グラボなしBTOパソコンとは、文字通り、グラフィックボードが搭載されていないBTOパソコンのことです。
BTOパソコンの予算のほとんどはグラボが占めているので、それが搭載されていないモデルはかなり安くなります。
グラボなしでももちろん運用可能ですが、あらかじめ電源容量をカスタマイズしておけば、あとからグラボを取り付けることも可能です。
安くなっている中古グラボなどをあとから取り付けることで、全体の出費を抑えることができます。
今回はグラボなしBTOパソコンの選び方と、おすすめのモデルを紹介したいと思います。
グラボなしBTOパソコンとは
グラボなしBTOパソコンとは、その名が意味する通り、グラフィックボードが搭載されていないBTOパソコンのことを指します。
近年、CPUが内蔵しているGPUの性能は飛躍的に上昇しており、軽量級のゲームや事務作業など、用途によってはグラボなしでも十分機能します。
そのため、あえて、グラボありではなく、グラボなしBTOパソコンを選ぶ方も一定数います。
グラボなしBTOパソコンメリット・デメリット
メリット
価格を安くできる
BTOパソコンの価格の大半を占めているのは、グラボです。そのグラボがないおかげで、価格が大幅に抑えられます。
あとからビデオカードを追加できる
グラボのみを中古で手に入れ、それを後から付ければ、安くゲーミングPCを組み立てることができます。
その場合、中古パーツはグラボのみで、残りのパーツは新品になります。すべてのパーツが中古になる、中古ゲーミングPCよりもはるかに状態がいいゲーミングPCを手にいれることができます。
デメリット
CPUの選択肢が少ない
グラボなしBTOパソコンで採用されているCPUはGPUが内蔵されているものが基本となります。
従って、CPUの選択肢は下記のように乏しいです。
インテルの場合、無印モデル(末尾にFがないモデル)はすべて内蔵GPUがあります。逆にFつきのモデルは内蔵GPUがありません。
一方、AMDの場合、最新のZEN4はすべて内蔵GPUがあります。それ以外の世代(ZEN3など)では、いわゆるAPUと呼ばれているモデルに内蔵GPUがあります。Ryzen 5 5600Gなど、末尾にGがついているので見分け方が簡単です。
AMDのAPUのグラフィック性能は、インテルの内蔵GPUより性能が高い傾向があります。そのため、グラボを積む予定がないのであれば、AMDのAPUをおすすめします。
逆にあとからグラボを追加するのであれば、インテルのCPUをおすすめします。AMDのAPUはL3キャッシュの量が少ないこともあって、グラボと組み合わせる場合、ゲームパフォーマンスが伸びにくい傾向があります。
グラボをあとから追加する場合、注意点がいくつかある
注意点① 電源容量について
グラボなしBTOパソコンで後からグラボを搭載する場合、一番注意する点が電源容量です。
グラボなしBTOパソコンの中には、標準構成のままだと電源容量が少ないモデルがあるからです。
GTX 1650やRX 6400位のローエンドのグラボであれば、標準構成のままの電源容量で十分です。ただ、よりハイエンドのグラボを搭載する場合、そのままだと電源容量不足に陥る可能性があります。
推奨される電源容量はパソコンの最大消費電力の2倍というのが定石です。
例えば、パソコン全体の最大消費電力が300Wであれば、600Wの電源容量が推奨となります。そのため、あらかじめ自分の使う予定のパソコンの最大消費電力を調べる必要があります。
もしその計算が面倒というであれば、ドスパラの電源容量計算機が便利です。パーツを選択するだけで、最大消費電力の目安とおすすめの電源容量を教えてくれます。

2倍というのがあくまでも定石で、電源ユニットの容量はギリギリでなければ正直問題ないです。例えば、パソコン全体の最大消費電力が400Wでも、500Wくらいの電源を使っても問題ないです。
注意点② PCケースについて


昨今のグラボはハイエンドになればなるほど、巨大化する傾向があります。
そのため、グラボなしBTOパソコンの中には、採用しているPCケースが小さいために、後からグラボを取り付けられない可能性があります。
つまり、PCケースに関しては細心の注意が必要ということです。
BTOメーカーが採用しているPCケースが市販のものであれば、そのメーカーの仕様表を見れば、何cmまでのビデオカードに対応しているか、簡単に把握できます。
ですが、BTOメーカー独自のPCケースを採用している場合、少々厄介です。何cmまでのビデオカードに対応しているかが分かりにくいからです。
グラボをあとから搭載することを考えるのであれば、小型のPCケースを採用しているモデルは避け、無難にミニタワー、ミドルタワーのPCケースを採用しているモデルを選ぶことをおすすめします。
逆に、グラボをあとで追加する予定がないのであれば、スリムケースを採用したBTOパソコンを選ぶのも一つの手です。


グラボなしBTOパソコン一覧
グラボなしBTOパソコンのラインナップがそこそこ豊富なBTOショップは、「TSUKUMO」、「パソコン工房」、「パソコンショップSEVEN」の3つに絞られます。ここではこの3つのBTOショップからグラボなしBTOパソコンを紹介します。
なお、スリムケースを採用しているBTOパソコンは除外します。
※2023年9月24日更新済み
TSUKUMO
eX.computer Aero Stream ミニタワー | TSUKUMO PC ミニタワー | クリエイターPC | STORM TSシリーズ | |
---|---|---|---|---|
PCケース外観 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
外形寸法(幅×奥行×高さ) | 180(W)x406(D)x358(H)mm | 205(W)x456(D)x396(H)mm | 220(W)x447(D)x497(H)mm | 160(W)x218(D)x242(H)mm |
「eX.computer Aero Stream ミニタワー」の採用しているPCケースのサイズは、180(W)x406(D)x358(H)mmとミニタワーとして標準的なサイズ感です。
高冷却ファンと防塵フィルタを装備しており、静音性と高耐久性を両立しています。
「TSUKUMO PC ミニタワー」の採用しているPCケースのサイズは、205(W)x456(D)x396(H)mmとミニタワーとしては少し大柄なサイズ感です。
スタイリッシュな外観と高効率を併せ持っています。音が外部に漏れにくい黒色吸音シートが前面、天面、両側面のケース内側4カ所に貼られています。
「クリエイターPC」の採用しているPCケースのサイズは、220(W)x447(D)x497(H)mmと標準的なミドルタワーのサイズ感です。
フロント表面はヘアライン加工で正面上部に配置したシャンパンゴールドのアルマイト加工パネルで高級感を演出しています。洗練され、質感の高いPCケースとなっています。
電源は右へスライドするタイプのスイッチを採用し誤作動を防ぎます。
前後140mm大型静音ファン2つを標準搭載し、さらに前面に140mmファンを1つ、上部に120/140mmファンを2つ追加可能と高排熱仕様となっています。
最長350mmまでのグラフィックスカードの増設も可能と、拡張性も優秀です。
「STORMのTSシリーズ」の採用しているPCケースのサイズは、160(W)x218(D)x242(H)mmと非常に小柄なサイズ感です。
JONSBO T8というMini-ITX専用のPCケースを採用しています。搭載可能VGA長が210mmと制限が厳しいですが、素材がアルミニウムなので質感が高いです。
eX.computer Aero Stream ミニタワー


インテル
製品名 | 価格 | CPU | GPU | 電源容量 | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|---|
AeroStream RM3J-A222/B | 79,800円 | Core i3-12100 | UHD 730 | 550W | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
AeroStream RM3J-A230/B | 82,800円 | Core i3-13100 | UHD 730 | 550W | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
AeroStream RM5J-C222BN/NT1 | 87,980円 | Core i5-12400 | UHD 730 | 550W | 8GB×2 | 1TB(M.2 SSD) |
AeroStream RM5J-C222/B | 88,800円 | Core i5-12400 | UHD 730 | 550W | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
AeroStream RM5J-D221/B | 96,800円 | Core i5-12400 | UHD 730 | 450W | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
AeroStream RM5J-B230/B | 99,800円 | Core i5-13400 | UHD 730 | 550W | 16GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
AeroStream RM5J-B230BN/NT1 | 99,980円 | Core i5-13400 | UHD 730 | 550W | 8GB×2 | 1TB(M.2 SSD) |
AeroStream RM7J-F221TN/CP2 | 104,980円 | Core i7-12700 | UHD 770c | 750W | 8GB×2 | 1TB(M.2 SSD) |
AeroStream RM5J-D230/B | 109,800円 | Core i5-13400 | UHD 730 | 550W | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
AeroStream RM7J-E222/B | 114,800円 | Core i7-12700 | UHD 770 | 550W | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
AeroStream RM7J-F221/B | 119,800円 | Core i7-12700 | UHD 770 | 550W | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
AeroStream RM7J-C230/B | 127,800円 | Core i7-13700 | UHD 770 | 550W | 16GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
AeroStream RM7J-E230/B | 137,800円 | Core i7-13700 | UHD 770 | 550W | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
AMD
製品名 | 価格 | CPU | GPU | 電源容量 | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|---|
AeroStream RM5A-A222BN/CP1 | 69,980円 | Ryzen 5 5600G | Radeon Graphics | 500W | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
AeroStream RM5A-A222/B | 76,800円 | Ryzen 5 5600G | Radeon Graphics | 550W | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
AeroStream RM7A-B222/B | 84,800円 | Ryzen 7 5700G | Radeon Graphics | 550W | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
TSUKUMO PC ミニタワー


インテル
製品名 | 価格 | CPU | GPU | 電源容量 | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|---|
TSUKUMO PC ミニタワー TM5J-B230BN/R/CP1 | 89,800円 | Core i5-13400 | UHD 730 | 550W | 8GBx2 | 1TB(M.2 SSD) |
クリエイターPC


インテル
製品名 | 価格 | CPU | GPU | 電源容量 | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|---|
クリエイターPC WA5J-D231/B | 119,800円 | Core i5-13400 | UHD 730 | 550W | 8GBx2 | 1TB(M.2 SSD) |
クリエイターPC WA5J-C222/ZB | 119,800円 | Core i5-12400 | UHD 730 | 550W | 8GBx2 | 1TB(M.2 SSD) |
クリエイターPC WA7J-D222/ZB | 149,800円 | Core i7-12700 | UHD 770 | 750W | 8GBx2 | 1TB(M.2 SSD) |
クリエイターPC WA7J-E231/ZB | 159,800円 | Core i7-13700 | UHD 770 | 550W | 8GBx2 | 1TB(M.2 SSD) |
クリエイターPC WA7J-F223/ZB | 169,800円 | Core i7-13700K | UHD 770 | 750W | 8GBx2 | 1TB(M.2 SSD) |
クリエイターPC WA9J-F222/ZB | 194,800円 | Core i9-12900K | UHD 770 | 750W | 8GBx2 | 1TB(M.2 SSD) |
STORM TSシリーズ


インテル
製品名 | 価格 | CPU | GPU | 電源容量 | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|---|
コンパクトPC TS-I5400MT8B | 69,980円 | Core i5-11400 | UHD630 | 650W | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
コンパクトPC TS-I5400MT8R | 69,980円 | Core i5-11400 | UHD630 | 650W | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
コンパクトPC TS-I5400MT8S | 69,980円 | Core i5-11400 | UHD630 | 650W | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
コンパクトPC TS-I7700MT8B | 89,980円 | Core i7-11700 | UHD750 | 650W | 16GB×1 | 1TB(M.2 SSD) |
コンパクトPC TS-I7700MT8R | 89,980円 | Core i7-11700 | UHD750 | 650W | 16GB×1 | 1TB(M.2 SSD) |
コンパクトPC TS-I7700MT8S | 89,980円 | Core i7-11700 | UHD750 | 650W | 16GB×1 | 1TB(M.2 SSD) |



TSUKUMOのグラボなしBTOパソコンの多くのモデルは、電源容量が多いのが特徴です。ミドルクラスのビデオカードを後付けする場合、電源のカスタマイズは必要なくなるので予算を浮かせます。
パソコン工房
デスクトップパソコン | ビジネスパソコン | ゲーミングPC | ||
---|---|---|---|---|
ミニタワー M-Class | コンパクト C-Class | ミニタワー M-Class | LEVEL∞ M-Class | |
PCケース外観 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
外形寸法(幅×奥行×高さ) | 175(W)x387(D)x360(H)mm | 224(W)x357(D)x273(H)mm | 190(W)x415(D)x357(H)mm | 206(W)x432(D)x411(H)mm |
「デスクトップパソコン ミニタワー M-Class」の採用しているPCケースのサイズは、175(W)x387(D)x360(H)mmとミニタワーとして標準的なサイズ感です。
質感にこだわったマットブラックを基調としています。フロントインターフェースは開閉式にしたベイカバー内部に格納されています。
「デスクトップパソコン コンパクト C-Class 」の採用しているPCケースのサイズは、224(W)x357(D)x273(H)mmと高さが抑えられたコンパクトなサイズ感です。
過度な装飾のない、洗練されたフラットデザインを採用しています。コンパクトサイズでありながら、最長320㎜までのグラフィックスカードの増設も可能です。
左サイドパネルと天面は強化ガラスパネル、底面はアクリルと透明なパーツを各所に配置しているのも大きな特徴です。
「ビジネスパソコン ミニタワー M-Class」の採用しているPCケースのサイズは、190(W)x415(D)x357(H)mmとミニタワーとして標準的なサイズ感です。
フロントインターフェースはフロントパネルに配置されているので利用しやすいです。また、フロントパネル全体がメッシュになっており、エアフローも良好そうです。
「ゲーミングPC LEVEL∞ M-Class」の採用しているPCケースのサイズは、206(W)x432(D)x411(H)mmとミニタワーとしては少し大柄なサイズ感です。
深みのあるマットブラックを採用し、サイドのレッドラインが調和したゲーミングPCらしい外観をしています。LEVEL∞はゲーミングPCのブランドなので、PCケースもゲーム性能に特化して設計されています。
トップとリアに最大3基の12cmファンを搭載可能、フロントの水冷ラジエーターは最大240mm対応、最長300mmまでのグラフィックスカードの増設も可能です。



各CPUの8GB×1、8GB×2の最安モデルに絞って紹介します。
デスクトップパソコン ミニタワー M-Class


インテル
製品名 | 価格 | CPU | GPU | 電源容量 | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|---|
iiyama STYLE-M06M-131-UHX | 74,800円 | Core i3-13100 | UHD 730 | 350W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama STYLE-M06M-124-UH3X | 66,800円 | Core i5-12400 | UHD 730 | 350W(BRONZE) | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama STYLE-M06M-124-UHX | 73,800円 | Core i5-12400 | UHD 730 | 350W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama STYLE-M06M-134-UHX-L | 81,800円 | Core i5-13400 | UHD 730 | 350W(BRONZE) | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama STYLE-M06M-134-UHX | 86,700円 | Core i5-13400 | UHD 730 | 350W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama STYLE-M06M-137-UH1X | 111,800円 | Core i7-13700 | UHD 770 | 350W(BRONZE) | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama STYLE-M06M-137-UHX | 114,800円 | Core i7-13700 | UHD 770 | 350W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama STYLE-M06M-129-UHX | 139,800円 | Core i9-12900 | UHD 770 | 350W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama STYLE-M06M-139-UHX | 149,800円 | Core i9-13900 | UHD 770 | 350W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
AMD
製品名 | 価格 | CPU | GPU | 電源容量 | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|---|
iiyama STYLE-M0P5-R43G-EZX | 69,800円 | Ryzen 3 4300G | Radeon Graphics | 350W(BRONZE) | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama STYLE-M0P5-R43G-EZ1X | 74,800円 | Ryzen 3 4300G | Radeon Graphics | 350W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama STYLE-M0P5-R55G-EZX | 77,800円 | Ryzen 5 5600G | Radeon Graphics | 350W(BRONZE) | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama STYLE-M0P5-R75G-EZ1X | 84,800円 | Ryzen 7 5700G | Radeon Graphics | 350W(BRONZE) | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama STYLE-M0P5-R75G-EZX | 93,800円 | Ryzen 7 5700G | Radeon Graphics | 350W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
デスクトップパソコン コンパクト C-Class


インテル
製品名 | 価格 | CPU | GPU | 電源容量 | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|---|
iiyama STYLE-C066-134-UHX-L
| 94,800円 | Core i5-13400 | UHD 730 | 750W(GOLD) | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
ビジネスパソコン ミニタワー M-Class


インテル
製品名 | 価格 | CPU | GPU | 電源容量 | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|---|
iiyama SOLUTION-M06M-131-UHX-L | 67,800円 | Core i3-13100 | UHD 730 | 350W(BRONZE) | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama SOLUTION-M06M-131-UHX | 73,800円 | Core i3-13100 | UHD 730 | 350W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama SOLUTION-M06M-124-UHX-L | 68,800円 | Core i5-12400 | UHD 730 | 350W(BRONZE) | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama SOLUTION-M06M-124-UHX | 72,800円 | Core i5-12400 | UHD 730 | 350W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama SOLUTION-M07M-134-UHX | 90,800円 | Core i5-13400 | UHD 730 | 500W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama SOLUTION-M06M-137-UHX-L | 110,800円 | Core i7-13700 | UHD 770 | 350W(BRONZE) | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama SOLUTION-M06M-137-UHX | 113,800円 | Core i7-13700 | UHD 770 | 350W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama SOLUTION-M06M-129-UHX | 123,800円 | Core i9-12900 | UHD 770 | 350W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama SOLUTION-M07M-LC139-UHX | 153,800円 | Core i9-13900 | UHD 770 | 500W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
AMD
製品名 | 価格 | CPU | GPU | 電源容量 | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|---|
iiyama SOLUTION-M0P5-R43G-EZX | 68,800円 | Ryzen 3 4300G | Radeon Graphics | 350W(BRONZE) | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama SOLUTION-M0P5-R43G-EZ1X | 73,800円 | Ryzen 3 4300G | Radeon Graphics | 350W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama SOLUTION-M0P5-R55G-EZX | 76,800円 | Ryzen 5 5600G | Radeon Graphics | 350W(BRONZE) | 8GB×1 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama SOLUTION-M0P5-R75G-EZX | 92,800円 | Ryzen 7 5700G | Radeon Graphics | 350W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
ゲーミングPC ミニタワー M-Class


AMD
製品名 | 価格 | CPU | GPU | 電源容量 | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|---|
iiyama LEVEL-M7P5-R43G-EZX | 75,700円 | Ryzen 3 4300G | Radeon Graphics | 350W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama LEVEL-M7P5-R55G-EZ1X | 81,800円 | Ryzen 5 5600G | Radeon Graphics | 500W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
iiyama LEVEL-M7P5-R75G-EZ1X
| 91,800円 | Ryzen 7 5700G | Radeon Graphics | 500W(BRONZE) | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |



パソコン工房のグラボなしBTOパソコンの多くのモデルは、電源容量が350Wと少ないのが特徴です。ビデオカードを後付けする場合、電源のカスタマイズを忘れずにしましょう。
パソコンショップSEVEN
パソコンショップSEVENのグラボなしBTOパソコンのラインナップは、全BTOショップの中でも随一といえます。
ラインナップだけでなく、カスタマイズ性の高さも魅力的です。他のBTOショップでは電源の容量はカスタマイズできても、電源の種類そのものはカスタマイズできません。また、PCケースも基本的に決まったものから変更はできません。
それに対して、パソコンショップSEVENの場合、電源そのものの変更はもちろん、PCケースも自由に変更できます。
このカスタマイズ性の高さによって、自分好みのグラボなしBTOパソコンを購入することができます。



各CPUの8GB×2の最安モデルに絞って紹介します。またパソコンショップSEVENは頻繁にセールをやっているので、価格が変わっている可能性があります。
おすすめモデルをピックアップ
インテル
製品名 | 価格 | CPU | GPU | 電源容量 | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|---|
SR-icl-3060A/S7/W11/LW | 87,780円 | Celeron G6900 | UHD 710 | 500W | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
SR-ii3-3260A/S7/W11 | 109,780円 | Core i3-13100 | UHD 730 | 500W | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
SR-ii5-7760A/S7/W11/LW | 131,780円 | Core i5-13400 | UHD 730 | 500W | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
SR-ii7-7060H/S7/W11/LW | 160,380円 | Core i7-13700 | UHD 770 | 500W | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
SR-ii7-7560F/S7/W11/LW | 173,580円 | Core i7-13700K | UHD 770 | 650W | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
SR-ii9-9460A/S9/W11/LW | 206,580円 | Core i9-13900 | UHD 770 | 500W | 8GB×2 | 1TB(M.2 SSD) |
SR-ii9-9360T/S9/W11/LW | 246,180円 | Core i9-13900K | UHD 770 | 650W | 8GB×2 | 1TB(M.2 SSD) |
AMD
新製品 | 価格 | CPU | GPU | 電源容量 | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|---|
SR-ar5-5460A/S7/W11 | 127,380円 | Ryzen 5 7600 | Radeon Graphics | 500W | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
SR-ar7-8060A/S7/W11 | 149,380円 | Ryzen 7 7700 | Radeon Graphics | 500W | 8GB×2 | 500GB(M.2 SSD) |
グラボなしBTOパソコンおすすめモデル3選
TSUKUMO コンパクトPC TS-I5400MT8S
あとからビデオカードを搭載して、小型のゲーミングパソコンを構築したい方にピッタリのモデルです。
採用しているJONSBO T8はMini-ITXサイズのPCケースで、上部におかもちがついているアルミニウム筐体を採用しています。
WIFI機能がついているMini-ITXマザー、650WのGOLD電源採用と、各パーツのグレードも高いです。
CPUのCore i5-11400はインテル第11世代のCore i5ですが、今でも普通に通用する性能を持っています。RTX 3060くらいのミドルクラスのビデオカードとの相性も良好です。
カスタマイズ不可能、搭載可能VGA長が210mmと制限が厳しい点がデメリットですが、RTX 3060あたりのグラボには、210mm以下の短尺モデルもあるので、そういうモデルを選べばケース内に収めることも十分可能です。
電源容量が650Wなので、RTX 3060くらいまでのGPUであれば問題ありません。
現在、このモデルは頻繁にセール対象となっているので、コスパが良い小型のゲーミングパソコンを構築したいというのであればおすすめできます。
ただし、メモリは8GBなので、できればメモリだけ買い足してあとで自分つけてもいいかもしれません。メモリは今現在非常に安いので金銭的な負担もそこまでありません。


TSUKUMO AeroStream RM5A-A222BN/CP1
CPUのRyzen 5 5600G(6コア12スレッド)の内蔵GPUのRadeon Graphicsは、デスクトップ向け内蔵GPUとしては、最強クラスの「Vegaアーキテクチャー」を採用しています。
Ryzen 5 5600G単体で、解像度が720pであれば大抵のゲームはもちろん、軽いゲームであれば1080pでもプレーできるポテンシャルがあります。
性能不足を感じても、CPU性能も悪くないので、あとからビデオカードを付け足すことも可能です。汎用性の高さも魅力的です。
このモデルは、Ryzen 5 5600G搭載モデルとしては最安に近いです。ただし、即納品なので、一切カスタマイズできませんので、その点は注意が必要です。
またメモリも8GBなので、メモリだけあとで買い足してもいいかもしれません。


パソコン工房 iiyama STYLE-M06M-124-UHX
CPUのCore i5-12400はインテル第12世代のCore i5の最廉価グレードに位置するCPUです。最廉価といっても、6コア12スレッドで、シングル性能は高いです。
RTX 3060などのミドルクラス帯のビデオカードとの組み合わせを考えた場合、最良のCPUの一つです。
ただし、このモデルの標準の電源容量は350Wと少ないので、ビデオカードを後付けするのであれば、カスタマイズで容量を増やしておくことをおすすめします。


まとめ
今回はグラボなしのBTOパソコンについて解説しました。グラボの価格は毎年のように高騰しつづけています。
もし予算が厳しいのであれば、中古の旧世代グラボで当面の間しのぐのも悪くない選択だと思います。
グラボなしのBTOパソコンの選択肢は非常に少ないので選ぶのが大変ですが、今回の記事を参考にして自分に合ったものを探してみてはいかがでしょうか?