予算15万円以上20万円以下のゲーミングPCはWQHD解像度でのプレーを余裕でこなせる性能を持っています。
昨今、WQHDモニターなどの高解像度のPCモニターも安価になっているため、高解像度でゲームをプレーしたい方も増えています。
そのため、BTO各社、その需要を満たすために、比較的豊富なラインナップを揃えています。
今回の記事では、予算15万円以上20万円以下のゲーミングPCのおすすめモデルを紹介します。
予算15万円以上20万円以下のゲーミングPCの特徴
![予算15万円以上20万円以下のゲーミングPCの特徴](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/04/PNY-GeForce-RTX-4070-Super-12GB-VERTO-OC.jpg)
予算15万円以上20万円以下のゲーミングPCは必然的に、アッパーミドルクラスのGPU搭載モデルに分類されます。
GPUは、RTX 4070 SUPER、RTX 4070、RTX 4060 Tiあたりが想定されます。
![RTX4070 SUPERの全10ゲームの平均fps](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/04/RTX-4070-SUPER-game-average-fps.jpg)
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検証環境
![検証環境](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/02/MUGEN6-BLACK-EDITION-Verification-environment-1024x577.jpg)
検証環境 | |
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CPU | インテル 「Core i5-14600KF」 |
CPUグリス | ARCTIC 「MX-4」 |
ビデオカード | MSI 「GeForce RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK 8G OC」 |
マザーボード | GIGABYTE「B760 AORUS ELITE」 |
メモリ | Kingston 「FURY Renegade DDR5 RGB メモリ(型番:KF580C38RSAK2-32)」(16GB×2) (DDR5-4800に設定) |
SSD | Kingston「NV2 SSD 2TB」 Western Digital「WD_BLACK SN770 NVMe 1TB」 Western Digital「WD Blue SN580 NVMe SSD 1TB」 |
電源ユニット | Corsair「RM750e」 |
PCケース | XPG「VALOR AIR JP2」 |
OS | Windows 11 Home 64bit版 |
一般的にRTX 4060 Tiは、フルHD解像度向け、RTX 4070、RTX 4070 SUPERはWQHD解像度向けとなっています。とはいえ、この3つのGPUはフレーム生成のDLSS FGに対応しており、DLSS+DLSS FGの合わせ技で大幅にfpsを伸ばすことが可能です。
ゲームにもよりますが、DLSS+DLSS FGを有効時、RTX 4060 TiはWQHD解像度、RTX 4070、RTX 4070 SUPERは4K解像度のプレーも十分可能です。
予算15万円以上20万円以下のおすすめゲーミングPC
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2023/02/cropped-illust9_01-150x150.png)
2024年6月22日(土)に更新しました。
FRGKB550/WS611/NTK
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/118888-Jun4.jpg)
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/118888-Jun4.jpg)
スペック | |
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CPU | Ryzen 7 5700X |
GPU | RTX 4060 Ti |
メモリ | 32GB (16GB x2) |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
M.2スロット | 1基(空きスロット0) |
マザーボード | ASRock B550M-HDV (Micro ATX) |
電源 | 600W 80PLUS BRONZE |
価格 | 159,980円+送料0円 |
FRONTIERの「
「Ryzen 5 5700X」は8コア16スレッドのZEN3世代のCPUで、ミドルクラス帯の性能を有しています。RTX 4060 Tiとの相性は比較的良好です。
ストレージは1TBモデルを搭載。複数のゲームをインストールできる余裕があります。
メモリは大容量のDDR4-3200の32GB(16GB×2)を搭載しています。
![ASRock B550M-HDV](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/asrock_b550m-hdv.png)
![ASRock B550M-HDV](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/asrock_b550m-hdv.png)
マザーボードはMicro ATXサイズの「ASRock B550M-HDV」を採用。M.2スロットは1基しかないので、M.2 NVMe SSDを増設することはできません。
![容量30Lのコンパクトサイズに高いエアフロー性能を誇るミニタワー型](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/case_gk_03-1.webp)
![容量30Lのコンパクトサイズに高いエアフロー性能を誇るミニタワー型](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/case_gk_03-1.webp)
PCケースは、容量30Lのコンパクトサイズに高いエアフロー性能を誇るミニタワー型です。
小型ですが、垂直エアフロー構造で効率的なエアフローを実現しています。さらにツールレスでサイドパネルを取り外せるので、メンテナンスも楽です。
ケースの寸法は幅(W):約210mm x 高さ(H):約457mm x 奥行(D):約465mmです。
メリット | デメリット |
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コスパは優秀 小型 大容量メモリ(32GB)を搭載 PCケースの色(黒色or白色)を選べる AMD RYZENトートバッグが特典として付属 | M.2 NVMe SSDの増設はできない |
G-GEAR GA7A-D230BN/CP1
![](https://cdn.tsukumo.co.jp/image/item/0406655583019_1.jpg)
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スペック | |
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CPU | Ryzen 7 5700X |
GPU | RTX 4060 Ti |
メモリ | 16GB (8GB x2) |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
M.2スロット | 2基(空きスロット1) |
マザーボード | MSI B550-A PRO(ATX) |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
価格 | 159,980円+送料0円 |
TSUKUMOの「G-GEAR GA7A-D230BN/CP1
Ryzen 7 5700Xは8コア16スレッドのZEN3世代のCPUです。マルチ性能だけでなく、シングル性能も十分高く、RTX 4060 Tiとの組み合わせであれば、性能不足を感じることはほとんどないです。
ただ、CPU性能はそこまで高くないので、動画編集のソフトウェアエンコードなど、クリエイティブ性能は少し弱いです。
ストレージはGen4接続の「Solidigm P41 Plus 」の1TBモデルを搭載。読込最大 4125MB/s、書込最大 2950MB/sのミドルクラス帯のSSDです。
マザーボードはATXサイズの「MSI B550-A PRO」を採用。M.2スロットは2基あり、空きスロットは1基です。M.2 NVMe SSDの増設が可能です。
メモリはDDR4-3200の16GB(8GB×2)を搭載しています。
電源は750W 80PLUS GOLDのCWT製のものを採用。
PCケースはG-GEAR ミドルタワーケースを採用。フロントはメッシュデザインが採用されており、エアフローを重視しています。ケースの寸法は幅(W):約190mm x 高さ(H):約435mm x 奥行(D):約475mmです。
即納モデルなので送料は無料ですぐに出荷されます。ただし、カスタマイズは一切できないのでその点は注意が必要です。
メリット | デメリット |
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コスパは優秀 M.2 NVMe SSDの増設が可能 即納モデル | カスタマイズができない |
G-GEAR GC5J-D231B/R/CP1
![](https://cdn.tsukumo.co.jp/image/item/0406656065019_1.jpg)
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スペック | |
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CPU | Core i5-13400F |
GPU | RTX 4060 Ti |
メモリ | 16GB (8GB x2) |
ストレージ | 1TB M.2 Gen 4 NVMe SSD |
M.2スロット | 2基(空きスロット1) |
マザーボード | MSI PRO B660-A DDR4 (ATX) |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
価格 | 179,800円+送料0円 |
TSUKUMOの「G-GEAR GC5J-D231B/R/CP1
「Core i5-13400F」は10コア16スレッドのインテル第13世代のCPUで、性能は十分高く、RTX 4060 Tiあたりのビデオカードとの組み合わせであれば、極端な性能不足を感じることはほとんどないです。
ただ、CPU性能はそこまで高くないので、動画編集のソフトウェアエンコードなど、クリエイティブ性能は少し弱いです。
ストレージはGen4接続のCrucial製NVMe SSDの1TBモデルを搭載。
マザーボードは拡張性がそこそこ高い、ATXサイズの「MSI PRO B660-A DDR4」を採用。M.2スロットは2基あり、空きスロットは1基あるので、SSDの増設も可能です。
メモリはDDR4-3200の16GB(8GB×2)を搭載しています。
PCケースはG-GEAR ATXミドルタワーゲーミングケース (サイドガラスパネル/MG/Type-C)を採用。サイドパネルはガラスとなっており、内部のPCパーツを楽しむことができます。
ケースの寸法は幅(W):約200mm x 高さ(H):約460mm x 奥行(D):約450mmです。
即納モデルなので送料は無料ですぐに出荷されます。ただし、カスタマイズは一切できないのでその点は注意が必要です。
メリット | デメリット |
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コスパは優秀 M.2 NVMe SSDの増設が可能 GOLD認証の電源を搭載 即納モデル | カスタマイズができない |
【DFMコラボモデル】OMEN by HP 25L Gaming Desktop GT15-1777jp パフォーマンスモデル (豪華コラボ特典付き)
![OMEN 25L](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/OMEN-25L.jpg)
![OMEN 25L](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/OMEN-25L.jpg)
スペック | |
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CPU | Core i7-13700F |
GPU | RTX 4070 |
メモリ | 16GB (8GB x2) |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
M.2スロット | 2基(空きスロット1基) |
マザーボード | H770 |
電源 | 800W 80PLUS GOLD |
価格 | 168,300円+送料0円 |
HPの「【DFMコラボモデル】OMEN by HP 25L Gaming Desktop GT15-1777jp パフォーマンスモデル (豪華コラボ特典付き)
Core i7-13700Fはインテル第13世代のCore i7です。Pコア8、Eコア8の16コア24スレッドという強力なマルチスレッド性能があり、さらにシングル性能も高いです。
RTX 4070の性能を引き出すことができます。
もちろん、CPU性能が高いので、動画編集のソフトウェアエンコードなど、クリエイティブ性能も高いです。
ストレージはGen 4接続のWD_Blackの1TBモデルを搭載。読み込み速度は約7,000Mb/sと、PCI-Express4.0×4の限界近くの性能を発揮しています。
![M.2スロットは2基](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/OMEN-25L-SSD-SLOT.jpg)
![M.2スロットは2基](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/OMEN-25L-SSD-SLOT.jpg)
マザーボードは特に記載されていませんが、H770チップセット搭載のマザーボードを採用。
M.2スロットは2基あり、空きスロットは1基のみです。NVMe SSDの増設が可能です。増設用スロットもGen 4×4に対応しています。
ただし、拡張スロットはグラボ用の1基のみです。例えば、キャプチャボードを使う際、外付け用の物を使う必要があります。
メモリはDDR5-5200の16GB(8GB×2)を搭載しています。ARGBに対応しているので光ります。
電源は80PLUS GOLDの800W電源を採用。Wi-Fi 6E+ Bluetooth 5の無線機能に対応しています。
![ライティングに対応](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/OMEN25L-lighting.jpg)
![ライティングに対応](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/OMEN25L-lighting.jpg)
![幅が狭い](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/OMEN25L-slim.jpg)
![幅が狭い](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/OMEN25L-slim.jpg)
PCケースはブラックを基調としたシンプルなデザインを採用しています。金属製のフレームを採用しており、質感は高いです。
サイドパネルはガラスなので、内部のPCパーツを見て楽しむことができます。正面のロゴ、CPUクーラー、メモリはARGBライティングに対応しており、ソフトウェア上で光らせ方を変えることができます。
ケースの寸法は約165mm(幅)x約448mm(高さ)x約396mm(奥行)です。幅が165mmなので非常にスリムです。狭いスペースに置きやすいのは魅力的です。
![サイドパネルは背面のボタンを押すだけで簡単に外せる](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/OMEN-25L-side-panel-removed.jpg)
![サイドパネルは背面のボタンを押すだけで簡単に外せる](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/OMEN-25L-side-panel-removed.jpg)
サイドパネルは背面のボタンを押すだけで簡単に外せます。しかもロック機構つきです。メンテナンス性は良好です。
メリット | デメリット |
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コスパは非常に優秀 ARGBライティングに対応 Wi-Fi 6E+Bluetooth 5に対応 クリエイティブ性能は高い ガラスパネルを採用したPCケース DDR5-5200のメモリを採用 M.2 NVMe SSDの増設が可能 PCケースの幅がスリム 背面のボタンを押せば簡単にサイドパネルが外せる 読み込み速度約7,000Mb/sに達するM.2 NVMe SSD 1TBを搭載 | ストレージの増設など、基本的なカスタマイズはできない 拡張スロットはグラボ用の1基のみ |
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/OMEN25L-lighting-300x169.jpg)
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/OMEN25L-lighting-300x169.jpg)
FRGKB550/WS604/NTK
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/06/GK-A3-Black-White.jpg)
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/06/GK-A3-Black-White.jpg)
スペック | |
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CPU | Ryzen 7 5700X |
GPU | RTX 4070 Super |
メモリ | 16GB (8GB x2) |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
M.2スロット | 1個(空きスロット0) |
マザーボード | ASRock B550M-HDV (Micro ATX) |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
価格 | 209,800円+送料0円 |
FRONTIERの「
「Ryzen 5 5700X」は8コア16スレッドのZEN3世代のCPUで性能は十分高いのですが、RTX 4070 SUPERとの組み合わせではさすがに力不足なところはあります。
特にフルHD解像度では、例えば、Core i7-14700F×RTX 4070 Superの組み合わせのモデルと比べると、フレームレートは伸びづらいです。
ストレージは1TBモデルを搭載。複数のゲームをインストールできる余裕があります。
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/asrock_b550m-hdv.png)
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/asrock_b550m-hdv.png)
マザーボードはMicro ATXサイズの「ASRock B550M-HDV」を採用。
M.2スロットは1基しかないので、M.2 NVMe SSDを増設することはできません。ただし、SATAポートは4基あるので、ストレージ自体の増設は可能です。
メモリは大容量ののDDR4-3200の16GB(8GB×2)を搭載しています。
![容量30Lのコンパクトサイズに高いエアフロー性能を誇るミニタワー型](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/case_gk_03-1.webp)
![容量30Lのコンパクトサイズに高いエアフロー性能を誇るミニタワー型](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/05/case_gk_03-1.webp)
PCケースは、容量30Lのコンパクトサイズに高いエアフロー性能を誇るミニタワー型です。
小型ですが、垂直エアフロー構造で効率的なエアフローを実現しています。さらにツールレスでサイドパネルを取り外せるので、メンテナンスも楽です。
ケースの寸法は幅(W):約210mm x 高さ(H):約457mm x 奥行(D):約465mmです。
欠点もありますが、RTX 4070 SUPER搭載モデルとしては破格の20万円以下という価格はやはり魅力的です。
メリット | デメリット |
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コスパは優秀 小型のPCケースを採用 大PCケースの色(黒 or 白)を選べる 特典としてAMDトートバックが付属 | M.2 NVMe SSDの増設はできない RTX 4070 SUPERとの組み合わせではRyzen 7 5700Xは若干力不足 |
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2023/02/cropped-illust9_01-150x150.png)
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2023/02/cropped-illust9_01-150x150.png)
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2023/02/cropped-illust9_01-150x150.png)
最もおすすめなのは「【DFMコラボモデル】OMEN by HP 25L Gaming Desktop GT15-1777jp パフォーマンスモデル (豪華コラボ特典付き) 」です。RTX 4070×Core i7-13700Fという組み合わせで16万円代は正直破格の安さです。
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2022/06/gaming-pc-1.jpg)
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2022/06/gaming-pc-1.jpg)
まとめ
今回、15万円以上20万円以下という縛りでゲーミングPCを探しましたが、BTO各社力を入れており、ラインナップは比較的充実している印象です。
WQHD解像度でゲームプレーするのなら、これくらいの価格帯からゲーミングPCを探せば、満足いく結果が得られると思います。