予算20万円以上25万円以下のゲーミングPCはWQHD解像度でのプレーを余裕でこなせる、RTX 4070 SUPER搭載モデルを採用しているモデルが多いです。
RTX 4070 SUPER搭載モデルを探しているのなら基本的にこの価格帯から探すことになります。
今回の記事では、予算20万円以上25万円以下のゲーミングPCのおすすめモデルを紹介します。
予算20万円以上25万円以下のゲーミングPCの特徴
予算20万円以上25万円以下のゲーミングPCは必然的に、アッパーミドルクラスのモデルに分類されます。
搭載されているGPUはRTX 4070 SUPERが想定されます。
RTX 4070 SUPERのゲーム性能
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検証環境
検証環境 | |
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CPU | インテル 「Core i5-14600KF」 |
CPUグリス | ARCTIC 「MX-4」 |
ビデオカード | PNY「GeForce RTX 4070 Super 12GB VERTO OC」 |
マザーボード | GIGABYTE「B760 AORUS ELITE」 |
メモリ | Kingston 「FURY Renegade DDR5 RGB メモリ(型番:KF580C38RSAK2-32)」(16GB×2) (DDR5-4800に設定) |
SSD | Kingston「NV2 SSD 2TB」 Western Digital「WD_BLACK SN770 NVMe 1TB」 Western Digital「WD Blue SN580 NVMe SSD 1TB」 |
電源ユニット | Corsair「RM750e」 |
PCケース | XPG「VALOR AIR JP2」 |
OS | Windows 11 Home 64bit版 |
RTX 4070 SUPERの各解像度ごとの平均fpsをまとめたのが上記の表です。グラフィックス設定は最高です。
RTX 4070 SUPERのゲーム性能は十分高く、フルHD解像度はもちろん、WQHD解像度でも十分144fpsを狙ってゲームをプレーすることも可能です。
一方、重量級の4K解像度は厳しいですが、設定を落としたり、アップスケーリングを活用することで平均60fpsでのプレーも十分可能です。
また、RTX 4070 SUPERはDLSS 3.0(FG)に対応しています。対応ゲームであれば、DLSSを設定していない状態に比べると、2倍以上平均フレームレートを上昇させることが可能です。
予算20万円以上25万円以下のおすすめゲーミングPC
MDL_LI74070S
スペック | |
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CPU | Core i7-13700KF |
GPU | RTX 4070 SUPER |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB M.2 NVMe SSD |
M.2スロット | 不明 |
マザーボード | B760 (Micro ATX) |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
価格 | 239,800円+送料0円 |
MDL.makeの「MDL_LI74070S」はCore i7-13700KF×RTX 4070 SUPERのゲーミングPCです。
「Core i7-13700KF」はインテル第13世代のCore i7です。Pコア8、Eコア8の16コア24スレッドという強力なマルチスレッド性能があり、さらにシングル性能も高いです。
RTX 4070 SUPERあたりのビデオカードとの組み合わせであれば、極端な性能不足を感じることはほとんどないです。
CPU性能も十分高く、動画編集のソフトウェアエンコードなど、クリエイティブ性能は優秀です。
ストレージは500Bモデルを搭載。ゲームを複数インストールする予定であれば、不安のあるストレージ容量です。できれば、最低でも1TBへの増設をおすすめします。
1TBへの増設は+7,000円で可能です。
マザーボードは特に記載されていませんが、B760チップセット搭載のMicro ATXサイズのマザーボードを採用。M.2スロットの空きスロットは不明です。
メモリはDDR4-3200の16GBを搭載しています。デュアルチャネル(8GB×2)なのかそれともシングルチャネル(16GB×1)なのか、特に記載されていません。
PCケースは、特に記載されていませんが、製品写真を見る限り、「Versa H17」、ガラスケースは「S100 TG」を採用していると思われます。ガラスケースは+3,000円で変更可能です。
標準ケースの寸法は幅(W):約205mm x 高さ(H):約400mm x 奥行(D):約423mmです。
ガラスケースの寸法は幅(W):約220mm x 高さ(H):約411mm x 奥行(D):約441mmです。
メリット | デメリット |
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コスパは優秀 クリエイティブ性能が強い PCケースを選べる | マザーボードやメモリなど仕様が不明な点が多い 標準のストレージ容量が500GB |
G-GEAR GA7A-D230BN/CP2
スペック | |
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CPU | Core i5-14400F |
GPU | RTX 4070 Super |
メモリ | 32GB (16GB x2) |
ストレージ | 1TB M.2 Gen 4 NVMe SSD |
M.2スロット | 3個(空きスロット2) |
マザーボード | ASRock B660 Pro RS (ATX) |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
価格 | 239,800円+送料2,200円 |
TSUKUMOの「G-GEAR GA7A-D230BN/CP2」はCore i5-14400F×RTX 4070 SuperのゲーミングPCです。
「Core i5-14400F」は10コア16スレッドのインテル第14世代のCPUです。実質、インテル第12世代のCore i5-12400にEコアが4つついたCPUと言えます。
Core i5-12400と同じくシングル性能が優秀なのはそのままで、Eコアがついた分、マルチスレッド性能も向上しました。RTX4070 Superとの相性は良好です。
ただ、CPU性能はそこまで高くないので、動画編集のソフトウェアエンコードなど、クリエイティブ性能は少し弱いです。
ストレージはGen4接続の「Solidigm P41 Plus」の1TBモデルを搭載。
マザーボードはATXサイズの「ASRock B660 Pro RS」を採用。M.2スロットは3基あり、空きスロットは2基なので、NVMe SSDの増設が可能です。
メモリはDDR4-3200の16GB(8GB×2)を搭載しています。
電源は850W 80PLUS GOLDのCWT製 GPW850S5 (定格850W) を採用。ATX3.0準拠で、12VHPWRに対応しています。
PCケースはG-GEAR新専用設計のオリジナルケースを採用しています。前面をオールメッシュにし、約155x395mmの大開口を誇る大型エアインテークを実現し、エアフローを重視しています。
ケースの寸法は幅(W):約230mm x 高さ(H):約460mm x 奥行(D):約445mmです。
メリット | デメリット |
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コスパは優秀 大容量メモリ(32GB) ストレージは「Solidigm P41 Plus」を搭載 M.2 NVMe SSDの増設が可能 GOLD認証の電源を搭載 最新設計のPCケースを採用 | クリエイティブ性能は少し弱い |
まとめ
今回、20万円以上25万円以下という縛りだと、ほぼRTX 4070 SUPER搭載モデルに限定されますが、BTO各社ラインナップは比較的充実している印象です。
RTX 4070よりWQHD解像度で快適にゲームをプレーしたいのなら、これくらいの価格帯からRTX 4070 SUPER搭載モデルを探せば、満足いく結果が得られると思います。