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IN WIN IW-CJ712B/265Bをレビュー!M-ATX対応PCケースの中でも最小クラスのスリムケース

IN WIN IW-CJ712B/265B

PCケースがデスクのスペースをある程度占有するので、もっと小さいPCケースにして、スペースを確保したいと思うようになりました。

そこで購入したのが、スリムケースの「IN WIN IW-CJ712B/265B」です。microATXが入り、さらに容積がわずか8Lという超小型なスリムケースです。

今回は、IN WIN IW-CJ712B/265Bをレビューしたいと思います。

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IN WIN IW-CJ712B/265Bの仕様

型番IW-CJ712B/265B
対応マザーボードmicroATX、Mini-ITX
ドライブベイ3.51
2.51
9.5mm slim1
ケースファンフロント80mm※搭載済み
拡張スロットLow Profile Slot x4
電源ユニットFlex ATX 265W電源(80PLUS BRONZE認証)※搭載済み
対応CPUクーラー高さ45mm
対応グラフィックスカード長さ185mmまで
フロントアクセスポートUSB3.0×2 / USB2.0×2 / HD Audio / SDカード
外形寸法幅95mm / 奥行き276mm / 高さ305mm
重量2.86kg
容積8L
IN WIN IW-CJ712B/265B PCショップ販売ページ:
<amazon><楽天><TSUKUMO><ソフマップicon><パソコン工房icon><パソコンSHOPアーク>

IN WIN IW-CJ712B/265Bの外観をチェック

外形寸法

外形寸法幅は95mm、奥行きは276mm、高さは305mmです。スリムケースというだけあって、幅が狭いです。

横置きにも対応
横置きにも対応しています。

ミニタワーのS100 TGと比較
ミニタワーのS100 TGと並べてみました。S100 TGもPCケースの中では小型の部類に入りますが、IW-CJ712B/265BのサイズはそのS100 TGと比べると一際小さいです。

S100 TGのレビューはこちら↓。

S100 TGをレビュー!スイングドア式ガラスパネル採用の高コスパPCケース
Thermaltake製のMicroATX専用のPCケース、S100 TGの白色バージョン、S100 TG Snow Editionを購入しました。今回はThermaltakeのS100 TG Snow Editionをレビューしたいと思います。

500mlのペットボトルと比較
500mlのペットボトルと並べてみました。そこまでサイズ感に違いはないので、IW-CJ712B/265Bの小ささが分かりやすいと思います。

フロントパネル

フロントパネル
フロントパネルはフラットなデザインでシンプルそのものです。フロントパネルの大部分を占めている、斜めの吸気口が印象的です。ただ、フロントパネルのみ、プラスチック製なので、少し安っぽく見えてしまうのは残念です。

吸気用の80mmファンが内蔵この画像からは見えにくいですが、吸気用の80mmファンが内蔵されています。

スリムドライブと電源ボタン
スリムドライブと電源ボタンです。今回スリムドライブを搭載する予定はないので、そのままの状態です。

USBポート(USB 2.0×2、USB 3.0×2)、ヘッドフォン端子とマイク端子、SDカードスロット
上段には、USBポート(USB 2.0×2、USB 3.0×2)、ヘッドフォン端子とマイク端子があります。下段には、SDカードスロットがあります。

トップパネル、ボトムパネル

トップパネル、ボトムパネル
トップパネルです。エアフローを重視しているPCケースのトップパネルは大抵メッシュになっていますが、このPCケースの場合、完全に密閉されています。ボトムパネルも全く同じデザインなので、ここで割愛します。

ゴム脚なお丸く窪んでいるところはゴム脚をつけるためのものです。トップパネル、ボトムパネルにもこの窪みはついています。

サイドパネル

左サイドパネル左サイドパネル

右サイドパネル右サイドパネル

サイドパネルはメッシュもなく、完全に密閉されています。正面から見て、左サイドのパネルは何もないですが、右サイドパネルのみゴム脚をつける窪みがあります。

背面

背面
背面です。排気用の穴が無数にあいているのが特徴的です。

サイドパネルのロック機構黄色いスライド式の機構はサイドパネルのロック機構です。サイドパネルを外す際、矢印の方向にスライドする必要があります。

拡張スロットは全部で4つ拡張スロットは全部で4つです。一度開けたら二度と元に戻らないタイプです。

電源のファン電源のファンです。Flex ATX電源なのでファンが小さいです。 

IN WIN IW-CJ712B/265Bの内部構造をチェック

組み込むパーツ

IN WIN IW-CJ712B/265Bはスリムケースかつ、電源容量が265Wなので、搭載できるパーツの自由度は低いです。そのため、なるべく、発熱、消費電力が低いパーツを選定しました。特に気を使ったのがCPUとビデオカードです。

CPUはインテル第12世代のAlder Lake-SのCore i5-12400を使用します。発熱、消費電力も低く、扱いやすく、それでいて性能も優秀という、傑作CPUです。

ビデオカードはRADEONのRX6400です。補助電源なしで発熱、消費電力も低いビデオカードです。ロープロファイルモデルの「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 6400 GAMING」を使用します。

内部構造をチェック

付属品
サイドパネルを外すと、中に付属品が入っています。付属品は「ACケーブル」、「インチネジ」、「ミリネジ」、「ゴム脚」、「スリムドライブ固定金具」です。

実際にパーツを組み込んでみたサイドパネルを外すと、内部にアクセスできますが、スペースの半分を占めているドライブトレイが邪魔です。そのため、初めにドライブトレイを外す必要があります。

前面パネルを外す
ドライブトレイを外すにはまず、前面パネルを外す必要があります。

ドライブトレイと前面パネルを外す
ドライブトレイと前面パネルを外しました。これでようやく、内部にアクセスできます。

Flex ATX 265W電源電源はFlex ATX 265W電源です。はじめから搭載済みです。電源の型番は「IP-S265AU7-2」でした。InWin製のBronze認証の電源です。

電源から出ているコネクタ電源から出ているコネクタは、「24pinの電源コネクタ ×1」、「4+4Pin+12VのCPU電源コネクタ ×1」、「ペリフェラル電源コネクタ ×2」、「SATA電源コネクタ ×2」、「スリムSATA電源コネクタ ×1」です。

吸気用の80mmファン
吸気用の80mmファンです。最大回転数は2500rpmです。ケースファンはこの1基のみで、増設は不可能です。

拡張スロット
拡張スロットです。ロック機構がツールフリーなので、ビデオカードをセットしやすいです。

IN WIN IW-CJ712B/265BでPCを組んでみた

スペースに余裕はなく、配線でぐちゃぐちゃ
マザーボードを内部に収め、配線した状態です。見ての通り、スペースに余裕はなく、配線でぐちゃぐちゃです。結束バンドで配線をまとめることをおすすめします。

ビデオカードはロープロファイルのモデル
ビデオカードは当然ロープロファイルのモデルです。

wifiカード
また、無線LANアダプターキット、AX200.NGWG.DTKを装着しました。


そのため拡張スロットは2つ使用しました。

3.5インチベイとスリムドライブベイ
3.5インチベイとスリムドライブベイ

2.5インチベイ
2.5インチベイ

ドライブトレイです。表側に3.5インチベイとスリムドライブベイ、裏側に2.5インチベイが搭載できます。

パーツの組み込みがすべて完了
後はドライブトレイを元に戻して、パーツの組み込みがすべて完了です。CPU回りの上をドライブトレイが覆う形になるので、エアフローはかなり悪そうです。

CPUクーラーの上には、穴がある
ただ、CPUクーラーの上には、穴があるので、そこから空気を取り込むことはできそうです。

ストレージのコネクタが隣のビデオカードと干渉しそう
また、ストレージのコネクタが隣のビデオカードと干渉しそうでした。配線も無理やり押し曲げて、収納しました。

実際に使ってみた感想

横置き横置き

縦置き縦置き

とにかく本体自体が小さいので、スペースに余裕がないところにも容易に置くことができます。

例えば、横置きにすると高さが抑えられるので、モニターの下の開いているスペースに置くことができます。また、横置きにすると幅が抑えられるので、モニターの横の狭いスペースに置くことができます。

このPCケースに変えたことにより、デスク回りのスペースに余裕ができました。

CinebenchR23実行時のCPU温度推移ただ、CPUクーラーの上にドライブトレイが載っている状態なので、エアフローが最悪です。実際、Cinebench R23を実行したところ、Core i5-12400のCPU温度は最高で95度まで上昇してしまいました。

普通のPCケースであれば、CPU温度は70度台で収まるので、やはりCPUは冷えにくい印象です。ただし、普段使いであれば、CPU温度は40~50度台で安定しているので、過度な負荷をかけなければ、問題にはなりません。

ただ、負荷をかけると、最大回転数2500rpmのケースファンがうなりをあげるので、少し耳障りです。ケースファンを静音タイプに変更してやると、多少はマシになるかもしれません。

IN WIN IW-CJ712B/265Bの良かったところ、悪かったところ

・サイズが小さい
・前面パネルに合計4つのUSBポートがついている
・前面パネルにSDカードスロットがついている
・横置き、縦置きに対応
・質感はそれなりに高い
・価格が高い
・入手性が悪い
・対応ビデオカードはロープロファイルモデルのみ
・エアフローは最悪なので特にCPUは冷えない
・付属電源の容量が265Wなので、消費電力が高いCPUやビデオカードは容量不足の恐れあり
・高負荷時の騒音はうるさい(特にケースファン)
・配線に苦労
・組み立て難度は高め

まとめ

IN WIN IW-CJ712B/265Bは最大容量8LとM-ATX対応PCケースの中でも最小クラスなので、その分、内部構造にかなりの無理があり、熱のこもり具合は半端ないというデメリットがあります。

やはり長期的に使うのであれば、エアフローを少しでも改善して運用したいと思いました。

ただ、やはりサイズが小さいというのは最大のメリットです。モニターの下、横のわずかなスペースに置けるので、デスク回りのスペースを最大限活かすことができます。

最後にIN WIN IW-CJ712B/265Bの入手性の悪さについてですが、2022年8月現在、ほとんどの店で品切れ状態で、あったとしても取り寄せという状態です。

もし、このPCケースに似たようなものを探しているのなら、「IW-BL634/300B2」、「IW-BL057B/300B」、「IW-CE685/300H」あたりをおすすめします。

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