近年、各PCパーツの価格が高騰していることもあり、ゲーミングPCの価格も高騰気味です。
そのため、予算10万円以下のゲーミングPCを探すのは昔に比べるとハードルが高いです。
ただ、根気よく探せば、予算10万円以下のゲーミングPCを見つけることも可能です。
今回の記事では、予算10万円以下のゲーミングPCのおすすめモデルを紹介します。
予算10万円以下のゲーミングPCの特徴
![予算10万円以下のゲーミングPCの特徴](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/04/GTX1650.jpg)
予算10万円以下のゲーミングPCは必然的に、エントリーモデルに分類されます。
搭載されているGPUは、GTX 1650、GTX 1660 SUPER、RTX 3050(6GB)、RX 6400、RX 6500など、いわゆるエントリークラスのものになります。
![GTX 1660 SUPER、GTX 1650の平均fps](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/04/GTX1660super-GTX1650-average-fps.jpg)
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検証環境
![検証環境](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/02/MUGEN6-BLACK-EDITION-Verification-environment-1024x577.jpg)
検証環境 | |
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CPU | インテル 「Core i5-14600KF」 |
CPUグリス | ARCTIC 「MX-4」 |
ビデオカード | Gainward 「GeForce GTX 1660 SUPER Pegasus」 Palit「GeForce RTX 3050 StormX OC」 |
マザーボード | GIGABYTE「B760 AORUS ELITE」 |
メモリ | Kingston 「FURY Renegade DDR5 RGB メモリ(型番:KF580C38RSAK2-32)」(16GB×2) (DDR5-4800に設定) |
SSD | Kingston「NV2 SSD 2TB」 Western Digital「WD_BLACK SN770 NVMe 1TB」 Western Digital「WD Blue SN580 NVMe SSD 1TB」 |
電源ユニット | Corsair「RM750e」 |
PCケース | XPG「VALOR AIR JP2」 |
OS | Windows 11 Home 64bit版 |
代表して、GTX 1650とGTX 1660 SUPERを使用して、フルHD解像度、最高設定の各ゲームの平均fpsをまとめたのが上記の表です。
GTX 1660 SUPERであれば、重量級は厳しいですが、中量級のゲームであれば十分フルHD解像度、平均60fpsでプレー可能です。設定を下げれば、重量級のゲームもプレー可能です。
GTX 1650は負荷の重いゲームはフレームレートが伸びづらいです。ただし、負荷の軽い軽量級のゲームであれば、フルHD解像度、平均60fpsでプレー可能です。
ただ、この価格帯のGPUはVRAM容量が少ないです。GTX 1660 SUPERは6GB、GTX 1650は4GBしかありません。昨今、フルHD解像度でもVRAM消費量が6GBを超えるゲームがあります。
そのため、Forza Horizon 5のようにVRAM消費量が激しいゲームだとパフォーマンスは発揮できない可能性が高くなります。
このように予算10万円以下のゲーミングPCは設定を下げたりといった一工夫が強いられます。
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/04/GTX-1660-super-gaming-pc-300x158.jpg)
予算10万円以下のおすすめゲーミングPC
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2023/02/cropped-illust9_01-150x150.png)
2024年6月22日(土)に更新しました。
AeroStream RM3A-A238/B
![](https://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/common/img/case/aero_minitower_ex-01t-m_270x250.png)
![](https://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/common/img/case/aero_minitower_ex-01t-m_270x250.png)
スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 3 4100 |
GPU | RX 6500 XT |
メモリ | 16GB (8GB x2) |
ストレージ | 500GB M.2 Gen 4 NVMe SSD |
M.2スロット | 1個(空きスロット0) |
マザーボード | ASUS PRIME A520M-E (MicroATX) |
電源 | 550W 80PLUS BRONZE |
価格 | 89,800円+送料2,200円 |
TSUKUMOの「AeroStream RM3A-A238/B
「Ryzen 3 4100」は4コア8スレッドのZEN2世代のCPUです。正直、CPU単体としての性能は高くないです。ただ、組み合わせるGPUがRX 6500 XTなので、組み合わせとしては悪くないです。
もちろん、CPU性能はそこまで高くないので、動画編集のソフトウェアエンコードなど、クリエイティブ性能も弱いです。
ストレージはGen3接続のNVMe SSDの500GBモデルを搭載。できれば1TBへの増設をおすすめします。
マザーボードはMicroATXサイズの「ASUS PRIME A520M-E」を採用。M.2スロットは1基あり、空きスロットは0なので、SSDの増設は不可能です。
メモリはDDR4-3200の16GB(8GB×2)を搭載しています。
PCケースはエアフローを重視したAeroStream専用オリジナルケースを採用しています。
ケースの寸法は約180mm(幅)x約358mm(高さ)x約406mm(奥行)です。
PCパーツの高騰化で、ゲーミングPCの価格は高くなっています。そんな状況の中で、9万円以下で購入できるこのモデルは、予算に限りがある人にとって、魅力的に映るかと思います。
メリット | デメリット |
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コスパは優秀 | クリエイティブ性能は弱い ストレージは500GB M.2 NVMe SSDの増設はできない LEDやガラスパネルは採用されておらず、地味なデザイン |
コンパクトタワーPC TS-I7700GTX66TIMIJ
![](https://cdn.tsukumo.co.jp/image/item/4562128132248_1.jpg)
![](https://cdn.tsukumo.co.jp/image/item/4562128132248_1.jpg)
スペック | |
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CPU | Core i7-11700 |
GPU | GTX 1660 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500B M.2 Gen 4 NVMe SSD |
M.2スロット | 2基(空きスロット1) |
マザーボード | MSI MPG B560I GAMING EDGE WIFI (Mini-ITX) |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
価格 | 94,980円+送料0円 |
TSUKUMOの「コンパクトタワーPC TS-I7700GTX66TIMIJ
「Core i7 11700」は8コア16スレッドのインテル第11世代のCPUで、性能はそこまで高くありませんが、GTX 1660 Tiくらいとのビデオカードとの組み合わせであれば性能不足を感じることはないです。
もちろん、CPU性能はそこまで高くないので、動画編集のソフトウェアエンコードなど、クリエイティブ性能は少し弱いです。
ストレージはNVMe SSDの500GBモデルを搭載。ゲームを複数インストールする予定であれば、不安のあるストレージ容量です。
このモデルはカスタマイズできないので、容量不足であれば、SATAのSSDを増設するか、外部ストレージを使う必要があります。
マザーボードはMini-ITXサイズの「MSI MPG B560I GAMING EDGE WIFI」を採用。M.2スロットは2基あり、空きスロットは1なので、SSDの増設は可能です。
メモリはDDR4-3200の16GB(16GB×1)を搭載しています。デュアルチャネルではなく、シングルチャネルとなっています。
電源は80PLUS GOLDの750Wという大容量です。将来的により上位のビデオカードに変更した際も対応できます。
PCケースは、JONSPLUS i100 Proを採用しています。小型でありながら、水冷式CPUクーラーを取り付け可能など、ハイエンド構成が可能です。材質はアルミなので高級感もあります。
また、MINI-ITXケースでありながら、360mm簡易水冷や長さ373mmまでのビデオカードに対応と拡張性も高いです。
ケースの寸法は約194mm(幅)x約307mm(高さ)x約435mm(奥行)です。
メリット | デメリット |
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質感の高いPCケース 小型 M.2 NVMe SSDの増設はできる 電源の容量は750Wと大容量 小型ケースでありながら拡張性が高い | ストレージ容量は500GB メモリがシングルチャネル構成 |
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2023/02/cropped-illust9_01-150x150.png)
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2023/02/cropped-illust9_01-150x150.png)
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2023/02/cropped-illust9_01-150x150.png)
最もおすすめなのは「コンパクトタワーPC TS-I7700GTX66TIMIJ」です。GTX 1660 Tiを搭載しているので、10万円以下という価格帯の中では断トツのゲーム性能を発揮します。
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2022/06/gaming-pc-1.jpg)
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2022/06/gaming-pc-1.jpg)
まとめ
今回、10万円という縛りでゲーミングPCを探しましたが、記録的な円安もあって、数は正直少ないです。
選択肢を増やしたいのなら、もう少し予算を出して10万円~15万円くらいから探してみることをおすすめします。
![](https://mogalabo.com/wp-content/uploads/2024/04/10manyen-15manyen-gaming-pc-300x158.jpg)
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