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【2023年10月】おすすめのRTX4060 Ti搭載ゲーミングPCを紹介!

RTX 4060 Ti

RTX4060 Tiは、RTX40シリーズの中で、ミドルクラス位置づけられるGPUです。

本記事ではRTX4060 Tiについての簡単な解説をし、RTX4060 Ti搭載のおすすめゲーミングPCを厳選して紹介したいと思います。

目次

RTX 4060 Tiの簡単な解説

RTX 4060 Ti RTX 3060 Ti
アーキテクチャーAda LovelaceAmpere
製造プロセスTSMC 4NSamsung 8nm カスタム
シェーダー数(CUDAコア数)43524864
RTコア数34(第3世代)38(第2世代)
Tensorコア数136(第4世代)152(第3世代)
ベースクロック2,310MHz1,410MHz
ブーストクロック2,535MHz1,665MHz
VRAM容量8GB(GDDR6)/ 16GB(GDDR6)8GB(GDDR6)
メモリー転送レート 18Gbps14Gbps
メモリバス幅 128bit256bit
メモリバス帯域幅 288GB/s448GB/s
PCI-Express Pcie 4.0 ×8Pcie 4.0 ×16
補助電源 8pin×18pin×1
L2キャッシュ32MB4MB
消費電力(TGP)160W 200W
NVENC第8世代第7世代
AV1エンコード / デコードデコード
超解像度技術DLSS3DLSS2
発売日 2023年5月2020年12月

上記の表は先代のRTX 3060 Tiとの比較表です。

RTX 4060 Tiのシェーダー数は4352、メモリバス幅は128bit、メモリバス帯域幅が288GB/sと、先代モデルのRTX 3060 Tiと比較して、スペックダウンしています。

ただし、L2キャッシュが32MBと大容量化され、実帯域幅は554GB/sに達します。VRAMへのアクセス頻度が減らせるので、消費電力(TGP)は160Wと省電力化されています。

ちなみにVRAM容量はRTX 3060 Tiと同じ8GBを搭載しています。ただし、後日、16GBを搭載したモデルの販売も予定されています。

RTコア、Tensorコア、NVENCはともに世代が新しくなっています。

そして、超解像技術はDLSS3(DLSS FG)に対応しました。AIを使ってフレーム生成を行うことで、DLSS2(DLSS SR)に比べると、劇的にフレームレートを引き上げることが可能になります。ただし、この機能が使えるのは、DLSS3に対応するゲームに限られます。

また、AV1エンコードにも対応しています。AV1を使うことで、約40%のエンコーディング効率が向上し、低ビットレートで配信した場合でも高品質な配信が可能となります。ただし、RTX 4060 Tiに搭載されるAV1は1基のみなので、デュアルエンコーダーには対応していません。

RTX 4060 Tiのゲーム性能

3D MARK

定番ベンチマークの3D MARKでは、RTX3070とほぼ互角です。

ただし、解像度の高いTime Spy Extremeでは、RTX 3070に逆転されています。

フルHDゲーミング性能

WQHDゲーミング性能

4Kゲーミング性能

DLSS FG

Cyber Punk 2077(WQHD)のレイトレウルトラ、DLSS FGのRTX4060Ti


DLSS FGとは、AI によりフレーム全体をリアルタイムで生成し、大幅にフレームレートを伸ばす技術です。この機能は、今のところ、RTX4000シリーズのGPUに限定されます。

DLSS FGの恩恵は凄まじく、平均フレームレートが大幅に伸びます。

例えば、Cyber Punk 2077のWQHD+レイトレウルトラ設定時の平均FPSは27ですが、DLSS SRとDLSS FGの合わせ技で、平均フレームレートが100まで上昇します。

ただ、この機能は、DLSS FGに対応したゲームに限られます。

モガ

RTX4060 Tiのゲーミング性能はRTX 3070とほぼ同等といえそうです。ただし、高解像度では巨大なL2キャッシュでもカバー出来ず、メモリ帯域の狭さが足を引っ張り、RTX3070に負けているケースが多々あります。ただ、DLSS 3の効果は絶大です。DLSS 3対応ゲームであれば、RTX 3070を遥かに上回るゲームパフォーマンスを発揮します。

RTX4060Tiまとめ

  • フルHD解像度のゲーム性能はRTX 3070とほぼ同等
  • DLSS FG使用時はRTX 3070を大きく凌ぐゲームパフォーマンスを発揮
  • 高解像度のゲームパフォーマンスはRTX 3070以下で、RTX 3060 Tiに肉薄する
検証環境

CPU:Core i7-12700、マザーボード:MSI PRO B660M-A、メモリ:Crucial CT2K16G4DFRA32A(16GB×2/3200MHz動作)、システムSSD:Crucial P2 1TB、データSSD:Kingston NV2 2TB

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RTX4060 Ti搭載おすすめゲーミングパソコン

FRONTIER FRGAG-B550/WS824/NTK

  • CPU:Ryzen 5 5600X
  • GPU:RTX 4060 Ti(8GB)
  • メモリ:DDR4-3200 16GB(8GB×2)
  • ストレージ:1TB(M.2 SSD)
価格:135,800円
FRGAG-B550/WS824/NTKの特徴

CPUはZEN3世代のRyzen 5 5600Xを搭載。6コア12スレッドなので、マルチスレッド能力も高いだけでなく、シングル性能も高いです。RTX 4060 Tiとの相性は良いです。

メモリも16GB搭載、さらにストレージは1TB搭載。このスペックで13万円代という価格に抑えられているので、コスパは非常に高いです。

HP Victus 15L スタンダードプラスモデル

  • CPU:Core i5-13400F
  • GPU:RTX 4060 Ti
  • メモリ:DDR4-3200 16GB(8GB×2)
  • ストレージ:512GB(M.2 SSD)
価格:148,500円
Victus 15L スタンダードプラスモデルの特徴

CPUはインテル第13世代のCore i5-13400Fを搭載。Eコア付きのCore i5で性能も十分高く、RTX 4060 Tiとの相性は良好です。

メモリは16GB、ストレージは512GBと基本スペックはそこそこ優秀です。

HP Victus 15Lはコンパクトなケースを採用しているモデルです。場所をあまりとらない小さめのRTX 4060 Ti搭載モデルが欲しいのであれば、このモデルはおすすめできます。

FRONTIER FR30B760/B

  • CPU:Core i5-13400F
  • GPU:RTX 4060 Ti
  • メモリ:DDR4-3200 16GB(8GB×2)
  • ストレージ:1TB(M.2 SSD)
価格:184,800円
iiyama LEVEL-M7P5-R45-RBXの特徴

CPUは10コア16スレッドのインテル第13世代のCore i5-13400Fを搭載。マルチ性能だけでなく、シングル性能も高いです。そのため、RTX 4060 Tiとの相性は良好です。

メモリは8GB×2、ストレージ1TBと必要十分です。

このモデルはFRONBTIER30周年特別モデルとなっています。

コンパクトなケースで、前面メッシュで通気性が良好なだけでなく、ライティングも楽しめます。限定カラーの赤、黒、白の3色から選ぶことができます。

なお、本製品は数量限定で予定数に達した段階で、販売を終了する予定なので、お早めにどうぞ。

TSUKUMO G-GEAR GA7A-D230BN/CP1

  • CPU:Ryzen7 5700X
  • GPU:RTX 4060 Ti
  • メモリ:DDR4-3200 16GB(8GB×2)
  • ストレージ:1TB(M.2 SSD)
価格:156,880円
G-GEAR GA7A-D230BN/CP1の特徴

CPUはZEN3世代のRyzen 7 5700Xを搭載。8コア16スレッドということで、強力なマルチ性能を誇ります。また、ZEN3ということで、シングル性能も高いです。

メモリは16GB、ストレージは1TBと基本スペックは優秀です。

即納モデルということで、すぐに欲しい方には魅力的なモデルとなっています。

まとめ

RTX4060 Tiは単体のビデオカードだとまだまだ高値なイメージですが、ゲーミングパソコンでは安価なモデルが多い印象です。

RTX 3070搭載モデルは現状16万円近くするので、それに匹敵する性能のRTX 4060 Tiが15万円以下で購入できると考えると、相対的にお得に見えます。

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