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CPUクーラーのデュアルファン化に効果はあるのか?虎徹 MarkⅡで検証

一般的なサイドフロー型のCPUクーラーのファンは片側1つのみというケースが多いです。もちろんCPUクーラーの大ベストセラー商品、虎徹 Mark IIも例外ではありません。

そこで今回、虎徹 MarkⅡをデュアルファン化して、冷却性能に違いが出るのか、検証してみました。

モガ
モガ

CPUクーラーのデュアルファン化は簡単に冷却効果を高められる方法として、昔から割とポピュラーな手法でした。ただ、冷却効果があるという意見もあれば、ないという意見もあるので自分で検証してみました。

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サイズ・デュアルファンKITを使用

サイズ・デュアルファンKITを使用虎徹 Mark IIに使われているファンは、KAZE FLEX 120と言い、単品で購入も可能です。

KAZE FLEX 120のレビューはこちら↓。

KAZE FLEX 120 PWMをレビュー!さらなる静音性を実現
PCケースに標準で付属されているケースファンからKAZE FLEX 120 PWMに交換して、静音性がどれくらい向上するのか調べてみました。

虎徹 MarkⅡのレビューはこちら↓。

超定番CPUクーラー虎徹 MarkⅡをレビュー。取り付け方法から性能検証まで
サイズの虎徹 MarkⅡは「CPUクーラー選びに迷ったとりあえず虎徹 MarkⅡを選べ」と言われるくらいの超定番CPUクーラーです。今回は虎徹 MarkⅡの取り付け方法を解説し、性能を検証します。

ただ、ファンクリップが付属しないので、ヒートシンクに取り付けることが出来ません。

そこで必要になるのが、ファンクリップが付属する、サイズ・デュアルファンKITです。この商品であれば、ファンクリップが付属するので、ヒートシンクに取り付けることが出来ます。

ちなみに、サイズ・デュアルファンKITは、虎徹 MarkⅡ、無限5、忍者4/5、風魔、風魔2、IZUNAをデュアルファン化できます。

サイズ・デュアルファンKITの購入先はこちら↓。https://shop.tsukumo.co.jp/goods/0405777150017/

サイズ・デュアルファンKIT
サイズ・デュアルファンKITの内容物はKAZE FLEX 120とファンクリップ2つだけです。

ファンを両側に取り付け虎徹 MarkⅡのヒートシンクは両側がファンを取り付けられるように、くぼんでいるので、ファンを両側に取り付けられます。

エアフロー
ファンの向きですが、ケース背面に暖かい空気を流したいので、ファンの裏面が表側になるように設置しました。

デュアルファン化した虎徹 MarkⅡの冷却性能チェック

デュアルファン化した虎徹 MarkⅡの冷却性能をチェックします。検証で使用したパソコンスペックは以下の通りです。

CPUcore i5-11400F
CPUクーラー虎徹 Mark II
マザーボードMSI B560M BAZOOKA
メモリDDR4-3200 8G×2(KD48GU880-32A160U)
グラフィックボードRTX3060(Colorful RTX 3060 NB 12G)
SSDNVMe 240G(CRAS C700 M.2)※OS用
HDD 4TB(ST4000DM004)※ゲーム用
電源ユニット750W(V750 Semi-Modular RS750-AMAAG1-JP)
OSWindows 10 Home

測定方法は以下の通りです。

・10分間何も操作しないアイドル時のCPU温度を測定
・10分間OCCTを使ってCPU負荷100%時のCPU温度を測定
・FPSゲームのBF5を10分間放置プレー(フルHD解像度、低設定)時のCPU温度を計測
・Cineben R15を10回連続行い、最高温度を計測

ちなみにCPUのcore i5-11400FはPL(電力制限)を無効化して、CPU負荷100%にすると、65W制限が解除されて、CPU温度が上昇します。CPUが発熱しやすいPL無効化状態で検証したいと思います。

比較対象はcore i5 11400Fに付属しているリテールクーラーです。

なお室温25度、PCケースに収めた状態で計測しました。

使用グリスは付属のを使用しました。虎徹 MarkⅡのレビューではTF8という高級グリスを使用していたため、それに比べると若干CPU温度が高めに出ています。ご了承ください。

core i5 11400Fのレビューはこちら↓。

core i5-11400Fをレビュー!PL無効化で性能が化けるコスパ最強CPU
第11世代インテルCPU、Rocket Lake-Sのcore i5-11400Fは素晴らしいコスパに優れたCPUですが、性能を最大限に発揮するためにはややこしい設定をする必要があります。その辺りも記事で掘り下げつつ、レビューしたいと思います。

アイドル時のCPU温度

アイドル時のCPU温度(シングルファン)シングルファン

アイドル時のCPU温度(デュアルファン)デュアルファン

シングルファンでは平均33.9度、デュアルファンでは平均35度でした。なぜかシングルファンの方が温度は低かったのですが、アイドル時は突然温度が上がったりと安定しません。

実質ほとんど差はないとみて問題ないと思います。

CPU負荷100%時(OCCT)のCPU温度

CPU負荷100%時(OCCT)のCPU温度(シングルファン)シングルファン

CPU負荷100%時(OCCT)のCPU温度(デュアルファン)デュアルファン

シングルファンでは平均77.3度、デュアルファンでは平均76度でした。

BF5プレー時のCPU温度

BF5プレー時のCPU温度(シングルファン)シングルファン

BF5プレー時のCPU温度(デュアルファン)デュアルファン

シングルファンでは平均56.4度、デュアルファンでは平均55.3度でした。

Cinebench R15を10回連続行った後のCPU温度

Cinebench R15を10回連続行った後のCPU温度(シングルファン)シングルファン

Cinebench R15を10回連続行った後のCPU温度(デュアルファン)デュアルファン

シングルファンでは81度、デュアルファンでは77度でした。

今までのまとめ

シングルファンとデュアルファン時のCPU温度比較今までの検証結果をまとめてみました。たしかにデュアルファンの方が冷えますが、劇的な違いはなく、シングルファンとの差はごくわずかです。

まとめ

今回の検証を通して、シングルファンとデュアルファンの違いはあまりないと確認できました。

ただ、わずかの差ですが、確実にデュアルファンの方が冷えるので、少しでもCPU温度を下げたいと思うなら、このデュアルファン化、やる価値はあると思います。

サイズ・デュアルファンKITの購入先はこちら↓。https://shop.tsukumo.co.jp/goods/0405777150017/