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ケースファンの回転数を制御して、静音化を実現する方法3選

dragon center

パソコンがうるさいと感じたら、大抵の場合、パソコンのケースファンが原因となっている場合が多いです。

ケースファンの回転数を制御し、回転数を落としてやれば、パソコンの静音化は簡単に実現できます。

今回はケースファンの回転数の制御の方法について解説します。

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ケースファンの回転数制御は静音化の第一歩

ケースファンの回転数制御は静音化の第一歩パソコンの静音化を実現する方法として、最も効果があり、しかも簡単なのがケースファンの回転数の制御です。ケースファンの回転数を落としてやれば、驚くほど、静かになるからです。

ケースファンの回転数の制御の方法は、大きく分けて以下の3種類があります。

・マザーボードメーカーから提供される専用ソフトから設定
・UEFI BIOSから設定
・ファンコントローラーから設定

実際に、以前レビューしたARGB対応のLEDファン、JUPITER AJ120を使って、回転数の制御を試してみたいと思います。

ARGB対応ファンAJ120をレビュー!ARGB非対応マザーボードで光らせる!
アドレサブルRGB対応のLEDファンである、INWINのJUPITER AJ120をアドレサブルRGB非対応マザーボードのZ370 GAMING PLUSに取り付けて、無ファンを光らせることが出来るのか、検証してみました。

方法その1 マザーボードメーカーから提供される専用ソフトから設定

マザーボード大手4社である、ASUS、MSI、ASRock、GIGABYTEはそれぞれ、ファンを制御できるユーティリティーソフトを提供しています。自分が使っているマザーボードメーカーに合わせて、ソフトを使用します。

マザーボードメーカー専用ソフト
ASUSFan Xpert 4
MSIDragon Center
ASRockA-Tuning
GIGABYTESIV

自分のPCはMSIのマザーボードを使用していますので、ファンの制御を行う際はDragon Centerを使用します。

今回はDragon Centerでのファン制御の設定方法を解説しますが、基本的にどのメーカーのソフトも作りは似ているので、十分参考になると思います。

Dragon Centerのダウンロードはこちら↓
https://www.msi.com/Landing/dragon-center-download

Dragon Centerを起動
まず、Dragon Centerを起動したら、左側のメニューからUser Scenarioを選択、そして、表示される複数のアイコンの中から、歯車アイコンのCustomizeを選択します。

後述しますが、ファンの制御はUEFIからも行えます。従って、このDragon Centerの制御を優先するために、右上にある、Software Control ModeのCPU、Fanの両方にチェックを入れます。

もし、UEFIの制御を優先する場合はこれらのチェックを外してください。

SYSファンをクリック
プロファイル設定のSYSファンをクリックしてください。

グラフが表示
左上から、ケースファンにつながっているマザーボードのSYS Fanを選択します。自分の場合、ケースファンのJUPITER AJ120をマザーボードのSYS Fan2につないでいるので、SYS Fan2を選択しています。

すると、グラフが表示されます。横軸が温度で、縦軸が風量を表しています。白の丸は、現在の温度と風量を示しています。

現在、温度が50度ちかくあり、風量は約60%ほど出ており、RPMも1400前後をいったりきたりという感じです。正直、ちょっとうるさいです。

ドロップ&ドラッグして調整
赤の丸はドロップ&ドラッグできるので、調整します。試しに40度と約55度の間だと風量0%という設定をやってみました。すると、RPMが500代まで落ち、かなり静かになりました。ちなみに風量0%にしても、ケースファンにはRPMの下限があるので、RPM0にはなりません。

方法その2 UEFI BIOSから設定

メーカーロゴ画面マザーボードのUEFIからの設定をするために、まずUEFIの画面に入る必要があります。メーカーロゴ画面が表示されたところで、F2キー若しくはDELキーを押します。自分の場合はロゴ画面が表示される前にDELキーを連打したら、確実にUEFIの画面に入れます。

今回はMSIでのUEFIでの設定方法を解説しますが、基本的にどのメーカーのUEFIも作りは似ているので、十分参考になると思います。

Hardware Monitorを選択
UEFI画面に入ったら、Hardware Monitorを選択します。

SYS Fanを選択
右上からケースファンにつながっているマザーボードのSYS Fanを選択します。自分の場合、ケースファンのJUPITER AJ120をマザーボードのSYS Fan2につないでいるので、SYS Fan2を選択しています。

左上のPMW、DCとあるのですが、どちらモードでもファンの制御はできますが、PWMのほうが分かりやすく表示されるので、PMWを選択します。

そして、Smart Fan Modeにチェックを入れます。ここにチェックを入れないとファンが全回転してしまうので注意してください。

ドラッグ&ドロップをして、調整
このグラフはDragon Centerの時と同じ意味を持っています。つまり、横軸が温度で、縦軸が風量を表しています。青い丸をドラッグ&ドロップをして、調整します。

調整が終われば、SAVEをしてUEFIを終了させます。

方法その3 ファンコントローラーから設定

ファンコントローラーは、名前の通り、ファンの回転数を制御する製品のことです。基本的に5インチベイに搭載し、ファンコントローラーについてるつまみをいじって、ファンを調整するようなタイプが多いです。(※つまみではなく、ディスプレイ操作できるものもあります。)

子のファンコントローラー、昔は割とメジャーな存在でしたが、今はUEFIやマザーボード提供のソフトからファンを制御する方が主流となっています。

そのため現在はすっかり廃れてしまった存在になってしまいました。ファンの制御をこのファンコントローラーから行うことについて、自分としてはあまりおススメはできないです。

別途購入しないといけないので、お金がかかりますし、そもそも、現在のPCケースには5インチベイは搭載されていないのも多く、搭載できないという問題も発生します。

回転数を最低まで落として静音性をチェック


ケースファン全開時の騒音は45dBAを超えていました。正直、かなり耳障りでうるさいです。


ケースファンの回転数を最低まで落として計測したところ、38dBAまで下がりました。ほぼ無音で、気にならないレベルの騒音です。このようにケースファンの回転数を落とすことは、かなりの静音につながります。

まとめ

今回はケースファンの回転数を制御して、静音化を実現する方法を解説しました。今回紹介した方法で一番やりやすいのは、マザーボードメーカーから提供される専用ソフトからの設定だと思います。

まずはこの方法から試してみて、うまくいかなかった時、UEFI BIOSから設定という方法を試してみてはいかがでしょうか?