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【2023年】おすすめATX対応のPCケース厳選6選!迷ったらこれを選べば大丈夫

ATX対応PCケース

ATX対応のPCケースは種類が最も多く、価格帯も安いものから高いものまでバラエティに富んでいるのが特徴です。

種類が多いのは良いことですが、その分商品選びに迷いやすいです。そこで今回は、ATX対応のPCケースを6つ厳選して、紹介したいと思います。

モガ

PCを組む上で最も組みやすいのがATX対応のPCケースです。自作PC初心者であれば、もっともおすすめできるPCケースのタイプです。

目次

ATX対応のPCケースの特徴

マザーボードのほとんどの規格に対応している

マザーボードのほとんどの規格に対応しているマザーボードの規格は一般的にATX、MicroATX、Mini ITXの3つに分かれます。ATXが一番サイズが大きく、逆にMini ITXが一番サイズが小さいです。

ATXマザーボードMicroATXマザーボードMini ITXマザーボード
ATX対応PCケース
MicroATX対応PCケース×
Mini ITX対応PCケース××

ATX対応のPCケースのほとんどは「タワー型」と呼ばれるタイプです。MicroATXやMini ITXのPCケースと比べると、大きいです。

ただ、その分、内部に余裕があるため、ATX、MicroATX、Mini ITXすべてのマザーボードに対応しています。

こうした制限の緩さこそ、ATX対応のPCケースの強みです。

一方、MicroATX対応のPCケースはMicroATXマザー、Mini ITXマザーには対応していますが、ATXマザーには対応していません。

Mini ITX対応のPCケースは、Mini ITXマザーのみ対応で、MicroATXマザー、ATXマザーには対応していません。

つまり、MicroATXやMini ITXのPCケースは、制限があるということです。

モガ

ATXより一回り大きいE-ATXという規格がありますが、現在の市場ではかなりニッチな存在になってしまいました。E-ATX対応のPCケースの場合でも、もちろんATXマザーは問題なく、組み込みが可能です。

商品選びの選択肢が多い

また、ATX対応のPCケースは種類も多いので、商品選びの選択肢が多いことも魅力です。価格.comを例にして、各タイプのPCケースの数を比較してみます。※2021年10月15日調べ

商品の数
ATX対応のPCケース177
MicroATX対応のPCケース96
Mini ITX対応のPCケース45

このようにATX対応のPCケースの商品数は圧倒的に多いです。自分に合ったPCケースを見つけやすいと言えます。

組み立てやすく、拡張性に優れている

組み立てやすく、拡張性に優れている
MicroATXやMini ITXのPCケースと比べると、ATX対応のPCケースは、内部が広く、数多くのパーツを組み込めます。つまり、拡張性が高いです。

例えば、高性能なビデオカードや簡易水冷CPUクーラーのラジエーターなど、大型のパーツが組み込みやすいです。

拡張性を重視しているのなら、ATX対応のPCケース一択です。

また、内部が広いということは、作業スペースが確保されることを意味するので、組みやすいです。

おすすめATX対応PCケース5選

Thermaltake Versa H26


ATX対応のPCケースの中で断トツのコスパの良さを誇るのがこのVersa H26です。何よりも価格の安さが目につきます。

時期にもよりますが、価格が4000円以下になることも。もちろんこの価格はPCケース全体の中でも最安値です。さらに標準で120mmファンが2つ付属します。しかも前面のファンはLEDファンで光ります。

ファンが2つも付属してるのにかかわらず、この低価格。ある意味バーゲンセールとも言えます。

価格の安さばかり目につきますが、最低限の工作精度も確保されていますし、最大7基のファンをつけられるので、冷却性もバッチリです。

また、アクリルサイドパネルなので、中身のドレスアップも楽しめます。

Thermaltake Versa H26の仕様
対応マザーボードATX、MicroATX、Mini-ITX
対応CPUクーラー高さ160mmまで
対応ビデオカード長さ310mmまで
対応ラジエーター上面:360/280mm×1
前面:360mm×1
背面:120mm×1
ドライブベイ外部5.25インチ×2
内部3.5/2.5インチ共用×2(HDDトレイ)
内部2.5インチ×3
対応ケースファン上面:120mm×3または140mm×2
前面:120mm×3(120mm×1は付属)
背面:120mm×1(付属)
対応電源ATX ※長さ220mmまで
I/OポートUSB 3.0×2、USB 2.0×2、マイク×1、ヘッドホン×1
重量6.08kg
外形寸法220(W)×493(H)×464(D) mm
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ZALMAN T8

ATX対応のPCケースの中で断トツのコスパの良さを誇るのがこのVersa H26ですが、ここ最近その存在を脅かす存在が現れました。それがZALMAN T8です。

時期にもよりますが、Versa H26よりも1,000円ほど安く、この価格は全PCケースの中でもトップクラスの安さです。

シンプルなデザインですが、フロントパネルにはRGB LEDを搭載。この低価格で、RGB LED搭載は正直驚きです。I/OポートにLEDコントロールボタンがあるので、簡単にオン・オフ切り替えが可能です。

価格の安さばかり目につきますが、ブラックのパウダーコーティングによって、それなりに質感は高いです。

ZALMAN T8の仕様
対応マザーボードATX、MicroATX、Mini-ITX
対応CPUクーラー高さ160mmまで
対応ビデオカード長さ310mmまで
対応ラジエーター上面:360/280mm×1
前面:360mm×1
背面:120mm×1
ドライブベイ外部5.25インチ×2
内部3.5/2.5インチ共用×2(HDDトレイ)
内部2.5インチ×3
対応ケースファン上面:120mm×3または140mm×2
前面:120mm×3(120mm×1は付属)
背面:120mm×1(付属)
対応電源ATX ※長さ220mmまで
I/OポートUSB 3.0×2、USB 2.0×2、マイク×1、ヘッドホン×1
重量6.08kg
外形寸法220(W)×493(H)×464(D) mm
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Thermaltake H200 TG RGB

H200 TG RGBは、自分が以前レビューしたS100 TGの兄弟機ともいえるPCケースです。そのため、外観だけでなく、スイングドア式のガラスサイドパネルを採用という点も非常に似通っています。S100 TGのレビューを見ていただければ、H200 TG RGBのイメージはある程度掴めると思います。

S100 TGとの違いですが、ATX対応ということでサイズが大型化しています。さらに、フロントパネルにRGBライトを搭載しています。ライティングのパターンは19種類あり、アクセスポートにあるコントロールスイッチから切り替えることができます。

Thermaltake H200 TG RGBの仕様
対応マザーボードATX、MicroATX、Mini-ITX
対応CPUクーラー高さ180mmまで
対応ビデオカード長さ320mmまで
対応ラジエーター上面:240mm×1
前面:280/240mm×1
ドライブベイ内部2.5インチ×2(電源カバー上、ドライブトレイ)
内部3.5/2.5インチ×1(電源カバー内、ドライブトレイ上部)
内部3.5インチ×1(電源カバー内、ドライブトレイ下部)
対応ケースファン上面:140/120mm×2
前面:140mm×2または120mm×3
背面:140/120mm×1
対応電源ATX
I/OポートUSB 3.0×2、マイク×1、ヘッドホン×1、RGBコントロールスイッチ×1
重量7.6kg
外形寸法210(W)×454(H)×416(D) mm
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Cooler Master Silencio S600

Silencio S600は、自分が以前レビューしたSilencio S400のATX版といえるPCケースです。

外観などの仕様はほぼ変わっていないので、Silencio S400のレビューを見れば、Silencio S600のイメージはある程度掴めると思います。

Silencio S600の最大の特徴が静音性の高さです。視覚的にノイズが把握できるSorama CAM64を使用して、ノイズの原因を徹底的に分析し、遮音材を効果的に配置し、ケース自体が生み出すノイズを抑えています。

静音性の高さを重視しているため、基本的に窒息気味のケースですが、トップパネルの遮音カバーを付属のダストフィルターに交換できるので、冷却性を高めることができます。

ちなみに、サイドパネルがガラスになっている、Silencio S600 TGというモデルもあります。

Cooler Master Silencio S600の仕様
対応マザーボードATX、MicroATX、Mini-ITX
対応CPUクーラー高さ167mmまで
対応ビデオカード長さ398mmまで
対応ラジエーター上面:240mm×1
前面:280/240mm×1
ドライブベイ外部5.25インチ×1
内部3.5インチ×4
内部2.5インチ×5
対応ケースファン上面:140/120mm×2
前面:140/120mm×2
背面:120mm×1
対応電源ATX ※長さ160mmまで
I/OポートUSB 3.2 Gen 1×2、ヘッドセット(オーディオ+マイク)×1、SDカードリーダー×1
重量8.43kg
外形寸法209(W)×470.5(H)×478(D) mm

Silencio S600

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Silencio S600 TG

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NZXT H510 FLOW

デザイン性の高さ、組みやすさで人気のH510に、待望のニューモデルが登場しました。

その名もH510 FLOW

従来のH510と基本的な仕様な同じですが、フロントパネルがメッシュ仕様になり、冷却が強化されました。もちろん、ケーブル類をまとめやすい内部構造やスモーク仕様の強化ガラスパネルはそのまま引き継がれています。

H510 FLOWの仕様
対応マザーボードATX、MicroATX、Mini-ITX
対応CPUクーラー高さ165mmまで
対応ビデオカード長さ360mmまで
対応ラジエーター前面:最大280mm(厚み60mmまで)
背面:120mm(厚み60mmまで)
ドライブベイ内部3.5インチ×3
内部2.5インチ×3
対応ケースファン上面:140/120mm×1
前面:140/120mm×2(120mm×1が付属)
背面:120mm×1(付属)
対応電源ATX
I/OポートUSB 3.1 Gen 2 Type-C×1、USB 3.1 Gen 1 Type-A×1、4極ヘッドホン/マイク×1
重量6.6kg
外形寸法210(W)×460(H)×428(D) mm
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Define 7 Compact

静音性の高さから人気の高い、Fractal DesignのDefineシリーズ。その最新モデルである、Define 7シリーズの中で最もコンパクトなのがこのDefine 7 Compactです。

産業グレードの遮音材が全面、上面、側面に配置され、Defineシリーズお馴染みの静音性の高さは健在です。

コンパクトではありますが、120mmファンが最大7基搭載でき、さらにトップパネルも換気性の高いパネルに交換可能なので、冷却性にも力を入れています。

またトップパネルが着脱式となっているので、メンテナンスがやりやすくなっています。

Define 7 Compactの仕様
対応CPUクーラー全高169mm
対応グラフィックスカード最大360mm(前面ファン非搭載時)
ドライブベイ内部3.5/2.5インチ共用×2
内部2.5インチ×2
搭載可能ファン上面:140/120mm×2
前面:140mm×2または120mm×3(140mmファン×1が付属)
背面:120mm×1(120mmファン×1が付属)
底面:120mm×1(ドライブケージ非搭載時)
対応電源ATX
重量8.61kg
容量39.3L
外形寸法210(W)×474(H)×427(D) mm
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まとめ

今回はATX対応のおすすめPCケースを紹介しました。

ATX対応のPCケースは、サイズが大型ゆえにスペースを占有するというデメリットはありますが、組みやすさ、メンテナンスのしやすさというメリットは、MicroATX、Mini ITX対応のPCケースにはない魅力です。

今回の記事がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。ぜひ参考にしてみてください。

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