ゲーミングPCは各パーツ、特にグラボの価格が高騰し続けることも影響して、価格は青天井に上がっています。
そのため、コスパの高いゲーミングPCも昔に比べると探しづらいのも事実です。
ただ、こんな状況でもコスパの高いゲーミングPCはとあるコツを理解したら、意外と見つかります。
ここではコスパの良いゲーミングPC10選と、その探し方のコツも解説します。
コスパ最強のおすすめゲーミングPC10選!
ここからは自分が思う、コスパ最強のゲーミングPCを順位をつけて10モデル紹介します。※2024年4月27日(土)に更新しました。
コンパクトタワーPC TS-I7700GTX66TIMIJ
CPU:Core i7-11700
GPU:GTX 1660 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB×1
ストレージ:500GB M.2 NVMe SSD
電源:750W 80PLUS GOLD
価格:99,800円
MDL_55KP
CPU:Ryzen 5 5500
GPU:RTX 4060
メモリ:8GB×2
ストレージ:500GB M.2 NVMe SSD
電源:650W 80PLUS BRONZE
価格:109,800円
ROG Strix G10DK (G10DK-R75R2060S)
CPU:Ryzen 7 5800X
GPU:RTX 2060 SUPER
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:1TB M.2 NVMe SSD
電源:500W 80PLUS BRONZE
価格:124,800円
G-GEAR G-GEAR GA7A-D230/T
CPU:Ryzen 7 5700X
GPU:RX 6600 XT
メモリ:DDR4-3200 8GB×2
ストレージ:1TB M.2 NVMe SSD
電源:750W 80PLUS GOLD
価格:124,800円
G-GEAR GA7A-D230BN/CP2
スペック | |
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CPU | Ryzen 5 5600X |
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 16GB (8GB x2) |
ストレージ | 1TB M.2 Gen 4 NVMe SSD |
M.2スロット | 1個(空きスロット0) |
マザーボード | ASUS PRIME A520M-E (MicroATX) |
電源 | 500W 80PLUS BRONZE |
価格 | 134,800円+送料2,200円 |
TSUKUMOの「G-GEAR GA7A-D230BN/CP2
「Ryzen 5 5600X」は6コア12スレッドのZEN3世代のCPUです。シングルだけでなく、マルチ性能も十分高く、RTX 4060あたりのビデオカードとの組み合わせであれば、性能不足を感じることはないです。
ただ、CPU性能はそこまで高くないので、動画編集のソフトウェアエンコードなど、クリエイティブ性能は少し弱いです。
ストレージはGen4接続(※Gen3動作になる)の「Solidigm P41 Plus」の1TBモデルを搭載。
マザーボードはMicroATXサイズの「ASUS PRIME A520M-E」を採用。M.2スロットは1基あり、空きスロットは0なので、SSDの増設は不可能です。
メモリはDDR4-3200の16GB(8GB×2)を搭載しています。
PCケースはエアフローを重視したAeroStream専用オリジナルケースを採用しています。
ケースの寸法は約180mm(幅)x約358mm(高さ)x約406mm(奥行)です。
安いRTX 4060搭載モデルはZEN2のRyzen 5 4500を搭載しがちですが、このモデルはZEN3のRyzen 5 5600Xを搭載しています。Ryzen 5 4500よりRTX 4060の性能を引き出すことができます。
RTX 4060搭載モデルとしては現状最もおすすめできるモデルとなっています。
メリット | デメリット |
---|---|
コスパは優秀 ストレージは「Solidigm P41 Plus」を搭載 安価なRTX 4060搭載モデルなのにCPUはRyzen 5 5600Xを採用 | クリエイティブ性能は少し弱い M.2 NVMe SSDの増設はできない LEDやガラスパネルは採用されておらず、地味なデザイン |
FRGKB550/WS418/NTK
CPU:Ryzen 7 5700X
GPU:RTX 4060 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB×2
ストレージ:1TB M.2 NVMe SSD
電源:600W 80PLUS BRONZE
価格:155,980円
HP Victus 15L パフォーマンスプラスモデル
CPU: Core i7-14700F
GPU:RTX 4060 Ti
メモリ:DDR4-3200 8GB×2
ストレージ:1TB M.2 NVMe SSD
電源:500W 80PLUS BRONZE
価格:168,100円
G-GEAR GA7A-D230BN/CP2
スペック | |
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CPU | Ryzen 7 5700X |
GPU | RTX 4070 |
メモリ | 32GB (16GB x2) |
ストレージ | 1TB M.2 Gen 4 NVMe SSD |
M.2スロット | 2個(空きスロット1) |
マザーボード | MSI B550-A PRO (ATX) |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
価格 | 197,980円+送料0円 |
TSUKUMOの「G-GEAR GC5J-D231B/R/CP2
CPUに「Ryzen 7 5700X」を搭載しています。
「Ryzen 5 5700X」は8コア16スレッドのZEN3世代のCPUで、性能は十分高く、RTX 4070あたりのビデオカードとの組み合わせであれば、極端な性能不足を感じることはほとんどないです。
ただ、CPU性能はそこまで高くないので、動画編集のソフトウェアエンコードなど、クリエイティブ性能は少し弱いです。
ストレージはGen4接続の「WD Black SN770 WDS100T3X0E」の1TBモデルを搭載。ゲーム向けのSSDで、DRAMキャッシュ非搭載でありながら、体感性能はハイエンドクラスのSSD並みの性能です。
マザーボードは拡張性がそこそこ高い、ATXサイズの「MSI B550-A PRO 」を採用。M.2スロットは2基あり、空きスロットは1基あるので、SSDの増設も可能です。
メモリは大容量のセンチュリーマイクロ製のDDR4-3200の32GB(16GB×2)を搭載しています。
PCケースはG-GEAR ミドルタワーケースを採用。フロントはメッシュデザインが採用されており、エアフローを重視しています。ケースの寸法は幅(W):約190mm x 高さ(H):約435mm x 奥行(D):約475mmです。
即納モデルなので送料は無料ですぐに出荷されます。ただし、カスタマイズは一切できないのでその点は注意が必要です。
採用されている各パーツの品質は高く、それでいて、RTX 4070を搭載しつつ、20万円以下に抑えているので総じてコスパパフォーマンスは優秀です。
メリット | デメリット |
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コスパは優秀 大容量メモリ(32GB) ストレージは「WD Black SN770」を搭載 M.2 NVMe SSDの増設は可能 GOLD認証の電源を搭載 即納モデル | クリエイティブ性能は少し弱い LEDやガラスパネルは採用されておらず、地味なデザイン |
FRGKB550/WS501/NTK
スペック | |
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CPU | Ryzen 7 5700X |
GPU | RTX 4070 Super |
メモリ | 32GB (16GB x2) |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
M.2スロット | 1個(空きスロット0) |
マザーボード | ASRock B550M-HDV (Micro ATX) |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
価格 | 199,980円+送料2,200円 |
FRONTIERの「
「Ryzen 5 5700X」は8コア16スレッドのZEN3世代のCPUで、性能は十分高く、RTX 4070あたりのビデオカードとの組み合わせであれば、極端な性能不足を感じることはほとんどないです。
ただ、CPU性能はそこまで高くないので、動画編集のソフトウェアエンコードなど、クリエイティブ性能は少し弱いです。
ストレージは1TBモデルを搭載。複数のゲームをインストールできる余裕があります。
マザーボードはMicro ATXサイズの「ASRock B550M-HDV」を採用。
M.2スロットは1基しかないので、M.2 NVMe SSDを増設することはできません。ただし、SATAポートは4基あるので、ストレージ自体の増設は可能です。
メモリは大容量ののDDR4-3200の32GB(16GB×2)を搭載しています。
PCケースは、容量30Lのコンパクトサイズに高いエアフロー性能を誇るミニタワー型です。
小型ですが、垂直エアフロー構造で効率的なエアフローを実現しています。さらにツールレスでサイドパネルを取り外せるので、メンテナンスも楽です。
ケースの寸法は幅(W):約210mm x 高さ(H):約457mm x 奥行(D):約465mmです。
欠点もありますが、RTX 4070 SUPER搭載モデルとしては破格の20万円以下という価格はやはり魅力的です。
メリット | デメリット |
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コスパは優秀 小型 大容量メモリ(32GB) PCケースの色(黒色or白色)を選べる | M.2 NVMe SSDの増設はできない クリエイティブ性能は少し弱い |
FRGAG-B760M/WSA/NTK
スペック | |
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CPU | Core i7-14700F |
GPU | RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | 32GB (16GB x2) |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
M.2スロット | 2個(空きスロット1) |
マザーボード | ASRock B550M-HDV (Micro ATX) |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
価格 | 279,800円+送料2,200円 |
FRONTIERの「
「Core i7-14700KF」はPコアが8、Eコアが12、合計20コア28スレッドという強烈なマルチスレッド性能が売りのCPUです。RTX 4070 SUPERあたりのビデオカードとの組み合わせであれば、性能不足を感じることはほとんどないです。
ただ、CPU性能は十分高く、動画編集のソフトウェアエンコードなど、クリエイティブ性能は高いです。
ストレージは1TBモデルを搭載。複数のゲームをインストールできる余裕があります。
マザーボードはMicro ATXサイズの「ASRock B760M-HDV/M.2 D4」を採用。M.2スロットは2基あり、空きスロットは1基あるので、SSDの増設も可能です。
メモリは大容量ののDDR4-3200の32GB(16GB×2)を搭載しています。
PCケースは、冷却性と拡張性を両立させたミニタワー型です。マザーボードを上下逆にし、ビデオカードを上部に配置することで、効率的にビデオカードを冷却します。
ケースの寸法は幅(W):約210mm x 高さ(H):約457mm x 奥行(D):約465mmです。
欠点もありますが、Core i7-14700Fという性能の高いCPUを搭載しているRTX 4070 Ti SUPER搭載モデルが、破格の30万円以下という価格なのは魅力的です。
メリット | デメリット |
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コスパは優秀 クリエイティブ性能が高い 大容量メモリ(32GB) M.2 NVMe SSDの増設が可能 PCケースの色(黒色or白色)を選べる | LEDやガラスパネルは採用されておらず、地味なデザイン |
コスパが良いゲーミングPCを見つけるコツ
旧世代のCPU搭載モデルを探す
現在、旧世代のCPUを搭載したモデルが在庫処分扱いとなり、安価になっています。
例えば、旧世代のZEN3のRyzen 5000シリーズのCPUを搭載したモデルはかなり安くなっています。
旧世代といっても、性能は極端に劣っていないです。
例えば、筆者が最もおすすめする、ZEN3世代のRyzen 7 5700XのCinebench R23のスコアは下記の通りです。
Cinebench R23のマルチコアのスコアは15509、シングルコアは1534とそこそこ優秀な結果を残しています。
さらにゲーミング性能も例えばインテル第12世代のCore i7-12700を上回ります。
Ryzen 7 5700Xは価格性能比の高いCPUなので、このCPUを搭載しているモデルは、コスパの高いゲーミングPCの可能性が高まります。
コスパの高いCPUの候補をまとめると以下の通りです。
AMD:Ryzen 7 5700X、Ryzen 5 5600X、Ryzen 5 5500、Ryzen 5 4500、
インテル:Corei5-12400、Core i5-13400、Core i5-14400など
グラボはある程度妥協する
冒頭でも言及した通り、グラボは青天井に高騰し続けています。そのため、上位モデルグラボを搭載しているモデルは必然的に価格が高くなります。
そこでおすすめしたいのはグラボをある程度妥協することです。具体的にはエントリー~ミドルクラスのグラボは価格性能比が高い傾向があります。
エントリー~ミドルクラスといっても、今のグラボはフルHD解像度であれば比較的快適にプレー可能です。
コスパの高いエントリー~ミドルクラスのグラボをまとめると以下の通りです。
NVIDIA:RTX 4070、RTX 4070 Super、RTX 4060、RTX 4060 Ti、RTX 3060、RTX 3060 Tiなど
AMD:RX 5600XT、RX 6600、RX 6600XT
セールを利用する
BTOショップは定期的にセールを開催しています。セール時は通常価格から数万円安くなる場合があり、お得感があります。
特に決算セールや、ゴールデンウィークセール、クリスマスセールなど、季節ごとに開催される大型セールでは値引き率も高く、よりお得にゲーミングPCを購入するチャンスが広がります。
BTOショップの高コスパブランドから探す
BTOショップの中には通常ブランド以外にも高コスパブランド展開しています。代表的なのは、パソコンの工房の「LEVELθ(レベル シータ)
LEVELθ(レベル シータ)」や「NEXT GEAR」であれば、通常ブランドの同スペックモデルが数万円安価になるのでお得感が非常に強いです。
もちろん安価だからといって、品質に問題はないので、安心して購入可能です。
特に「NEXT GEAR」はマウスコンピューターの通常ブランドと同じく「3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート」を受けることができます。
まとめ
こうしてまとめると、高コスパのゲーミングPCのモデルは意外と多い印象です。
今回紹介した高コスパのゲーミングPCを見つけるコツを実践すれば、きっと魅力的なモデルに出会う確率は高くなると思います。