【2024年8月更新】ゲーミングPC最新セール情報

Ryzen 7 7800X3Dをレビュー!搭載ゲーミングPCも紹介【2024年8月】

Ryzen 7 7800X3D

Ryzen 7 7800X3Dは2023年4月に発売されたAMDのデスクトップ向けCPUです。

Zen 4アーキテクチャと3D V-Cacheテクノロジーを採用し、96MBという大容量のL3キャッシュを搭載している、8コア16スレッドのCPUです。

今回の記事ではRyzen 7 7800X3Dのゲーミング性能とクリエイティブ性能を検証し、Ryzen 7 7800X3Dを搭載した、おすすめゲーミングPCを紹介します。

目次

Ryzen 7 7800X3Dとは

CPUアーキテクチャーZEN4
 コア/スレッド8/16
ベースクロック4.2GHz
ブーストクロック5GHz
L2キャッシュ8MB
L3キャッシュ96MB
TDP120W
内蔵グラフィックRadeon Graphics
対応ソケットAM5
参考価格56,900円~※2024年7月現在

Ryzen 7 7800X3Dは、ZEN4アーキテクチャーを採用したCPUです。

何よりも特徴的なのが、3D V-Cacheテクノロジーを採用している点です。これによって、コアの上に巨大な3次キャッシュを積層することが可能になりました。

前世代のZEN3のRyzen 7 5800X3Dも同じく3D V-Cacheテクノロジーを採用しているため、これをZEN4ベースにしたのが、Ryzen 7 7800X3Dと言えます。

正直、この3D V-Cacheテクノロジー、ゲーム以外の用途では全く役に立ちません。

ただ、この大容量のL3キャッシュによって、ゲームに限って言えば、フレームレートを大幅に向上させ、ハイエンド帯のGPUのポテンシャルを引き出すことが可能になります。

なお、最上位モデルにRyzen 7 5800X3Dよりコア数が多いRyzen 9 7950X3Dがありますが、3D V-Cacheテクノロジーが使えるコアはどちらのCPUも8基のみです。

Ryzen 9 7950X3Dの場合、CCD(チップレット※CPUコアの塊)が2基あり、ゲームによって、3D V-Cacheテクノロジーのないコアに割り当てられるため、ゲームパフォーマンスが落ちる可能性があります。

その点、Ryzen 7 7800X3DはCCDが1基しかないため、ゲームパフォーマンスが落ちる心配はありません。

どんなゲームでもゲームパフォーマンスを引き出せる、Ryzen 7 7800X3DのほうがRyzen 9 7950X3Dより優秀だと言われるのがそれが理由です。

なお、競合はインテルのCore i7-14700が考えられますが、Ryzen 7 7800X3Dのほうがゲーム性能が高く、さらに扱いやすさ、価格面などを考えると、あえて選ぶ必要性は皆無です。

実質、ライバル不在でRyzen 7 7800X3D一択と言える状況です。

Ryzen 7 7800X3Dのパッケージ
Ryzen 7 7800X3Dのパッケージは豪華

Ryzen 7 7800X3Dのパッケージです。パッケージは豪華仕様となっています。ちなみにパッケージは巨大にも関わらず、リテールクーラーは一切付属しません。

ヒートスプレッダーはAM5のCPUでおなじみの特徴的なデザイン
裏面はCPUソケットのピンと接触するための接点がびっしりと埋め込まれている

ヒートスプレッダーはAM5のCPUでおなじみの特徴的なデザインをしています。裏面はCPUソケットのピンと接触するための接点がびっしりと埋め込まれています。

Ryzen 7 7800X3DのCPU-Z

「CPU-Z」でも、L3キャッシュの容量が96MBなのを確認できます。

テスト環境

テスト環境
検証環境
CPUAMD Ryzen 7 7800X3D
GPUManli RTX 4070 Ti Super Gallardo
レビュー記事
CPUクーラーサイズ MUGEN6 Black Edtion
レビュー記事
CPUグリスEVERCOOL Thermal GS-04
マザーボードASUS PRIME A620M-K-CSM
メモリFURY Renegade DDR5 RGB メモリ(型番:KF580C38RSAK2-32)(16GB×2)
(DDR5-4800に設定)
レビュー記事
ストレージWestern Digital WD_BLACK SN770 NVMe 1TB
レビュー記事
電源ユニットCorsair RM750e
PCケース長尾製作所 SMZ-2WBT-ATX
レビュー記事
OSWindows 11 Home 64bit版

マザーボードは、A620チップセット搭載のASUS PRIME A620M-K-CSMを使用。VRAMヒートシンクすらない、廉価グレードのマザーボードですが、Ryzen 7 7800X3D自体低発熱なので、問題なく性能を引き出せます。

GPUはRTX 4070 Ti SUPERを使用。RTX 3090以上の性能を発揮するハイエンドのGPUです。

メモリは16GB×2の32GB容量のKingston FURY Renegade DDR5 RGB メモリ(型番:KF580C38RSAK2-32)を使用。DDR5-8000に対応するオーバークロックメモリですが、今回の検証ではJEDEC準拠のDDR5-4800に設定しています。

CPUクーラーは空冷のサイズ MUGEN6 Black Edtionを使用。

Ryzen 7 7800X3Dのゲーミング性能を検証

3DMark Fire Strike

3DMark Fire Strike

3D MarkのFire Strikeです。

Ryzen 7 7800X3Dは43,819というスコアを記録。

Core i5-14600KFに対して、約4.8%上回っています。

3DMark Time Spy

3DMark Time Spy

3D MarkのTime Spyです。

Ryzen 7 7800X3Dは21,159というスコアを記録。

こちらはFire Strikeと違い、Ryzen 7 7800X3Dは、Core i5-14600KFに対して、約6%下回っています。

Time Spyはコア数の多いCPUが高スコアを出しやすい傾向があります。

Core i5-14600KFは14コア20スレッドと、8コア16スレッドのRyzen 7 7800X3Dと比べて、コア数が多いので、それがそのままスコアでも表れています。

このようにコア数の多さが有利になるベンチマークでは、Ryzen 7 7800X3Dは若干スコアは伸びにくい傾向があります。

Call of Duty: Modern Warfare III

Call of Duty: Modern Warfare III

Call of Duty: Modern Warfare IIIです。グラフィックは一番負荷の重い極限に設定しています。

平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドット、2560×1440ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KF、Ryzen 5 7500F、Core i5-14400F、Core i5-12400がトップで横並びとなりました。

3,840×2,160ドットではすべてのCPUが横並びとなっています。

Cyberpunk 2077

Cyberpunk 2077

Cyberpunk 2077です。グラフィックは一番負荷の重いウルトラに設定しています。

平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KFがトップで横並びとなっています。

2560×1440ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KF、Ryzen 5 7500F、Core i5-14400F、Ryzen 7 5700X、Core i5-12400がトップで横並びとなりました。

3,840×2,160ドットではすべてのCPUが横並びとなっています。

Deus EX

Deus EX

Deus EXです。グラフィックは一番負荷の重いウルトラに設定しています。

平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドットでは、トップがRyzen 7 7800X3D、次点でCore i5-14600KFとなりました。

2560×1440ドットでは、トップがCore i5-14600KFで、次点でCore i5-14400F、Ryzen 5 7500F、Core i5-12400、Ryzen 7 7800X3Dが横並びとなっています。

3,840×2,160ドットでは、トップがRyzen 5 7500Fで、次点でRyzen 7 7800X3D、Core i5-14600KF、Ryzen 5 7500F、Core i5-14400F、Core i5-12400、Ryzen 7 5700Xが横並びとなりました。

Far Cry 6

Far Cry 6

Deus EXです。グラフィックは一番負荷の重い最高に設定しています。

平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドット、2560×1440ドットでは、トップがRyzen 7 7800X3D、次点でCore i5-14600KFとなりました。

3,840×2,160ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KF、Ryzen 5 7500F、Core i5-14400F、Core i5-12400がトップで横並びとなりました。

FINAL FANTASY XIV:黄金のレガシー

FINAL FANTASY XIV:黄金のレガシー

FINAL FANTASY XIV:黄金のレガシーです。グラフィックは一番負荷の重い最高に設定しています。

平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドット、2560×1440ドットでは、トップがRyzen 7 7800X3D、次点でCore i5-14600KFとなりました。

3,840×2,160ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KF、Ryzen 5 7500F、Core i5-14400F、Core i5-12400、Ryzen 7 5700Xがトップで横並びとなりました。

Fortnite

Fortnite

Fortniteです。グラフィックは一番負荷の重い最高に設定しています。

平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドット、2560×1440ドットでは、トップがRyzen 7 7800X3D、次点でCore i5-14600KFとなりました。

3,840×2,160ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KFがトップで横並びとなりました。

Ghost of Tsushima

Ghost of Tsushima

Ghost of Tsushimaです。グラフィックは一番負荷の重い最高に設定しています。

平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドットでは、トップがCore i5-14600KF、次点でRyzen 7 7800X3Dとなりました。

2560×1440ドットでは、Core i5-12400、Core i5-14600KF、Ryzen 7 7800X3D、Ryzen 5 7500Fがトップで横並びとなりました。

3,840×2,160ドットでは、Core i5-12400、Core i5-14600KF、Ryzen 7 7800X3D、Ryzen 5 7500Fがトップで横並びとなりました。

Tom Clancy’s Rainbow Six Extraction

Tom Clancy's Rainbow Six Extraction

Tom Clancy’s Rainbow Six Extractionです。グラフィックは一番負荷の重い最高に設定しています。

平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドットでは、トップがCore i5-14600KF、Ryzen 7 7800X3D、Ryzen 5 7500F、Ryzen 7 5700Xがトップで横並びとなりました。

2560×1440ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KF、Ryzen 5 7500F、Core i5-14400F、Core i5-12400、Ryzen 7 5700Xがトップで横並びとなりました。

3,840×2,160ドットでは、すべてのCPUが横並びとなりました。

Assassin’s Creed Mirage

Assassin's Creed Mirage

Assassin’s Creed Mirageです。グラフィックは一番負荷の重い最高に設定しています。

平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドットでは、トップがCore i5-14600KF、次点でRyzen 7 7800X3Dとなりました。

2560×1440ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KFがトップで横並びとなりました。

3,840×2,160ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KF、Ryzen 5 7500F、Core i5-14400F、Core i5-12400、Ryzen 7 5700Xがトップで横並びとなりました。

Watch Dogs: Legion

Watch Dogs: Legion

Assassin’s Creed Mirageです。グラフィックは一番負荷の重い最大に設定しています。

平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドットでは、トップがRyzen 7 7800X3D、次点でCore i5-14600KFとなりました。

2560×1440ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KFがトップで横並びとなりました。

3,840×2,160ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KF、Ryzen 5 7500F、Core i5-14400F、Core i5-12400、Ryzen 7 5700Xがトップで横並びとなりました。

全10ゲームの平均fps

全10ゲームの平均fps

全10ゲームの平均fpsを各解像度ごとにまとめました。

Ryzen 7 7800X3Dは、フルHD解像度ではCore i5-14600Kに対して約7%上回っています。逆にWQHD解像度、4K解像度では差がほとんどありません。

GPU負荷が高くなればなるほど、CPUによる差が生まれにくい状況となっているからです。

モガ

3D V-Cacheテクノロジーが効くゲームタイトルにおいては、Ryzen 7 7800X3Dの平均fpsは凄まじく向上します。例えば、フルHD解像度のFortniteでは、Core i5-14600KFに対して、約21%平均fpsが向上しています。

Ryzen 7 7800X3Dのクリエイティブ性能を検証

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23マルチ

CPUの3DCGレンダリング性能を測定するCinebench R23です。

マルチコアにおいて、Ryzen 7 7800X3Dは18,114というスコアを記録。

Core i5-14600KFに対して、約24%下回っています。14コア20スレッドあるCore i5-14600KFとの差はやはり大きいです。

一方、同じ8コア16スレッドのRyzen 7 5700Xに対しては、約28%上回っています。

CINEBENCH R23シングル

シングルスコアにおいて、Ryzen 7 7800X3Dは1,783というスコアを記録。

Core i5-14400F、Ryzen 5 7500Fとほぼ横並びです。一方、Core i5-14600KFに対して、約14%下回っています。

Crossmark

Crossmark

クリエイティブ性能を測定するCrossmarkです。

Ryzen 7 7800X3Dは1,783という総合評点を記録。

インテル製CPUが有利なテストなので、Ryzen 7 7800X3Dのスコアはあまり伸びず、Core i5-12400より低い結果でした。

Blender Benchmark

Blender Benchmark

3DCGソフトの「Blender」ベースのレンダリングベンチマーク「Blender Benchmark」です。

Ryzen 7 7800X3Dは266というスコアを記録。

Core i5-14600KFに対して、約12%下回っています。一方、Ryzen 7 5700X、Core i5-14400F、Ryzen 5 7500Fに対して、約30%上回っています。

x264 FHD Benchmark

x264 FHD Benchmark

H.264形式のフルHD動画のエンコード性能を測定する、「x264 FHD Benchmark」です。fpsが高いほど、エンコード処理性能が高いことを意味します。

Ryzen 7 7800X3Dは80fpsを記録。

Core i5-14600KFに対して、約26%下回っています。一方、Core i5-14400F、Ryzen 5 7500Fに対しては約9%上回っています。

モガ

コア数が少ないこともあり、Ryzen 7 7800X3Dのクリティブ性能はあまり高くないと思っていましたが、シングル性能が良好なこともあって、意外と健闘している印象です。

Ryzen 7 7800X3Dの消費電力

Ryzen 7 7800X3Dの消費電力を確認します。

アイドル時は起動直後10分放置した最低値を、高負荷時は「Cinebench R23:10 minutes」、「FINAL FANTASY XIV:黄金のレガシー」のベンチマーク実行時の最高値を採用し、計測ソフトの「HWiNFO」で情報を取得します。

Ryzen 7 7800X3Dの消費電力

TDPは120Wですが、高負荷時では最大80Wまでしか上がりません。ゲーム中でも最大60Wと、省電力性能は非常に優秀です。

Ryzen 7 7800X3DのCPU温度とCPUクロック

最後に空冷CPUクーラーのサイズ MUGEN6 Black Edtionを使用して、CPU温度とCPUクロックを確認します。

ストレステストにはこちらも「Cinebench R23:10 minutes」を使用し、計測ソフトの「HWiNFO」で情報を取得します。

Ryzen 7 7800X3DのCPU温度とCPUクロック

CPU温度はおおむね80℃弱、CPUクロックは約4,800MHzでほぼフラットに推移しています。空冷CPUクーラーでも冷却性能は不足していません。わざわざ簡易水冷CPUクーラーを別途用意する必要はなさそうです。

Ryzen 7 7800X3Dの強みと弱み

強み弱み
最強クラスのゲーム性能
省電力性能が高い
空冷CPUクーラーでも冷却可能
コスパが高い
A620など安価なマザーボードでも運用可能
クリエイティブ性能はそこそこ優秀
3D V-Cacheテクノロジーが効きづらいゲームタイトルではゲーム性能は伸びづらい
3D V-Cacheテクノロジーはゲーム以外の用途では役に立たない
リテールクーラーが付属しない

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Ryzen 7 7800X3D搭載おすすめゲーミングPC

モガ

2024年8月12日(月)に更新しました。

FRGKA620/WS806

スペック
CPURyzen 7 7800X3D
GPURTX 4070 SUPER
CPUクーラー空冷CPUクーラー
Deepcool AK400 R-AK400-BKNNMN-G-1
メモリ32GB (16GB x2)
DDR5-5600
ストレージ1TB
M.2 NVMe SSD
M.2スロット不明
マザーボードA620チップセット(Micro ATX)
ネットワーク有線:1Gbps LAN
無線:なし
電源750W
80PLUS GOLD
ケース寸法幅(W):約210mm x 高さ(H):約457mm x 奥行(D):約465mm
保証1年
納期12日
価格254,800円+送料0円

FRONTIERの「FRGKA620/WS806」はRyzen 7 7800X3D×RTX 4070 SUPERのゲーミングPCです。

「Ryzen 7 7800X3D」は8コア16スレッドのCPUで、最大の特徴がL3キャッシュを96MBも搭載している点です。

L3キャッシュの量はゲームパフォーマンスに影響を与えるので、その量が豊富な「Ryzen 7 7800X3D」であれば、RTX 4070 SUPERの性能を最大限に引き出せます。まさにゲーム性能最強格のCPUの一つといえます。

Ryzen 7 7800X3Dのゲーム性能は以下のページにて検証しています↓。

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マザーボードはA620チップセットのMicro ATXサイズのものを採用。仕様は不明なので、M.2スロットの空きは不明です。

ストレージは1TBモデルを搭載。複数のゲームをインストールできる余裕があります。

メモリは大容量のDDR5-5600の32GB(16GB×2)を搭載しています。

容量30Lのコンパクトサイズに高いエアフロー性能を誇るミニタワー型

PCケースは、容量30Lのコンパクトサイズに高いエアフロー性能を誇るミニタワー型です。

小型ですが、垂直エアフロー構造で効率的なエアフローを実現しています。さらにツールレスでサイドパネルを取り外せるので、メンテナンスも楽です。

ケースの寸法は幅(W):約210mm x 高さ(H):約457mm x 奥行(D):約465mmです。

FRGKA620/WS725のポイント
メリットデメリット
コスパは優秀
ケースは小型
大容量メモリ(32GB)を搭載
PCケースの色(黒色or白色)を選べる
ゲーム性能最強格のCPUを採用
マザーボードの仕様は不明

NEXTGEAR JG-A7G7S

スペック
CPURyzen 7 7800X3D
GPURTX 4070 Super
CPUクーラー水冷CPUクーラー (240mmラジエーター)
メモリ16GB (8GB x2)
DDR5-5200
ストレージ1TB
M.2 NVMe SSD(NVMe Gen4×4)
M.2スロット1基(空きスロット0)
マザーボードA620チップセット
ネットワーク有線:1Gbps LAN
電源750W
80PLUS BRONZE
ケース寸法幅(W):約220mm x 高さ(H):約390mm x 奥行(D):約411mm
保証3年
納期9日前後
価格279,800円+送料0円

マウスコンピューターの「NEXTGEAR JG-A7G7S」はRyzen 7 7800X3D×RTX 4070 SuperのゲーミングPCです。

「Ryzen 7 7800X3D」は8コア16スレッドのCPUで、最大の特徴がL3キャッシュを96MBも搭載している点です。

L3キャッシュの量はゲームパフォーマンスに影響を与えるので、その量が豊富な「Ryzen 7 7800X3D」であれば、RTX 4070 SUPERの性能を最大限に引き出せます。まさにゲーム性能最強格のCPUの一つといえます。

Ryzen 7 7800X3Dのゲーム性能は以下のページにて検証しています↓。

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ストレージは1TBモデルを搭載。複数のゲームをインストールできる余裕があります。

マザーボードはM-ATXサイズのA620チップセットのものを採用。M.2スロットは1基しかかく、増設は不可能です。

メモリは大容量のDDR5-5200の16GB(8GB×2)を搭載しています。

ネットワークは有線の1Gbps LANを搭載。

PCケースはフロントに大きなクロスを形どった、個性的なデザインが特徴的なPCケースを採用しています。ガラスパネルのサイドパネルを採用していため、PC内部を見ることができます。カスタマイズでLEDファンを選ぶことができます。

ケースの寸法は幅(W):約220mm x 高さ(H):約390mm x 奥行(D):約411mmです。

3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート付きと保証・サポートは充実しています。

NEXTGEAR JG-A7G7Sのポイント
メリットデメリット
コスパは優秀
ゲーム性能最強格のCPUを搭載
保証・サポートが充実
M.2 NVMe SSDの増設は不可能

FRGHLB650/WS730

スペック
CPURyzen 7 7800X3D
GPURTX 4070 Ti Super
CPUクーラー120 mm空冷CPUクーラー
Deepcool AK400 R-AK400-BKNNMN-G-1
メモリ32GB (16GB x2)
DDR5-5600
ストレージ2TB
M.2 NVMe SSD
M.2スロット3基(空きスロット2)
マザーボードB650チップセット
ASRock B650 Pro RS (ATX)
ネットワーク有線:2.5Gbps LAN
無線:なし
電源850W
80PLUS GOLD
ケース寸法幅(W):約230mm x 高さ(H):約500mm x 奥行(D):約465mm
保証1年
納期12日
価格304,800円+送料0円

FRONTIERの「FRGHLB650/WS730」はRyzen 7 7800X3D×RTX 4070 Ti SuperのゲーミングPCです。

「Ryzen 7 7800X3D」は8コア16スレッドのCPUで、最大の特徴がL3キャッシュを96MBも搭載している点です。

L3キャッシュの量はゲームパフォーマンスに影響を与えるので、その量が豊富な「Ryzen 7 7800X3D」であれば、RTX 4070 SUPERの性能を最大限に引き出せます。まさにゲーム性能最強格のCPUの一つといえます。

Ryzen 7 7800X3Dのゲーム性能は以下のページにて検証しています↓。

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ストレージは1TBモデルを搭載。複数のゲームをインストールできる余裕があります。

マザーボードはATXサイズの「ASRock B650 Pro RS」を採用。

M.2スロットは3基あり、2基増設できるので、拡張性は優秀です。

メモリは大容量のDDR5-5600の32GB(16GB×2)を搭載しています。

ネットワークは2.5Gbps LANを搭載。一般的な1Gbps LANと比較して、高速なだけでなく、レイテンシも低減します。

高い冷却性能と拡張性を誇る、GHLシリーズのPCケースを採用しています。左サイドの強化ガラスパネルを採用し、4基の光るケースファンとケース側面に施したRGB-LEDラインの装飾を楽しむことができます。

ケースは白と黒の2色から選ぶことができます。

FRGHLB650/WS730のポイント
メリットデメリット
コスパは優秀
ゲーム性能最強格のCPUを搭載
M.2 NVMe SSDの増設が可能
2.5Gbps LANを搭載
ライティングを楽しめるPCケースを採用
PCケースの色(黒 or 白)を選べる
特典としてAMDトートバックが付属
納期が10日以上かかる

まとめ

Ryzen 7 7800X3Dを実際検証してみたところ、やはりゲーム性能は最強クラスだと改めて実感しました。

Fortniteなど、3D V-Cacheテクノロジーが効きやすいゲームタイトルであれば、爆発的にfpsが伸びます。

今回の検証ではGPU依存度が高い最高設定でゲームをプレーしましたが、グラフィック設定を下げた場合、さらにfpsは伸びると思います。

省電力性能も高く、さらにCPU温度も低いので、扱いやすさも抜群です。

ゲーム目的では、例えばCore i7-14700などの競合となりうる、インテルのCPUをあえて選ぶ必要性はないと感じました。

ハイエンド級のグラボを使用するのであれば、Ryzen 7 7800X3D一択と言っていいでしょう。

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