます。
作例
楽天ハンドの良かったところ
画面表示が綺麗
楽天ハンドのディスプレイの解像度は720 × 1,520で、いわゆるHD+です。
昨今のスマホのディスプレイ解像度は、フルHD以上が当たり前です。楽天ハンドのディスプレイ解像度はほかの標準的なスマホに比べれば、少し劣っています。
ただ、画素密度は320ppiと必要十分に高いのもあって、画面表示は十分綺麗です。また、発色がいい有機ELディスプレイを採用してることも画面表示の綺麗さに寄与しているのかもしれません。
軽くてコンパクト
重量はわずか130gです。以前使っていたXperia XZsは160gだったので、それと比べるとだいぶ軽くなったと実感します。
端末自体がコンパクトなので片手操作も楽々です。ディスプレイの端まで容易に指が伸ばせます。
パフォーマンスがそこそこ高い
楽天ハンドが搭載しているSnapdragon 720Gは、2020年に発表された比較的新しいチップセットです。
ミドルハイクラスのチップセットなので、ゲーミングスマホなどに搭載されているハイエンドのチップセットと比べると、さすがに処理能力は落ちます。
ただ、日常的な使い方をする上では必要十分な性能をもっています。また、先ほど検証した通り、重めの3Dゲームも快適ではないですが、普通にプレーできる性能も持っています。
カメラ性能が高い
作例をみていただければわかると思いますが、本体価格2万円のスマホカメラとは思えないほど、綺麗な写真が撮影できます。
細かな設定ができないですが、その分、操作は簡単なので初心者の方でも安心して撮影できる点も魅力的です。
サッと出してパットと撮れる手軽さを兼ね備え、おまけに高画質。それが楽天ハンドのカメラです。
ただし、動画性能はあまりよくないです。解像度がフルHDまで、フレームレートは30までしか対応していません。また、手ブレ補正もないです。
試しに歩いて動画を撮影しましたが、ブレブレで正直ちょっと使い物にならないなという印象です。動画の画質自体は綺麗だったので勿体ないなと感じました。
動画撮影する際は、三脚などに固定し、定点での撮影にとどめておいた方がいいかもしれません。
初期設定が楽
初めから楽天関連のアプリがインストールされていますが、その中には楽天モバイルを使う上でほぼ必須となる、Rakuten Linkアプリとmy楽天モバイルアプリも含まれています。
またeSIMなので、自分でSIMカードも入れる必要がありません。初期設定が非常に楽です。
楽天ハンドの悪かったところ
eSIMしか使えない
楽天ハンドはeSIMのみの対応でSIMカードには非対応です。万が一、楽天モバイルから別の回線会社に乗り換える際、楽天ハンドでは乗り換えが不可能といったことが起こるかもしれません。
素直に楽天モバイル専用と割り切って使った方がいいかもしれません。
SDカードが使えない
楽天ハンドにはSDカードスロットがないので、当然SDカードは使えません。一部のデータをSDカードに移すことができないので、使い方によっては内部ストレージを圧迫するかもしれません。
内部ストレージも64GBですが、そのうち14GBほどシステムデータに使われてしまいます。写真を大量に撮る人、アプリを大量にダウンロードする人は、容量不足に陥りやすいかもしれません。
バッテリー容量が少ない
バッテリー容量は2,750mAhと、大容量のバッテリーを積んでいません。試しに重めの3Dゲームを長時間プレーしましたが、バッテリー残量に不安を少々感じました。
ただ、ゲームもネットサーフィンもそこそこという状態で1日使ってみたのですが、その時はバッテリー残量に余裕はありました。
ハードな使い方さえしなければ、余裕で1日はバッテリーは持ちます。
ディスプレイの解像度が720+なのと、Snapdragon 720Gという消費電力が少ないチップセットを採用していることもあって、電池持ちは思ったほど良いのかもしれません。
ラウンドエッジ加工は微妙
ラウンドエッジ加工されているため、本体が全体的に丸みを帯びています。そのおかげで角ばったところが一つもなく、手に持ちやすくなるメリットはあります。
ただスマホを使うほとんどの人はケースを装着させると思います。ケースによっては、このラウンドエッジ加工の恩恵をうけるのは難しいと思います。
特に手帳型ケースを使った場合、このラウンドエッジ加工はほぼ意味をなさない可能性が高いです。
また、このラウンドエッジ加工はディスプレイにも施されているため、それによってフィルムを貼るのが若干難しくなるといったデメリットが発生してしまいます。
さらにフィルムによっては、丸みを帯びているところまで対応していないものもあります。フィルム選びの際は注意が必要です。
ディスプレイ内指紋認証
楽天ハンドには指紋認証と顔認証があります。指紋認証はディスプレイ内指紋認証を採用していますが、自分としては指紋認証は背面に配置してほしかったです。
ディスプレイ内指紋認証対応のフィルムだと、指紋認証の部分が画像のように丸くくりぬかれる感じになります。
電源ONの状態だとそこまで目立たないですが、電源OFFだとかなり目立つので気になる人はいるかもしれません。
まとめ
楽天ハンドはいくつか欠点はありますが、実質無料で手に入る端末だと考えれば、それらの欠点は大目に見れます。
実質無料だと考えれば、破格の性能を持っていますし、個人的に使いやすさも抜群だと感じました。自分は楽天ハンドをメインのスマホとして使っていますが、やはり「小さくて軽い」は正義です。
今回、この記事を見て、楽天ハンドに興味がわいたならば、現在実施されているキャンペーンを利用して、実質無料で楽天ハンドを手に入れてみてはいかがでしょうか?
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