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GTX 1660 SuperとRTX 3050を比較検証!どちらがおすすめ?

RTX3050

GTX 1660 SuperとRTX 3050は価格帯も似通っており、どちらにするか迷っている方も多いのではないでしょうか?

今回はこの2つのGPUを比較検証して、どちらがおすすめなのか結論づけたいと思います。

目次

GTX 1660 SuperとRTX 3050の仕様を比較

GTX 1660 SuperとRTX 3050の仕様は下記の通りです。

GTX 1660 SuperRTX 3050
アーキテクチャーTuringAmpere
製造プロセス12nm8nm
シェーダー数(CUDAコア数)1408基2560基
RTコア数無し20基
Tensorコア数無し80基
ROP数48基32基
テクスチャーユニット数88基80基
ベースクロック1530MHz1552MHz
ブーストクロック1785MHz1777MHz
メモリーデータレート14Gbps14Gbps
VRAM容量GDDR6 6GBGDDR6 8GB
メモリーバス幅192bit128bit
メモリ帯域336GB/s224GB/s
PCI-ExpressPCIe 3.0 x16PCIe 4.0 x8
消費電力125W130W
発売日2019年10月2022年2月
電源補助コネクター8ピン8ピン
参考価格約30,000円約36,000円

GTX 1660 SUPERはTurningアーキテクチャーに基づいて製造された12nmプロセスで製造されたGPUです。日本での発売日は2019年10月です。

一方、RTX 3050はAmpereアーキテクチャに基づいて製造された8nmプロセスで製造されたGPUです。日本での発売は2022年2月です。

つまり、この両GPUは世代もプロセスルールも全く異なるGPUということになります。

シェーダー数やバス幅もそうですが、この両GPU最大の違いは、「RTコア、Tensorコアの有無」、「VRAM容量」です。

RTX 3050はRTXシリーズに属するGPUなので、RTコア、Tensorコアを搭載しています。つまり、DLSSやリアルタイムレイトレーシングが使用可能です。

一方、GTX 1660 SuperにはRTコア、Tensorコアが搭載されていないので、DLSSやリアルタイムレイトレーシングが使用不可能です。

また、RTX 3050のVRAM容量が8GBなのに対して、GTX 1660 SUPERのVRAM容量は6GBと少し少ないです。

モガ

普通に考えて、RTX 3050のほうが格上に見えますが、そうとは言い切れないです。というのも、CUDAコア数はRTX3050のほうが上ですが、メモリバス幅やメモリ帯域などはGTX 1660 Superのほうが上だからです。

RTX 3050

GTX 1660 Super

GTX 1660 SuperとRTX 3050の性能を比較

GTX 1660 Super、RTX 3050を実際に組み込んだPCを使用して各種ベンチマークを行って、GPUの性能を比較検証していきます。

テスト環境は下記の通りです。

テスト環境
CPUCore i7-12700
(amazon / TSUKUMO)
CPUクーラーDeepCool AK400
(amazon / TSUKUMO)
CPUグリスARCTIC MX-4
(amazon / TSUKUMO)
マザーボードMSI PRO B660M-A
(amazon / TSUKUMO)
メモリCrucial CT2K16G4DFRA32A(16GB×2/3200MHz動作)
(amazon / TSUKUMO)
ビデオカードGTX 1660 Super
(amazon / TSUKUMO)
RTX 3050
(amazon / TSUKUMO)
SSDCrucial P2 1TB
(amazon / TSUKUMO)
電源ユニット750W GOLD電源
使用モデル:V750 Semi-Modular RS750-AMAAG1-JP)
OSWindows 11 Home 64bit
(amazon / TSUKUMO)
ビデオカードドライバNVIDIA 528.24

3Dベンチマーク

3DMark Time Spy

3DMark Time Spy

まずは定番3Dベンチマークの3DMarkのAPIにDirect X12を使用し、2560 × 1440の解像度でのレンダリングをおこなう重量級テスト「Time Spy」のパフォーマンスをチェックします。

総合スコア、Graphicsスコア、CPUスコアともに、誤差の範囲といえます。

3DMark Time Spy Extreme

3DMark Time Spy Extreme

APIにDirect X12を使用し、3840 × 2160(4K UHD)の解像度でのレンダリングをおこなう超重量級テスト「Time Spy Extreme」のパフォーマンスをチェックします。

総合スコア、Graphicsスコア、CPUスコアともに、誤差の範囲といえます。

3DMark Fire Strike

3DMark Fire Strike

APIにDirect X11を使用し、1920 × 1080の解像度でのレンダリングをおこなう重量級テスト「Fire Strike」のパフォーマンスをチェックします。

総合スコア、Graphicsスコア、Physicsスコア、CPUスコアともに、誤差の範囲といえます。

3DMark Fire Strike Extreme

3DMark Fire Strike Extreme

APIにDirect X11を使用し、2560 × 1440の解像度でのレンダリングをおこなう超重量級テスト「Fire Strike Extreme」のパフォーマンスをチェックします。

Physicsスコアのみ少し差がつきましたが、総合スコア、Graphicsスコア、Combinedスコアともに、誤差の範囲といえます。

3DMark Fire Strike Ultra

3DMark Fire Strike Ultra

APIにDirect X11を使用し、3840 × 2160の解像度でのレンダリングをおこなう超重量級テスト「Fire Strike Extreme」のパフォーマンスをチェックします。

Physicsスコアのみ少し差がつきましたが、総合スコア、Graphicsスコア、Combinedスコアともに、誤差の範囲といえます。

VR Mark

VR Mark

VRゲーム向けの定番ベンチマークの「VRMark」です。

テストには「Orange Room」、「Cyan Room」、「Blue Room」の3種類があります。Orange→Cyan→Blueの順に負荷が重くなります。

Orange Roomのみ少し差がつきましたが、総合スコア、Cyan Room、Blue Roomともに、誤差の範囲といえます。

PassMark PerformanceTest:GPU MARK

PassMark PerformanceTest:GPU MARK

PassMark PerformanceTestは、「CPU」「2Dグラフィックス」「3Dグラフィックス」「メモリ」「ディスク速度」の5項目のパフォーマンスが計測できるベンチマークです。

今回はCPU性能を計測できるGPU MARKのパフォーマンスをチェックします。

差はほとんどなく、誤差の範囲といえます。

Geekbench

Geekbench

Geekbenchは、Windows、Mac、Linux、iOS、Andoidといった、クロスプラットフォームで動作するベンチマークです。CPU性能も計測できますが、今回はGPU性能のみを計測します。

全体的に、RTX 3050のほうがスコアが高いです。

Blender Benchmark

Blender Benchmark

Blender Benchmarkはオープンソースの3DCGソフトの「Blender」のレンダリングパフォーマンスを計測するベンチマークです。1分間に生成されるサンプル数で結果が表示されます。

全体的に、RTX 3050のほうがスコアが高いです。またかなりの差が開きました。

V-Ray Benchmark GPU CUDA

V-Ray Benchmark GPU CUDA


V-Ray BenchmarkはChaos GroupのV-Rayレンダリングシステムを使用した、レンダリングパフォーマンスを測定できるベンチマークです。

ベンチには「V-Ray」、「V-Ray GPU CUDA」、「V-Ray GPU RTX」の3種類ありますが、今回は「V-Ray GPU CUDA」を使用します。

RTX 3050のほうがスコアが高いです。またかなりの差が開きました。

PCMark 10 Extended

PCMark 10 Extended

PCMark 10は、複数のアプリケーションをPC上で動作させてパソコン全体の性能を計測できる、総合ベンチマークです。

PCの基本性能を計測する「Essentials」、ビジネスアプリケーションの処理性能を計測する「Productivity」、ゲームの実行に関わる性能を計測する「Gaming」、コンテンツ制作に関わる性能を計測する「Digital Content Creation」の4つのテストで構成されています。

Gamingスコアのみ少し差がつきましたが、総合スコア、Essentials、Productivity、Digital Content Creationともに、誤差の範囲といえます。

モガ

各3Dベンチマークの結果を見ると、ほとんど誤差の範囲といっていいです。ただ、BlenderやV-rayなど、CUDAコア数がスコアに直結するベンチマークだと、CUDAコア数が多いRTX 3050のほうが優秀な結果を残す傾向があります。

ゲーミング性能

モガ

ゲームベンチでは基本的に最高設定、スケーリングは100%、アップスケーリングはオフにして計測しています。また、解像度は1080p(1,920×1,080)に設定しています。

FINAL FANTASY XIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク

FINAL FANTASY XIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク

ここからは実際のゲームを想定したベンチマークを行っていきます。まず、最初に実施するのは、FINAL FANTASY XIV: 暁月のフィナーレのベンチマークです。

解像度は1,920×1,080、グラフィックス設定は最高品質、高品質(デスクトップPC)、標準品質(デスクトップPC)を選択しています。

最高品質、高品質(デスクトップPC)ではほとんど差がつきませんでしたが、標準品質(デスクトップPC)では明らかにGTX 1660 Superのほうがパフォーマンスは上です。

FINAL FANTASY XV ベンチマーク

FINAL FANTASY XV ベンチマーク

FINAL FANTASY XV ベンチマークです。

解像度は1,920×1,080、グラフィックス設定は高品質、標準品質、軽量品質を選択しています。

全体的に、RTX 3050のほうがパフォーマンスは上でした。

PSO2 ニュージェネシス ベンチマーク

PSO2 ニュージェネシス ベンチマーク

PSO2 ニュージェネシス ベンチマークです。

解像度は1,920×1,080、グラフィックス設定はウルトラ設定、中設定、最低設定を選択しています。

全体的に、RTX 3050のほうがパフォーマンスは上でした。

ASSASSINS CREED VALHALLA ベンチマーク

ASSASSINS CREED VALHALLA ベンチマーク

ASSASSINS CREED VALHALLA ベンチマークです。

解像度は1,920×1,080、グラフィックス設定は最高設定、中設定、低設定を選択しています。

全体的に、RTX 3050のほうがパフォーマンスは上でした。

Cyberpunk 2077 ベンチマーク

Cyberpunk 2077 ベンチマーク

Cyberpunk 2077 ベンチマークです。

解像度は1,920×1,080、グラフィックス設定はウルトラ設定、中設定、低設定を選択しています。

全体的に、RTX 3050のほうがパフォーマンスは上でした。

Forza Horizon 5 ベンチマーク

Forza Horizon 5 ベンチマーク

Forza Horizon 5 ベンチマークです。

解像度は1,920×1,080、グラフィックス設定はエクストリーム設定、中設定、最低設定を選択しています。

全体的に、RTX 3050のほうがパフォーマンスは上でした。特にエクストリーム設定ではかなりの差が開いています。

Tom Clancy’s Rainbow Six Siege ベンチマーク

Tom Clancy's Rainbow Six Siege ベンチマーク

Tom Clancy’s Rainbow Six Siege ベンチマークです。

解像度は1,920×1,080、グラフィックス設定は最高設定、中設定、低設定を選択しています。

全体的に、RTX 3050のほうがパフォーマンスは上でした。特に低設定ではかなりの差が開いています。

Shadow of the Tomb Raider ベンチマーク

Shadow of the Tomb Raider ベンチマーク

Shadow of the Tomb Raider ベンチマークです。

解像度は1,920×1,080、グラフィックス設定は最高設定、中設定、最低設定を選択しています。

全体的に、RTX 3050のほうがパフォーマンスは上でした。特に最低設定ではかなりの差が開いています。

Watch Dogs: Legion ベンチマーク

Watch Dogs: Legion ベンチマーク

Watch Dogs: Legion ベンチマークです。

解像度は1,920×1,080、グラフィックス設定は最大設定、中設定、低設定を選択しています。

全体的に、RTX 3050のほうがパフォーマンスは上でした。特に最大設定ではかなりの差が開いています。

Apex Legends

Apex Legends

Apex Legendsです。

ベンチマークモードがないので、演習場を3分間周回している間のフレームレートを計測します。

解像度は1,920×1,080、グラフィック設定にプリセットがないので、可能な限り各設定を最高レベル、最低レベルに引き下げて検証しています。

全体的に、RTX 3050のほうがパフォーマンスは上でした。

Fortnite

Fortnite

Fortniteです。

ベンチマークモードがないので、クリエイティブ島を3分間周回している間のフレームレートを計測します。

解像度は1,920×1,080、グラフィックス設定は最高設定、中設定、低設定を選択しています。

全体的に、RTX 3050のほうがパフォーマンスは上でした。特に低設定ではかなりの差が開いています。

VALORANT

VALORANT

VARORANTです。

ベンチマークモードがないので、演習場を3分間周回している間のフレームレートを計測します。

解像度は1,920×1,080、グラフィック設定にプリセットがないので、可能な限り各設定を最高レベル、最低レベルに引き下げて検証しています。

全体的に、RTX 3050のほうがパフォーマンスは上でした。特に最高設定ではかなりの差が開いています。

モガ

ゲームパフォーマンスは全体的にRTX 3050のほうが優秀な結果を残しました。ゲームによってはパフォーマンにかなり差が生まれています。検証前はゲーム性能は互角かと思っていたのでこの結果は意外でした。

GTX 1660 SuperとRTX 3050、どちらがおすすめ?

GTX 1660 Super、RTX 3050、どちらがおすすめなのか結論づけたいと思います。

悩みましたが、自分としてはRTX 3050のほうをおすすめします。理由としては以下の通りです。

  • GTX 1660 SuperとRTX 3050の価格差が小さくなっている。
  • ゲームパフォーマンスはRTX 3050のほうがでやすい。
  • RTX 3050はDLSS、レイトレーシングが使用可能。

それぞれ詳しく解説します。

GTX 1660 SuperとRTX 3050の価格差が小さくなっている

RTX 3050は発売当初、マイニングバブルにより初値が5万円ちかくとかなり高額でした。GTX 1660 Superとの価格差も1~2万円とかなりの開きがありました。

しかし、今現在、マイニングバブル崩壊により、ビデオカードの値崩れが一気に進みました。それによって、時期にもよりますが、RTX 3050とGTX 1660 Superとの価格差は約5000円~6000円ほどと、差が小さくなりました。

ゲームパフォーマンスはRTX 3050のほうがでやすい

全体的にゲームパフォーマンスはRTX 3050のほうが良好です。

ゲームにもよりますが、例えば、Forza Horizon 5の場合、解像度は1,920×1,080、グラフィックス設定はエクストリーム品質で比較すると、約20ほどRTX 3050のほうがフレームレートがでます。

フレームレートに大きく差が生まれる理由はVRAM容量の差です。

最近のゲームでは設定を高くすると、余裕でVRAM容量が6GBを超える

最近のゲームではフルHD解像度にも関わらず、設定を高くすると、余裕でVRAM容量が6GBを超えます。

VRAM容量が足りなくなると、メインメモリからVRAMを拝借する形になります。VRAMに比べるとメインメモリの転送速度が遅すぎるので、それに引きずられる形で、フレームレートがガクッと落ちてしまいます。

RTX 3050のVRAM容量は8GBです。一方、GTX 1660 SuperのVRAM容量は6GBです。

GTX 1660 SuperではVRAM容量不足に陥りやすくなり、ゲームパフォーマンスが落ちこむ可能性が高くなります。

モガ

綺麗な画質でゲームを楽しみたいのなら、RTX 3050を選んだほうが無難です。ゲームにもよりますが、GTX 1660 Superでは最高画質でのプレーが厳しい印象です。

RTX 3050はDLSS、レイトレーシングが使用可能

DLSS、レイトレーシングが使用可能。

RTX 3050にはRTコア、Tensorコアが内蔵されています。つまり、リアルな反射を実現する「リアルタイムレイトレーシング」とAIアップスケーリングの「DLSS」が使用できます。

「リアルタイムレイトレーシング」はRTコアがなくても、実現可能な処理です。しかし、RTコアがないと、強烈なフレームレート低下を引き起こします。

Cyberpunk 2077ベンチマーク(レイトレーシング)

Cyberpunk 2077ベンチマークです。

解像度は1,920×1,080、グラフィックス設定はレイトレウルトラ品質を選択しています。この通り、RTX 3050の平均fpsは、GTX 1660 Superの3倍ほどのフレームレートが出ています。

ただ、RTX 3050は3D性能がそこまで高くないのと、RTコアの数も少ないです。したがって、リアルタイムレイトレーシングをオンにした状態での快適なプレーはまず不可能です。

そこで役に立つのがDLSSです。

DLSSの正式名称は「Deep Learning Super Sampling」といい、低解像度の画像をAIによって補正するというアップスケーリング技術です。画質の劣化を最小限にしつつ、フレームレートの大幅なアップが期待できます。

Cyberpunk 2077ベンチマーク(DLSS)

先ほどと同じCyberpunk 2077ベンチマークです。

解像度は1,920×1,080、グラフィックス設定はレイトレウルトラ品質で、DLSS(ウルトラパフォーマンス)をONにした状態と、OFFにした状態のフレームレートを比較します。

この通り、DLSSをONにすると、フレームレートが大幅にアップし、負荷が重いゲームもプレー可能になります。

もちろん、XessやFSRなど、GTX 1660 Superでも使用できるアップスケーリングはあるにはあるのですが、XessやFSRを採用しているゲームが非常に少ないです。

NISを使えば、基本的にどのゲームもアップスケーリングは可能ですが、DLSSに比べるとボヤケ具合がかなり気になります。

DLSSには、画質の劣化を最小限、様々なゲームに採用されているという明確な強みがあります。このDLSSが一切使えないのが、GTX 1660 Super最大のデメリットだと個人的に感じています。

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GTX 1660 SUPER搭載おすすめゲーミングPC

コンパクトタワーPC TS-I7700GTX66TIMIJ

スペック
CPUCore i7-11700
GPUGTX 1660 Ti
メモリ16GB
ストレージ500B M.2 Gen 4 NVMe SSD
M.2スロット2基(空きスロット1)
マザーボードMSI MPG B560I GAMING EDGE WIFI (Mini-ITX)
電源750W 80PLUS GOLD
価格94,980円+送料0円

TSUKUMOの「コンパクトタワーPC TS-I7700GTX66TIMIJ」はCore i7-11700×GTX 1660 TiのゲーミングPCです。

「Core i7 11700」は8コア16スレッドのインテル第11世代のCPUで、性能はそこまで高くありませんが、GTX 1660 Tiくらいとのビデオカードとの組み合わせであれば性能不足を感じることはないです。

もちろん、CPU性能はそこまで高くないので、動画編集のソフトウェアエンコードなど、クリエイティブ性能は少し弱いです。

ストレージはNVMe SSDの500GBモデルを搭載。ゲームを複数インストールする予定であれば、不安のあるストレージ容量です。

このモデルはカスタマイズできないので、容量不足であれば、SATAのSSDを増設するか、外部ストレージを使う必要があります。

マザーボードはMini-ITXサイズの「MSI MPG B560I GAMING EDGE WIFI」を採用。M.2スロットは2基あり、空きスロットは1なので、SSDの増設は可能です。

メモリはDDR4-3200の16GB(16GB×1)を搭載しています。デュアルチャネルではなく、シングルチャネルとなっています。

電源は80PLUS GOLDの750Wという大容量です。将来的により上位のビデオカードに変更した際も対応できます。

PCケースは、JONSPLUS i100 Proを採用しています。小型でありながら、水冷式CPUクーラーを取り付け可能など、ハイエンド構成が可能です。材質はアルミなので高級感もあります。

また、MINI-ITXケースでありながら、360mm簡易水冷や長さ373mmまでのビデオカードに対応と拡張性も高いです。

ケースの寸法は約194mm(幅)x約307mm(高さ)x約435mm(奥行)です。

AeroStream RM5A-B238/Bのポイント
メリットデメリット
質感の高いPCケース
小型
M.2 NVMe SSDの増設はできる
電源の容量は750Wと大容量
小型ケースでありながら拡張性が高い
ストレージ容量は500GB
メモリがシングルチャネル構成
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RTX 3050搭載おすすめゲーミングPC

Lightning AT5-EM

スペック
CPURyzen 5 4500
GPURTX 3050 6GB
メモリ16GB(8GB x2)
ストレージ500GB M.2 NVMe SSD
M.2スロット1基(空きスロット0)
マザーボードA520 (Micro ATX)
電源550W 80PLUS BRONZE
価格99,980円+送料0円

ドスパラの「Lightning AT5-EM」はRyzen 5 4500×RTX 3050のゲーミングPCです。

「Ryzen 5 4500」は6コア12スレッドのZEN2世代のCPUで、高性能というわけではないですが、RTX 3050あたりのビデオカードとの組み合わせであれば、性能不足を感じることはないです。

ただ、CPU性能はそこまで高くないので、動画編集のソフトウェアエンコードなど、クリエイティブ性能は弱いです。

ストレージは500Bモデルを搭載。ゲームを複数インストールする予定であれば、不安のあるストレージ容量です。できれば、最低でも1TBへの増設をおすすめします。

1TBへの増設は+7,000円で可能です。

メモリはDDR4-3200の16GB(8GB×2)を搭載しています。

マザーボードは特に記載されていませんが、A520チップセット搭載のMicro ATXサイズのマザーボードを採用。

M.2スロットは1基しかないので、M.2 NVMe SSDを増設することはできません。ただし、SATAポートは4基あるので、ストレージ自体の増設は可能です。

PCケースは、EM041 ミニタワーケース (MicroATX)を採用。PCケースはコンパクトでありながら、優れた拡張性を実現し、120mmの大型ファンでスムーズな空気の流れを形成します。

ケースの寸法は幅(W):約190mm x 高さ(H):約360mm x 奥行(D):約420mmです。

Lightning AS5のポイント
メリットデメリット
コスパは優秀M.2 NVMe SSDの増設はできない
標準のストレージ容量が500GB
クリエイティブ性能は弱い

iiyama LEVEL-M1P5-R45-LAX-WHITE

スペック
CPURyzen 5 4500
GPURTX 3050 6GB
メモリ16GB(8GB x2)
ストレージ500B M.2 Gen 4 NVMe SSD
M.2スロット2基(空きスロット1)
マザーボードAsrock B550M Pro4 (MicroATX)
電源650W 80PLUS BRONZE
価格104,800円+送料2,200円

パソコン工房の「iiyama LEVEL-M1P5-R45-LAX-WHITE icon」はRyzen 5 4500×RTX 3050のゲーミングPCです。

「Ryzen 5 4500」は6コア12スレッドのZEN2世代のCPUで、高性能というわけではないですが、RTX 3050あたりのビデオカードとの組み合わせであれば、性能不足を感じることはないです。

CPU性能はそこまで高くないので、動画編集のソフトウェアエンコードなど、クリエイティブ性能は少し弱いです。

ストレージはGen3接続のNVMe SSDの500GBモデルを搭載。できれば1TBへの増設をおすすめします。

メモリはDDR4-3200の16GB(8GB×2)を搭載しています。

Asrock B550M Pro4

マザーボードはMicroATXサイズの「Asrock B550M Pro4」を採用。M.2スロットは2基あり、空きスロットは1基なので、SSDの増設は可能です。

PCケースにはThermaltake製のミニタワーケース「S100 TG」をベースとしたオリジナル筐体を採用。スイングドア方式を採用した強化ガラス製サイドパネルが特徴のPCケースです。

LEDケースファンを搭載しているため、サイドパネルパネルからライティングを楽しめます。

ケースの寸法は幅(W):約220mm x 高さ(H):約441mm x 奥行(D):約411mmです。

iiyama LEVEL-M1P5-R45-LAX-WHITEのポイント
メリットデメリット
コスパは優秀
M.2 NVMe SSDの増設は可能
LEDケースファンを搭載
クリエイティブ性能は少し弱い
ストレージは500GB
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まとめ

今回はGTX 1660 SuperとRTX 3050の比較検証をしました。

GTX 1660 SuperとRTX 3050、この両GPUに性能差があまりないという解説も多く見られますが、個人的にはRTX 3050のほうがおすすめです。

ただ、どうしても予算に限りがある場合、GTX 1660 Superを選ぶのも悪くないと思います。ゲーム設定を高くしすぎないという条件つきですが、意外と快適にゲームがプレーできる性能はもっていると思います。

GTX 1660 SuperとRTX 3050、どちらにすべきか迷っている方に今回の記事が参考になればうれしいです。

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