予算10万円以上15万円以下のゲーミングPCは各社コスパに優れているモデルと位置付けているため、比較的豊富なラインナップとなっています。
性能も10万円以下のゲーミングPCとは違って、重量級のフルHD解像度のゲームも快適にプレーできるので、性能面でも安心です。
今回の記事では、予算10万円以上15万円以下のゲーミングPCのおすすめモデルを紹介します。
予算10万円以上15万円以下のゲーミングPCの特徴
![予算10万円以上15万円以下のゲーミングPCの特徴](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/04/NVIDIA-RTX-4060-1.jpg)
予算10万円以上15万円以下のゲーミングPCは必然的に、エントリークラスのGPU搭載モデルに分類されます。
GPUは、RTX 4060、RTX 4060 Ti、RX 6600 XTあたりが想定されます。
![RTX 4060の全10ゲームの平均fps](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/04/RTX4060-game-average-fps-1.jpg)
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検証環境
![検証環境](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/02/MUGEN6-BLACK-EDITION-Verification-environment-1024x577.jpg)
検証環境 | |
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CPU | インテル 「Core i5-14600KF」 |
CPUグリス | ARCTIC 「MX-4」 |
ビデオカード | Palit「GeForce RTX 4060 StormX V1 8GB」 MSI 「GeForce RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK 8G OC」 |
マザーボード | GIGABYTE「B760 AORUS ELITE」 |
メモリ | Kingston 「FURY Renegade DDR5 RGB メモリ(型番:KF580C38RSAK2-32)」(16GB×2) (DDR5-4800に設定) |
SSD | Kingston「NV2 SSD 2TB」 Western Digital「WD_BLACK SN770 NVMe 1TB」 Western Digital「WD Blue SN580 NVMe SSD 1TB」 |
電源ユニット | Corsair「RM750e」 |
PCケース | XPG「VALOR AIR JP2」 |
OS | Windows 11 Home 64bit版 |
代表して、RTX 4060のゲーム性能を紹介します。一般的にRTX 4060は、フルHD解像度向けのGPUです。ゲーム性能は旧世代のRTX 3060とRTX 3060 Tiの丁度中間に位置します。
ただし、RTX 4060はフレーム生成のDLSS FGに対応しています。DLSS+DLSS FGの合わせ技により、RTX 3060 Ti以上のゲーム性能を発揮します。
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/04/RTX-4060-gaming-pc-300x158.jpg)
予算10万円以上15万円以下のおすすめゲーミングPC
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2023/02/cropped-illust9_01-150x150.png)
2024年6月22日(土)に更新しました。
MD4655
![MDL_LI74070S](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/Versa-H17.webp)
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スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 5 5500 |
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 16GB(8GB x2) |
ストレージ | 500GB M.2 NVMe SSD |
M.2スロット | 不明(空きスロット0) |
マザーボード | A520 (Micro ATX) |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
価格 | 118,600円+送料0円 |
MDL.makeの「MD4655
「Ryzen 5500」は6コア12スレッドのZEN3世代のCPUです。APUのRyzen 5 5600Gから内蔵GPUをなくしたバージョンと言える存在です。
そのため、L3キャッシュの量が少ないというデメリットはありますが、RTX 4060あたりのビデオカードと組み合わせであれば、性能不足を感じることはほとんどありません。
ストレージは500Bモデルを搭載。ゲームを複数インストールする予定であれば、不安のあるストレージ容量です。できれば、最低でも1TBへの増設をおすすめします。
1TBへの増設は+7,000円で可能です。
マザーボードは特に記載されていませんが、A520チップセット搭載のMicro ATXサイズのマザーボードを採用。M.2スロットの空きスロットは0なので増設は不可能です。
メモリはDDR4-3200の16GB(8GB×2)を搭載しています。
![S100 TG](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/S100TG.webp)
![S100 TG](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/S100TG.webp)
PCケースは、特に記載されていませんが、製品写真を見る限り、「Versa H17」、ガラスケースは「S100 TG」を採用していると思われます。ガラスケースは+3,000円で変更可能です。
標準ケースの寸法は幅(W):約205mm x 高さ(H):約400mm x 奥行(D):約423mmです。
ガラスケースの寸法は幅(W):約220mm x 高さ(H):約411mm x 奥行(D):約441mmです。
メリット | デメリット |
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コスパは優秀 PCケースを選べる | 標準のストレージ容量が500GB M.2 NVMe SSDの増設はできない L3キャッシュの量が少ないのでゲーム性能が若干低い |
AeroStream RM5A-B238/B
![](https://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/common/img/case/aero_minitower_ex-01t-m_270x250.png)
![](https://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/common/img/case/aero_minitower_ex-01t-m_270x250.png)
スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 5 5500 |
GPU | RX 6600 XT |
メモリ | 16GB (8GB x2) |
ストレージ | 500B M.2 Gen 4 NVMe SSD |
M.2スロット | 1個(空きスロット0) |
マザーボード | ASUS PRIME A520M-E (MicroATX) |
電源 | 550W 80PLUS BRONZE |
価格 | 119,800円+送料2,200円 |
TSUKUMOの「AeroStream RM5A-B238/B
「Ryzen 5500」は6コア12スレッドのZEN3世代のCPUです。APUのRyzen 5 5600Gから内蔵GPUをなくしたバージョンと言える存在です。
そのため、L3キャッシュの量が少ないというデメリットはありますが、RX 6600 XTあたりのビデオカードと組み合わせであれば、性能不足を感じることはほとんどありません。
もちろん、CPU性能はそこまで高くないので、動画編集のソフトウェアエンコードなど、クリエイティブ性能は少し弱いです。
ストレージはGen3接続のNVMe SSDの500GBモデルを搭載。できれば1TBへの増設をおすすめします。
マザーボードはMicroATXサイズの「ASUS PRIME A520M-E」を採用。M.2スロットは1基あり、空きスロットは0なので、SSDの増設は不可能です。
メモリはDDR4-3200の16GB(8GB×2)を搭載しています。
PCケースはエアフローを重視したAeroStream専用オリジナルケースを採用しています。
ケースの寸法は約180mm(幅)x約358mm(高さ)x約406mm(奥行)です。
PCパーツの高騰化で、ゲーミングPCの価格は高くなっています。
そんな状況の中で、RTX 3060並みの性能を持つ、RX 6600 XT搭載モデルが12万円以下で購入できるこのモデルは、予算に限りがある人にとって、魅力的に映るかと思います。
メリット | デメリット |
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コスパは優秀 | クリエイティブ性能は少し弱い ストレージは500GB M.2 NVMe SSDの増設はできない LEDやガラスパネルは採用されておらず、地味なデザイン |
MDL_T5746
![MDL_LI74070S](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/Versa-H17.webp)
![MDL_LI74070S](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/Versa-H17.webp)
スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 7 5700X |
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 16GB(8GB x2) |
ストレージ | 500GB M.2 NVMe SSD |
M.2スロット | 1基(空きスロット0) |
マザーボード | A520 (Micro ATX) |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
価格 | 129,300円+送料0円 |
MDL.makeの「MDL_T5746
「Ryzen 5 5700X」は8コア16スレッドのZEN3世代のCPUで、性能は十分高く、RTX 4060あたりのビデオカードとの組み合わせであれば、極端な性能不足を感じることはほとんどないです。
ストレージは500Bモデルを搭載。ゲームを複数インストールする予定であれば、不安のあるストレージ容量です。できれば、最低でも1TBへの増設をおすすめします。
1TBへの増設は+7,000円で可能です。
マザーボードは特に記載されていませんが、A520チップセット搭載のMicro ATXサイズのマザーボードを採用。M.2スロットは1基のみです。空きスロットは0なので増設は不可能です。
メモリはDDR4-3200の16GB(8GB×2)を搭載しています。
![S100 TG](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/S100TG.webp)
![S100 TG](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/S100TG.webp)
PCケースは、特に記載されていませんが、製品写真を見る限り、「Versa H17」、ガラスケースは「S100 TG」を採用していると思われます。ガラスケースは+3,000円で変更可能です。
標準ケースの寸法は幅(W):約205mm x 高さ(H):約400mm x 奥行(D):約423mmです。
ガラスケースの寸法は幅(W):約220mm x 高さ(H):約411mm x 奥行(D):約441mmです。
メリット | デメリット |
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コスパは優秀 PCケースを選べる | 標準のストレージ容量が500GB M.2 NVMe SSDの増設はできない |
AeroStream RM7A-E223/B
![](https://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/common/img/case/aero_minitower_ex-01t-m_270x250.png)
![](https://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/common/img/case/aero_minitower_ex-01t-m_270x250.png)
スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 7 5700X |
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 32GB (16GB x2) |
ストレージ | 1TB M.2 Gen 4 NVMe SSD |
M.2スロット | 1基(空きスロット0) |
マザーボード | ASUS PRIME A520M-E (MicroATX) |
電源 | 550W 80PLUS BRONZE |
価格 | 149,800円+送料2,200円 |
TSUKUMOの「AeroStream RM7A-E223/B
Ryzen5 5700Xは8コア16スレッドのZEN3世代のCPUです。マルチ性能だけでなく、シングル性能も十分高く、RTX 4060との相性は良好です。
ストレージはGen3接続の「KIOXIA EXCERIA G2」の1TBモデルを搭載。
マザーボードはMicroATXサイズの「ASUS PRIME A520M-E」を採用。M.2スロットは1基ありますが、空きスロットは0です。M.2 SSDの増設は不可能です。
メモリはDDR4-3200の16GB(8GB×2)を搭載しています。
PCケースはエアフローを重視したAeroStream専用オリジナルケースを採用しています。
ケースの寸法は約180mm(幅)x約358mm(高さ)x約406mm(奥行)です。
メリット | デメリット |
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コスパは優秀 メモリ容量は32GBと大容量 | M.2 NVMe SSDの増設はできない |
G-GEAR GA5A-D230BN/CP1
![](https://cdn.tsukumo.co.jp/image/item/0406657351012_1.jpg)
![](https://cdn.tsukumo.co.jp/image/item/0406657351012_1.jpg)
スペック | |
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CPU | Ryzen 5 5600X |
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 16GB (8GB x2) |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
M.2スロット | 2基(空きスロット1) |
マザーボード | MSI B550-A PRO(ATX) |
電源 | 500W 80PLUS BRONZE |
価格 | 139,980円+送料0円 |
TSUKUMOの「G-GEAR GA5A-D230BN/CP1
Ryzen5 5600Xは6コア12スレッドのZEN3世代のCPUです。マルチ性能だけでなく、シングル性能も十分高く、RTX 4060との組み合わせであれば、性能不足を感じることはほとんどないです。
ただ、CPU性能はそこまで高くないので、動画編集のソフトウェアエンコードなど、クリエイティブ性能は少し弱いです。
ストレージはGen4接続の「Seagate FireCuda520 ZP1000GV3A012」の1TBモデルを搭載。
マザーボードはATXサイズの「MSI B550-A PRO」を採用。M.2スロットは2基あり、空きスロットは1基です。M.2 NVMe SSDの増設が可能です。
メモリはDDR4-3200の16GB(8GB×2)を搭載しています。
電源は500W 80PLUS BRONZEのCWT製のものを採用。
PCケースはG-GEAR ミドルタワーケースを採用。フロントはメッシュデザインが採用されており、エアフローを重視しています。ケースの寸法は幅(W):約190mm x 高さ(H):約435mm x 奥行(D):約475mmです。
即納モデルなので送料は無料ですぐに出荷されます。ただし、カスタマイズは一切できないのでその点は注意が必要です。
メリット | デメリット |
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コスパは優秀 ストレージは「Seagate FireCuda520 」を搭載 M.2 NVMe SSDの増設が可能 即納モデル | カスタマイズができない |
MD46T55
![MDL_57KP](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/Versa-H17.webp)
![MDL_57KP](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/Versa-H17.webp)
スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 5 5500 |
GPU | RTX 4060 Ti |
メモリ | 16GB(8GB x2) |
ストレージ | 500GB M.2 NVMe SSD |
M.2スロット | 不明(空きスロット0) |
マザーボード | A520 (Micro ATX) |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
価格 | 142,800円+送料0円 |
MDL.makeの「MD46T55
Ryzen 5 5500は6コア12スレッドのZEN3世代のCPUです。
Ryzen 5 5600Gがベースなので、L3キャッシュが少な目でゲーム性能が弱いです。そのため、RTX 4060 Tiとの組み合わせでは若干の不安があります。
ストレージは500Bモデルを搭載。ゲームを複数インストールする予定であれば、不安のあるストレージ容量です。できれば、最低でも1TBへの増設をおすすめします。
1TBへの増設は+7,000円で可能です。
マザーボードは特に記載されていませんが、A520チップセット搭載のMicro ATXサイズのマザーボードを採用。M.2スロットの空きスロットは0なので増設は不可能です。
メモリはDDR4-3200の16GB(8GB×2)を搭載しています。
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/S100TG.webp)
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/S100TG.webp)
PCケースは、特に記載されていませんが、製品写真を見る限り、「Versa H17」、ガラスケースは「S100 TG」を採用していると思われます。ガラスケースは+3,000円で変更可能です。
標準ケースの寸法は幅(W):約205mm x 高さ(H):約400mm x 奥行(D):約423mmです。
ガラスケースの寸法は幅(W):約220mm x 高さ(H):約411mm x 奥行(D):約441mmです。
メリット | デメリット |
---|---|
コスパは優秀 PCケースを選べる | 標準のストレージ容量が500GB M.2 NVMe SSDの増設はできない CPUのL3キャッシュの量が少ないので、ゲーム性能は若干弱い |
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2023/02/cropped-illust9_01-150x150.png)
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2023/02/cropped-illust9_01-150x150.png)
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2023/02/cropped-illust9_01-150x150.png)
最もおすすめなのは「MD4655」です。ストレージが500GB、CPUがRyzen 5 5500というマイナス要素はありますが、RTX 4060搭載で、11万円以下という価格は破格の安さです。似たような価格帯だとほぼRyzen 5 4500搭載なので、それを選ぶ位であれば、こちらのモデルをおすすめします。
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2022/06/gaming-pc-1.jpg)
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2022/06/gaming-pc-1.jpg)
まとめ
今回、10万円以上15万円以下という縛りでゲーミングPCを探しましたが、やはりラインナップは多い印象です。
フルHD解像度でゲームプレーするのなら、これくらいの価格帯からゲーミングPCを探せば、満足いくと思います。
価格の割に性能が高い、いわゆるコスパの高いゲーミングPCが多いので、まずはこの価格帯からゲーミングPCを探すのがおすすめです。