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Sound Blaster Play! 4をレビュー。マイクのノイズ除去もできる超コスパUSBDAC。

sound blaster play 4

テレワークの機会が増え、マイク音質を向上させたいと考えてる人は意外と多いのかもしれません。

ただ専用のマイク、例えば、コンデンサマイクは高額で、購入に二の足を踏んでいる人もいるのではないでしょうか?

「もっと安価にマイク音質を向上させる方法はないのか?」

とお考えの方に今回、おススメしたいのがUSBDACのSound Blaster Play! 4です。Sound Blaster Play! 4であれば、比較的低コストでマイク音質の向上が実現できるからです。

今回はSound Blaster Play! 4の機能面、主にマイク音質に焦点を当てて、レビューしたいと思います。

モガ

本記事はメーカー様から商品を提供してただき作成しています。

目次

Sound Blaster Play! 4 とは?

Sound Blaster Play! 4はUSBDACで、2017年に発売されたSound Blaster Play! 3の後継モデルです。2021年2月に発売されました。

昨今の新型コロナウイルスの影響で、日本含め、世界的にテレワークをする人が増えています。

テレワークでは会話が必然的にオンラインコミュニケーションになるので、マイク音質が重要になってきます。

Sound Blaster Play! 4はこうした事情を踏まえ、安価にマイク音質の改善ができるUSBDACとして発売されました。

Sound Blaster Play! 4の特徴を簡単にまとめると以下の3点になります。

・よりスマートなボイスコミュニケーションが行えるフィンガーサイズのハイレゾ対応USB DAC

・Play! 4とお手持ちのヘッドセット、Windows用Creativeアプリのスマートコミュニケーションキットで、ビデオ会議の通話品質を劇的に改善、発言時だけマイクが有効になる機能や、自分側&相手側 双方のノイズを低減する機能で、オンラインコミュニケーションの音声を改善するUSB DAC

・Windows PC/Macでは 110dB 最大 24bit/192kHz 再生のハイレゾ DACとして、モード切替でPS5・PS4やNintendo Switchでも利用可能なゲーミングDACとしても

https://jp.creative.com/corporate/pressroom?id=13692

Sound Blaster Play! 4とSound Blaster Play! 3の違いについて

Sound Blaster Play! 4では、Sound Blaster Play! 3になかった、マイク音質を向上させるための機能が実装されています。

具体的にはSmartComms Kitです。この機能を使うことで、マイク音質の大幅な改善が期待できます。

Sound Blaster Play! 4にはこの機能が実装されていますが、Sound Blaster Play! 3には実装されていません。

マイク音質の向上も目的としているなら、Sound Blaster Play! 3ではなく、Sound Blaster Play! 4をおススメします。

Sound Blaster Play! 3とSound Blaster Play! 4の違いを下記にまとめます。

Play! 4 Play! 3
USB接続USB-C
専用USB C-A 変換アダプター
USB-A
ソフトウェアWindows PC向けCreative アプリ/スマート コミュニケーション キットWindows PC/Mac向け
Sound Blaster コントロール パネル
内蔵EQあり
バス ブースト/ダイナミック
なし
マイク ミュート ボタンありなし
接続端子3.5mm ヘッドセット/ヘッドホン端子3.5mm ヘッドセット/ヘッドホン端子
3.5mm マイク端子
オーディオ再生品質最大24bit/192kHz
110dB
最大24bit/96kHz
93dB
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Sound Blaster Play! 4の製品仕様

外形寸法約16x138x82mm
重量約8.3g
インターフェイスUSB Type-C(USB Type-A 変換アダプター付属)
出力・モード1(Windows PC/Mac/PS5・PS4/Nintendo Switch):最大24bit/96kHz
・モード2(Windows PC/Mac):最大24bit/192kHz
入力最大24bit/96kHz
入出力端子ヘッドホン出力/ヘッドセット端子(3.5mmミニ)
コントローラー/インジケータ類・マイク ミュート/ミュート解除ボタン、マイク インジケータ
・EQボタン、EQインジケータ
電源USBバスパワー 5V

Sound Blaster Play! 4の開封、外観チェック

Sound Blaster Play! 4の開封、外観チェック
それではSound Blaster Play! 4を開封していきます。

なお今回、イヤホンのAURVANAも提供していただきました。このイヤホンはマイクもついているので、今回のマイク音質の検証で使いたいと思います。

同梱物一覧
同梱物一覧です。本体、マニュアル等が同梱されています。

各部、各機能
本体です。各機能については後ほど詳しく説明します。

USB-CからUSB-Aに変換してくれるアダプタ
USB-CからUSB-Aに変換してくれるアダプタです。

接続先にUSB Type-C端子がない場合、アダプタを使うPCにUSB Type-C端子がなくても、このアダプタを使えば問題ありません。

非常にコンパクトなサイズ
サイズは非常にコンパクトです。持ち運びも余裕です。

変換アダプタなしの重量
変換アダプタなし
変換アダプタ込みの重量
変換アダプタ込み

重量を測ったところ、変換アダプタなしで8.5g、変換アダプタ込みでもわずか12gでした。持ち運びも楽々です。

Sound Blaster Play! 4の使い方を解説

モード切替

Sound Blaster Play! 4を使うには、接続先のプラットフォームによって、モードを切り替える必要があります。モードは以下のように2種類あります。

モード1PC / Mac / ps4 /Nintendo Switch
モード2PC / Macのみ

モード2はPC / MAC用に最適化されたモードなので、この状態のままだと仮にps4 /Nintendo Switchに接続しても認識してくれません。その場合は、モード1へと切り替えます。

モードの切り替えはバスブースト / ダイナミックエコライザーボタンを2秒長押しします。LEDが青点滅(5回)だと、モード1への切り替えで、白点滅(5回)だと、モード2への切り替えになります。

ps4と接続試しにPS4とつないでみました。

Sound Blaster Play! 4を認識せず設定のオーディオ機器を確認したらSound Blaster Play! 4を認識していませんでした。おそらくモード2の状態になっているため、認識しなかったのだと思います。

Sound Blaster Play! 4を認識モード1へと切り替えたところ、Sound Blaster Play! 4を認識しました。ps4の音声もSound Blaster Play! 4につないでいたイヤホンから聞こえました。

スマートフォンと接続スマートフォンにもつないでみました。自分のスマートフォンは、USB Type-C端子なので変換アダプタなしで直接つなぎました。

音声もきちんと出力されています。スマートフォンの場合はモード1、モード2関係なく、両方のモードでも認識するみたいです。

マイクミュート

マイクミュートマイクミュートボタンを押すと、赤色に点灯し、マイクミュートがオンになります。自分のマイク音声が一瞬でオフになります。

例えば、会議中に席を外す時に使うと便利です。もう一度押すと、点灯しなくなり、マイクミュートが解除されます。

バスブースト / ダイナミックエコライザーボタン

バスブーストボタン
バスブースト / ダイナミックエコライザーボタンを1回押すごとに、LEDインジケータの色が変化します。

青色に点灯すると、バスブーストになっています。低音が強調されます。特に映画やゲームに相性が良く、迫力ある音に変化します。

ダイナミックエコライザーボタン白色に点灯すると、ダイナミックエコライザーになっています。サウンドステージとダイナミックレンジが拡張され、従来のステレオサウンド以上の空間的な音になります。

CREATIVEアプリについて

CREATIVEアプリについて

CREATIVEアプリを使えば、Sound Blaster Play! 4に備わっている機能をさらに拡張できます。

マイク音質を大幅に改善してくれる、SmartComms KitもこのCREATIVEアプリの中に含まれています。ただし、2021年2月現在、CREATIVEアプリはWINDOWS上でのみ利用可能です。

CREATIVEアプリは公式サイトからダウンロードできます。

Sound Blaster Play! 4をPCにつなぎ、CREATIVEアプリを起動すると、自動的に認識し、必要があればアップデートが始まります。

CREATIVEアプリのメニューは以下の4種類から構成されています。

  • デバイス
  • 再生
  • レコーディング
  • セッティング

デバイス

デバイスメニューは、「サウンドモード」、「Acoustic Engine」、「SmartComms Kit」、「Crystal Voice」、「ミキサー」から構成されています。

サウンドモード

サウンドモードサウンドモードでは、音の出方を変更できます。例えば、音楽を聴いている時は、ミュージックを、映画を鑑賞しているときはムービーを選ぶといった感じです。

Acoustic Engine

Acoustic Engineゲームに最適なサウンド環境を設定できます。サラウンドを設定したり、低音を強調といったことも可能です。

BATTLE FIELD 4試しにサラウンド、バスをオンにしてFPSのBATTLE FIELD 4をやってみました。

試した感想ですが、しっかりバーチャルサウンドの効果は確認できましたし、低音も強化されていました。

SmartComms Kit

SmartComms Kit
ボイスコミュニケーションの設定です。後ほど詳しく解説します。

Crystal Voice

Crystal Voiceボイスに関わる設定です。特に面白いのがVoice Morphで、自分の声を男性や女性の声に加工できます。

ミキサー

ミキサー
再生時の音量とマイク音量をそれぞれ個別に調節できます。

再生

再生
サウンドのサンプリング周波数と量子化ビット数を変更できます。

レコーディング

レコーディング
マイク音声のサンプリング周波数と量子化ビット数を変更できます。

セッティング

セッティング設定に関わる項目です。言語の変更、設定のリセット、ドライバーの更新を確認できます。

SmartComms Kitについて

Sound Blaster Play! 4の一番の目玉、SmartComms Kitはマイク音声のノイズ除去などにより、オンラインでのコミュニケーションをより円滑にしてくれる機能のことです。

主な機能は下記の3種類です。

  • VOICEDETECT
  • NOISECLEAN-OUT
  • NOISECLEAN-IN

VOICEDETECT

VOICEDETECT
自分の声を感知して、自動的にマイクのオン・オフを切り替えてくれます。

NoiseClean-out

NoiseClean-out
自分側の背景ノイズ音を除去してくれます。試しにドライヤーをかけながら、マイク音声を収録してみました。再生ボタンをクリックして、比較してみてください。

何も設定していない場合↑

NoiseClean-outを設定している場合↑

NoiseClean-in

NoiseClean-in
NoiseClean-outの時とは逆に、相手側の背景ノイズを除去してくれます。

Sound Blaster Play! 4の良かったところ

多機能

Sound Blaster Play! 4は、USBDAC機能はもちろん、マイク音声の音質向上の機能もあるため、非常に多機能です。

特にCREATIVEアプリで出来ることはとにかく多いです。映画、ゲーム、会議など、様々な用途で使えます。

コスパが高い

Amazonでの販売価格は、約3000円です。1万超えする機種が多い、USBDACの中では比較的買いやすい価格だと思います。

この価格でこれだけの多機能を実現しているのは正直驚きです。

背景ノイズ除去の効果は非常に高い

自分の背景ノイズを除去してくれる、NoiseClean-outを検証してみましたが、予想以上に効きは良いと感じました。

ドライヤーの音は相当うるさいのですが、NoiseClean-outを使うことでかなり除去できたと思います。

Sound Blaster Play! 4の悪かったところ

操作が少し複雑

Sound Blaster Play! 4の操作は少し複雑です。LEDの色で今どういうモードなのか判別しないといけないからです。もう少し直観的に操作できれば良かったです。

CREATIVEアプリが現時点ではwindowsにしか対応していない

CREATIVEアプリは大変優秀ですが、現時点ではwindowsしか対応していないです。

自分はスマートフォンで通話することが多いので、スマートフォンでもCREATIVEアプリが使いたかったです。

マイク対応は4極のみ

マイク対応は4極のみ
マイク対応が4極のみというのは少し残念でした。できれば3極にも対応してもらいたかったです。

まとめ

Sound Blaster Play! 4を簡潔に表現するのなら、「低価格で多機能」。これに尽きると思います。

この低価格でこれだけの機能が使えるとは正直思ってもみなかったです。USBDACとしてはもちろん、マイク音質向上のために使うのも良し。

まさにこれからの低価格帯のUSBDACの代表格になる商品だと思いました。

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