パソコン・自作PCマザーボード

インテル600シリーズのマザボードの選び方を解説! Z690、H670、B660、H610の違い

マザーボード
スポンサーリンク
banner

2022年1月、インテル第12世代CPU、「AlderLake-S」の下位モデルが発売されました。また、それにあわせて、インテル600シリーズの下位チップセットを搭載したマザーボードも発売されました。

これによって、全てのインテル600シリーズのチップセットを搭載したマザーボードは出揃うことになりました。

そこで今回、インテル600シリーズのチップセットである、Z690、H670、B660、H610の違いについて解説し、マザボードの選び方を解説します。

また、各チップセットのおすすめマザーボードについても紹介したいと思います。

モガ
モガ

各チップセットの特徴をある程度理解しておけば、マザーボード選びの失敗のリスクは減らすことができると思います。

インテル600シリーズマザボードの選び方のポイント

対応CPUについて

対応CPUについてインテル600シリーズのチップセットに対応しているCPUは、今のところ、インテル第12世代Alder lake-Sのみになります。

インテル第12世代Alder lake-Sは、2021年11月に上位モデルを中心に販売されましたが、2022年1月、下位モデルも販売されました。

一部モデルを除きますがこれで主なラインアップはそろうことになりました。

インテル第12世代Alder lake-Sの主なラインナップ
型番コア数
(Pコア+Eコア)
スレッド数L3キャッシュTBM3.0時最大クロック(Pコア/Eコア)定格クロックPコア/Eコア内蔵GPUPBP(Processor Base Power)MTP(Maximum Turbo Power)
core i9-12900K16
(8+8)
2430MB5.2Ghz
(5.1Ghz/3.9Ghz)
3.2Ghz/2.4GhzUHD 770125W241W
core i9-1290016
(8+8)
2430MB5.1Ghz
(5Ghz/3.8Ghz)
2.4Ghz/1.8GhzUHD 77065W202W
core i7-12700K12
(8+4)
2025MB5Ghz
(4.9Ghz/3.8Ghz)
3.6Ghz/2.7GhzUHD 770125W190W
core i7-1270012
(8+4)
2025MB4.9Ghz
(4.8Ghz/3.6Ghz)
2.1Ghz/1.6GhzUHD 77065W180W
core i5-12600K10
(6+4)
1620MB
(4.9Ghz/3.6Ghz)
3.7Ghz/2.8GhzUHD 770125W150W
core i5-126006
(6+0)
1218MB
(4.8Ghz/-)
3.3Ghz/-UHD 77065W117W
core i5-125006
(6+0)
1218MB
(4.6Ghz/-)
3Ghz/-UHD 77065W117W
core i5-124006
(6+0)
1218MB
(4.4Ghz/-)
2.5Ghz/UHD 73065W117W
core i3-123004
(6+0)
812MB
(4.4Ghz/-)
3.5Ghz/-UHD 73060W89W
core i3-121004
(6+0)
812MB
(4.3Ghz/-)
3.3Ghz/-UHD 73060W89W
Pentium Gold G74002
(2+0)
46MB
(-/-)
3.7Ghz/-UHD 71046W
Celeron G69002
(2+0)
24MB
(-/-)
3.4Ghz/-UHD 71046W

上記のモデル以外にも、core i5-12400と、core i3-12100のみ、内蔵GPUがつかないF付きモデルがあります。

インテル第12世代Alder lake-SではEコア、Pコアなど、新要素も多く投入されています。そのため細かく説明すると長くなるので、今回はCPUそのものの解説は割愛させていただきます。

この表で注目なのがMTP(Maximum Turbo Power)です。

MTPはTurbo Boost時に最大で消費される電力量のことです。従来はPL2と呼ばれていましたが、今回はMTPという名前に代わりました。

ただ、PL2はCPUに余力がある場合に限り数秒間だけ維持されるものでしたが、MTPは長時間維持されるという違いはあります

例えば、core i9-12900KをMTPで運用したいとなると、241Wもの消費電力が発生します。

そのため、core i9-12900Kの性能をフルに発揮したいのなら、長時間安定して、電源回路等の放熱がしっかりしているマザーボードが必要になります。

ただ、電力量を絞って運用するのであれば、廉価グレードのマザーボードでも運用は可能です。その代わり、性能は落ちます。

インテル第12世代Alder lake-Sのcore i5-12400のレビューはこちら↓。

驚異のワットパフォーマンス!core i5-12400をレビュー!core i5-11400Fと比較。
Alder Lake-Sの廉価モデル、core i5-12400を購入したのでレビューしたいと思います。前世代のcore i5-11400と徹底比較して、どれくらい性能が向上したのかを検証したいと思います。

DDR4メモリーとDDR5メモリーについて

DDR4メモリーとDDR5メモリーについてインテル600シリーズのチップセットは最新規格であるDDR5メモリーをサポートしています。ただ、2022年1月現在、DDR5のメモリーは価格が高く、また在庫も不安定です。

そのため、マザーボードメーカー各社はDDR5メモリー対応モデルだけでなく、DDR4メモリー対応モデルも併売しています。

DDR4メモリーとDDR5メモリーのスロットは形状が異なるので、互換性はありません。

そのため、DDR4メモリー対応のマザーボードを購入したとしても、後からDDR5メモリーを取り付けることはできないので注意が必要です。

ちなみに現状ではDDR4メモリーとDDR5メモリーで明確な差はない状況です。一部、RAW現像などではDDR5メモリーのほうが明確に速いというデータがあります。

そのため、コスパを考えるとDDR4メモリー対応のマザーボード一択です。

ただ、いつになるかわかりませんがDDR4メモリーからDDR5メモリーが主流になる時代が来ると思います。

それを見越して、初めからDDR5メモリー対応のマザーボードを購入するのも一つの手かと思います。その代わり、コストは高くつくことを覚悟する必要があります。

CPUクーラーについて

CPUクーラーについてインテル第12世代Alder lake-Sのソケット、LGA1700は従来のソケットに比べるとかなり大型化しています。

そのため、CPUクーラー装着のためのマウントの穴の位置が従来のソケットと比べると、外側にずれています。さらにソケット自体の高さも従来のソケットよりも低くなっています。

つまり、それは従来あるCPUクーラーがそのまま使えないことを意味しています。

初めからLGA1700に対応しているCPUクーラーであれば問題ありませんが、もし既存のCPUクーラーを使いたい場合、別途LGA1700用のリテンションキットを使う必要があります。

リテンションキットは、メーカー側が無償提供している場合もありますが、別途購入が必要な場合があります。

ただ、Kつきでない無印のCPUの場合、リテールクーラーが付属します。

ASUSの一部のマザーボードには、LGA1200用のマウント穴が設けられています。つまり、従来あるCPUクーラーをそのまま使用可能です。ただし、他のマザーボードメーカーはマザーボードの耐久性の問題で、LGA1200用のマウント穴を設けていません。

600シリーズチップセット比較表

インテル600シリーズのチップセットは、Z690、H670、H610、B660の4種類から構成されています。それぞれの違いについてまとめたのが下記の表です。

  Z690H670B660H610
ソケットLGA1700
メモリ最大容量128GB128GB128GB64GB
CPUの
オーバークロック対応

(コア倍率、BCLK)
メモリの
オーバークロック対応
CPU側PCIeレーン数
(CPU)
PCIe Gen5レーン数(GPU向け)1×16レーン or 2×8レーン1×16レーン1×16レーン
PCIeGen4レーン数
(NVMe向け)
1×4レーンなし
DMI4.0レーン数8844
PCH側PCIeレーン数
(チップセット)
gen4最大12レーン最大12レーン最大6レーンなし
gen3最大16レーン最大12レーン最大8レーン最大8レーン
USB 3.2 Gen 2×2最大4ポート最大2ポート
USB 3.2 Gen 2最大10ポート最大4ポート最大2ポート
USB 3.2 Gen 1最大10ポート最大8ポート最大6ポート最大4ポート
USB 2.0最大14ポート最大12ポート最大10ポート
SATA 3.0最大8ポート最大4ポート
RAID対応0/1/5/10(PCIe/SATA)0/1/5/10(SATA)
Wi-Fi 6E対応

チップセットのグレードを並べると以下の通りです。

Z690>H670>B660>H610

Z690が一番グレードが高く、逆にH610が一番グレードが低いです。

各チップセットの特徴はのちほど解説しますが、基本的にチップセットのグレードが上位になればなるほど、レーン数やUSBのポート数が増えます。つまり拡張性が高くなります。

各600シリーズチップセットの特徴

H610

600シリーズのチップセットで最もグレードが低いのがH610です。そのため、他のチップセットよりもいろいろな面で制限があります。

まず、CPUのオーバークロックに非対応です。さらに、600シリーズで唯一、メモリのオーバークロックに非対応です。オーバークロックメモリを使用する方は注意が必要です。

また、USB 3.2 Gen 2×2に非対応、さらにUSBのポート数も他のチップセットに比べると少ないです。さらに、SATA 3.0のポート数も最大4と少ないです。

CPUとチップセットを接続するDMI4.0のレーン数が4と少なく、チップセット側のストレージの速度に影響はあるかもしれませんが、普通の使い方であれば、その影響は軽微だと思います。

 H610Z690H670B660
PCIeGen4レーン数
(NVMe向け)
×
PCH側PCIeレーン数
(チップセット)
gen4×
gen3

また、H610はgen4のM.2に非対応です。gen4対応のM.2を使いたい場合、注意が必要です。

全体的に拡張性は不足気味なので、拡張性を求めているのなら、H610はあまりおすすめはできません。

また、全体的に電源回路のフェーズ数も少ないマザーボードも多く、core i9-12900Kを使ったとしても、性能をフルに発揮させるのは厳しそうです。

もしH610のマザーボードを使うのなら、core i3やcore i5(無印)など消費電力がおとなしいCPUにした方が無難です。

このように、H610は他のチップセットに比べると大きな制限をうけますが、その分、全体的に価格は安いです。

とにかく安くPCを組みたいというのであれば、H610はおすすめです。

H610マザーボード PCショップ販売ページ:
<TSUKUMO><パソコン工房><ソフマップ><パソコンSHOPアーク>

B660

B660は600シリーズチップセットの中では中位グレードに位置するチップセットです。このチップセットを搭載したマザボードは、コスパに優れているモデルが多いです。

H610と同じく、CPUのオーバークロックには非対応ですが、メモリのオーバークロックは可能です。

また、H610と異なり、USB 3.2 Gen 2×2に対応しています。若干ですが、USBポート数の数もH610よりも多いです。

ただし、SATA3.0のポート数はH610と同じ4つとかなり少ないです。またDMI4.0のレーン数もH610と同じく4ですが、普通の使い方であれば、その影響は軽微だと思います。

H610と違い、RAIDは可能ですが、SATAのみという点は注意が必要です。

B660チップセットを搭載したマザーボードはとにかく価格の幅が広いです。1万円代前半のものもあれば、2万円を超えるものもあります。

当然、価格が安いモデルはフェーズ数は少なく、中にはVRMヒートシンクすらないものもあります。

core i9-12900KなどのMTPが高いCPUを使う際は、高額になりますがフェーズ数が多く、VRMヒートシンクがしっかりしているものを選ぶことをおすすめします。

B660マザーボード PCショップ販売ページ:
<TSUKUMO><パソコン工房><ソフマップ><パソコンSHOPアーク>

H670

B660マザーとの最大の差異がレーン数と、USBのポート数です。USBのポート数、SATA 3.0の数ともに、B660、H610よりも多いです。

さらに、DMI4.0のレーン数を8なので、チップセット側のストレージの速度に悪影響はほとんどありません。

また、B660、H610ではできなかった、PCIe gen5レーン数の1×16を2×8に分岐可能なのでマルチGPUを使う際、有利に働きます。

また、B660ではRAIDはSATAのみ対応でしたが、H670はPCIeでも可能です。

H670マザーボード PCショップ販売ページ:
<TSUKUMO><パソコン工房><ソフマップ><パソコンSHOPアーク>

Z690

600シリーズのチップセットの最上位に位置するのがこのZ690です。Z690チップセットと、他のチップセットとの最大の差異が拡張性の高さです。

USBのポート数、レーン数が他のチップセットに比べると、圧倒的に多いです。また、H670と同じく、PCIe gen5レーン数の1×16を2×8に分岐可能です。DMI4.0のレーン数も8です。

拡張性を求めているのなら、Z690一択といっていいでしょう。

また、Z690チップセットを搭載したマザーボードはフェーズ数が多く搭載、VRMヒートシンクも巨大という、電源回路の放熱に力を入れているモデルが多いです。

そういったモデルの場合、MTPが241Wのcore i9-12900Kも安定的に動かすことができます。ただ、その分、価格も高くつくので、その点は明確なデメリットになります。

ただ、Z690マザーボードであれば、なんでもいいわけではなく、価格が安いモデルの中にはZ690らしからぬ、フェーズ数の少なさ、ヒートシンクが簡素なものがあります。

そういったモデルの場合、core i9-12900KをMTPで安定的に動かすことを考えると少し不安になります。Z690マザーで極端に安いモデルは注意が必要です。

Z690マザーボード PCショップ販売ページ:
<TSUKUMO><パソコン工房 icon><ソフマップ><パソコンSHOPアーク>

どのチップセットがおすすめ?

どのチップセットがおすすめなのか、正直個々やりたいことや使用するCPUが異なるので、はっきりとは言うことはできないです。

とりあえず、皆さんがやりたいだろうと思われることをピックアップし、そのうえで、おすすめのチップセットを紹介します。

CPUのオーバークロックをしたい

CPUのオーバークロックをしたいCPUのオーバークロックをしたいのなら、Z690一択です。というのも、600シリーズのチップセットのなかで、CPUのオーバークロックに対応しているのは、Z690だけだからです。

core i9-12900Kなどの最上位CPUをMTPで運用したい

core i9-12900Kなどの最上位CPUをMTPで運用したいcore i9-12900KのMTPは241Wなので、並みのマザーボードでは性能を引き出せません。

フェーズ数が多く、放熱がしっかりしているマザーボードの多くはZ690を採用しているので、Z690マザーボードから選んだほうが失敗のリスクは減ると思います。

もちろん、H670やB660マザーボードの中にも放熱に力を入れたモデルはありますが、そういったモデルを見極める必要があるので注意が必要です。

拡張性を求めている

拡張性を求めている拡張性を求めているのなら、Z690一択です。レーン数もUSBのポート数も他のチップセットを圧倒しています。

特にSATA経由でストレージを多く使いたいのなら、B660とH610はかなり厳しいと思います。最大4ポートだからです。

SATAを多く使いたいのなら、最大8ポート使える、Z690若しくはH670がおすすめです。

モガ
モガ

マザーボードのサイズにはATX、MicroATX、Mini-ITXの3種類ありますが、拡張性の高さを求めているのならATX一択です。

とにかくコスパを追い求めたい

とにかくコスパを追い求めたいとにかくコスパを求めているのなら、H610かB660をおすすめします。安いモデルであれば、1万円代前半で購入できるからです。

確かに拡張性や機能性ではZ690に劣っていますが、普通の使い方であれば、H610、B660でも正直問題はありません。

おすすめインテル600シリーズマザーボードを紹介

最後に自分がおすすめするマザーボードを各チップセットから厳選して紹介します。

H610チップセット搭載おすすめマザーボード

GIGABYTE H610M S2H DDR4(DDR4)

おそらく2022年1月現在、600シリーズチップセットを搭載したマザーボードの中で最安なのが、MicroATXのGIGABYTEのH610M S2H DDR4です。

メモリスロットは2つ、そしてVRMヒートシンク、M.2のヒートシンクもなしと、必要最低限の機能しかありません。ただ、その代わり、価格は1万2千円と安いです。

core i3-12100やcore i5-12400あたりのCPUと組み合わせることで、コスパに特化したPCを目指せます。

GIGABYTE H610M S2H DDR4の基本スペック
ファームファクタ
MicroATX
メモリスロット
2
PCI-Express 16X
1
PCI-Express 1X
1
M.2ソケット
1
SATA
4
外部出力
HDMI 2.0 × 1
DP 1.2 × 1
DVI-D × 1
D-Sub × 1
USB 
フロントUSB 3.2 Gen.1 Type-A × 2
USB 2.0 Type-A × 4
リアUSB 3.2 Gen.1 Type-A × 2
USB 2.0 Type-A × 4
LAN
Intel i219V GbE × 1
VRMフェーズ数
6+1+1
H610M S2H DDR4 PCショップ販売ページ:
<TSUKUMO><パソコン工房 icon><ソフマップ><パソコンSHOPアーク>

B660チップセット搭載おすすめマザーボード

MSI PRO B660M-A(DDR4)

MSIのPRO B660M-Aは2万円以下という、比較的安価なのに12+1+1フェーズという、強力な電源回路を搭載しているのが特徴的なMicroATXのB660マザーボードです。

実際に電力制限を解除すると255Wまで可能と、現状市場に出ているほとんどのCPUの性能をフルに活かすことができます。また、6層PCB基盤を採用しているので、マザーボードの温度が抑制されているので、長時間の使用も安心です。

実際にcore i7-12700を電力制限を解除したら、190W近く消費電力を引き出すことができました。

さらに「HDMI 2.1」と「DisplayPort 1.4」、それぞれ2ポートずつ搭載しているので、最大4画面出力に対応しているので、マルチディスプレイを求める方には最適なモデルとなっています。

ちなみに、ATXサイズのMSI PRO B660-Aというモデルもあります。拡張性を求めるのなら、こちらのモデルがおすすめです。

MSI PRO B660M-A(DDR4)の基本スペック
ファームファクタ
MicroATX
メモリスロット
4
PCI-Express 4.0 X16
1
PCI-Express 3.0 X1
1
PCI-Express 3.0 X4
1
M.2ソケット数
2
SATA
4
外部出力
Display Port 1.4 x 2
HDMI 2.1 x 2
USB
フロントUSB 3.2 Gen 1 Type-C x 1
USB 3.2 Gen 1 x 1
USB 2.0 x 2
リアUSB 3.2 Gen2 Type-A x 2
USB 3.2 Gen1 Type-A x 2
USB 2.0 Type-A x 2
LAN
Realtek® RTL8125BG 2.5Gbps LAN x 1 
VRMフェーズ数
12+1+1
MSI PRO B660M-A(MicroATX) PCショップ販売ページ:
<TSUKUMO><パソコン工房icon><ソフマップicon><パソコンSHOPアーク>
MSI PRO B660-A(ATX) PCショップ販売ページ:
<TSUKUMO><パソコン工房icon><ソフマップicon><パソコンSHOPアーク>

MSI PRO B660M-Aのレビューはこちら↓。

MSI PRO B660M-Aをレビュー!ハイエンドCPUの性能を引き出せる格安マザー
MSI PRO B660M-Aは価格は比較的安い割に、12+1+1フェーズという、強力な電源回路を搭載しているマザーボードです。core i7などのハイエンドのCPUも性能をフルに発揮できるのか、そのあたりを中心にレビューしたいと思います。

Asrock B660M Pro RS(DDR4)


AsrockのB660M Pro RSは、MicroATXのB660マザボードの中では比較的安い部類に入るマザーボードです。

特に目立った特徴はないですが、M.2スロットは合計3基(そのうち1つはwifiモジュール用)もあるので拡張性もまずますです。

さらに、M.2スロットのうち1基はヒートシンク装備、VRMヒートシンクも備えられています。

「VRMヒートシンクすらないマザーボードはちょっと・・・」と思うのなら、このB660M Pro RSはいい選択肢になると思います。

デザインは地味ですが、オンボードRGB LEDがあり、マザボードの右下が光ります。この価格帯のマザーボードでは珍しい機能だと思います。

ちなみにATXモデルのB660 Pro RSというモデルもあります。

Asrock B660M Pro RSの基本スペック
ファームファクタ
MicroATX
メモリスロット
4
PCI-Express 16X
2
PCI-Express 1X
1
M.2ソケット
2
SATA
4
外部出力
Display Port 1.4 x 1
HDMI 2.1 x 1
USB
フロントUSB 3.2 Gen 1 Type-C x 1
USB 3.2 Gen1 Type-A x 2
リアUSB 3.2 Gen1 Type-A x 4
USB 2.0 Type-A x 2
LAN
Intel I219V × 1
VRMフェーズ数
8
Asrock B660M Pro RS(MicroATX) PCショップ販売ページ:
<TSUKUMO><パソコン工房><ソフマップ><パソコンSHOPアーク>
Asrock B660 Pro RS(ATX) PCショップ販売ページ:
<TSUKUMO><パソコン工房icon><ソフマップicon><パソコンSHOPアーク>

Asrock B660M pro RSのレビューはこちら↓。

良コスパのB660マザー、ASrock B660M Pro RSをレビュー!
AsrockのB660M Pro RSは価格も機能もバランスが良く、いわゆるコスパの良いマザーボードです。core i3やcore i5などの安いCPUと組み合わせることで、コスパの良い構成を目指せます。

MSI PRO B660M-E DDR4

B660チップセットマザーボードの中で、おそらく最安値なのがこのMSI PRO B660M-E DDR4です。

ビジネス用途向けのPROシリーズの廉価マザーなので、機能は最低限です。また、VRMヒートシンク、M.2 SSDのヒートシンクもなしです。

H610の廉価マザーボードとほぼ同じような機能しかありませんが、B660なのでメモリのオーバークロックに対応しています。

メモリのオーバークロックを考えているのなら、ほぼ同価格のH610の廉価マザーボードより、こちらをおすすめします。

MSI PRO B660M-E DDR4の基本スペック
ファームファクタ
MicroATX
メモリスロット数
2
PCI-Express 16X
1
PCI-Express 1X
1
M.2ソケット数
1
SATA
4
外部出力
HDMI 2.1 x 1
VGA x 1
USB
フロントUSB 3.2 Gen 1 x 1
USB 2.0 x 1
リアUSB 3.2 Gen1 Type-A x 2
USB 2.0 Type-A x 4
LAN
Intel I219V 1Gbps LAN x 1
VRMフェーズ数
8+1+1
MSI PRO B660M-E DDR4 PCショップ販売ページ:
<TSUKUMO><パソコン工房icon><ソフマップicon><パソコンSHOPアーク>

H670チップセット搭載おすすめマザーボード

ASUS PRIME H670-PLUS D4(DDR4)


H670チップセットマザーボードの中では、おそらく最安値なのがこのASUS PRIME H670-PLUS D4です。

正直言うと、特別何か優れた機能や特徴はありません。いわゆる、スタンダードなモデルです。ただその分癖もなく、非常に扱いやすいです。

スタンダートモデルといっても、必要最低限な機能がついているので、普通に使う分には問題ありません。

M.2スロットも合計3つで、そのうちの1基にはヒートシンクがついてきます。また、PCIEx16のスロットが合計3つあるので、拡張性も十分です。

ASUS PRIME H670-PLUS D4の基本スペック
ファームファクタ
ATX
メモリスロット
4
PCI-Express 16X
3
PCI-Express 1X
2
M.2ソケット
3
SATA
4
外部出力
Display Port 1.4 x 1
HDMI 2.1 x 1
USB
フロント
USB 3.2 Gen 1 Type-A × 4
USB 2.0 Type-A × 3
リア
USB 3.2 Gen 2 USB Type-C × 1
USB 3.2 Gen 2 Type-A × 2
USB 3.2 Gen 1 ports Type-A × 3
USB 2.0 Type-A × 2
LAN
Realtek 2.5Gb Ethernet × 1
VRMフェーズ数
8
H670-PLUS D4 PCショップ販売ページ:
<TSUKUMO><パソコン工房><ソフマップ><パソコンSHOPアーク>

Z690チップセット搭載おすすめマザーボード

GIGABYTE Z690 UD DDR4

Z690の中でも、性能の割に値段が安い、いわゆるコスパの良いゲーミングマザーボードがGIGABYTE Z690 UD DDR4です。

安いからといって手抜きはなく、電源回路のフェーズ数は16+1+2構成でヒートシンクの作りもしっかりしています。MTP241Wのcore i9-12900Kも安定して動かすことができます。

ただ、無線LANやThunderboltなどもなく、またLEDなどの装飾もありません。

ちなみにDDR4版とDDR5版の2種類があります。DDR5版は末尾に何もつかず、GIGABYTE Z690 UDとなります。

DDR5メモリが高値傾向なので、コスパを考えるのなら、DDR4版一択です。

GIGABYTE Z690 UD DDR4の基本スペック
ファームファクタ
ATX
メモリスロット
4
PCI-Express 16X
3
PCI-Express 1X
2
M.2ソケット
3
SATA
6
外部出力
HDMI 2.0 × 1
DP 1.2 × 1
USB
フロントUSB 3.2 Gen.1 Type-C × 1
USB 3.2 Gen.1 Type-A × 2
USB 2.0 Type-A × 4
リアUSB 3.2 Gen.2×2 Type-C × 1
USB 3.2 Gen.2 Type-A × 1
USB 3.2 Gen.1 Type-A × 4
USB 2.0 Type-A × 4
LAN
Realtek RTL8125BG 2.5GbE × 1
VRMフェーズ数
16+1+2
GIGABYTE Z690 UD DDR4 PCショップ販売ページ:
<TSUKUMO><パソコン工房><ソフマップ><パソコンSHOPアーク>

まとめ

インテル第12世代Alder lake-Sのマザーボード選びは正直かなり厄介です。

今回、MTPという機能が初実装されたこともあり、チップセットの違いだけでなく、そのマザーボードが持っている熱耐性にも気を配る必要があるからです。

ただ、MTPが低く設定されている、core i3、core i5などはそこまで熱のことを気にする必要はありません。

とりあえず、マザーボード選びに失敗したくないのなら、まずは各チップセットの違いについて理解を深めることが重要となります。

スポンサーリンク

amazonチャージ
Amazonで買い物をする際、現金チャージ(コンビニ・ATM・ネットバンキング経由)すると、下記のような特典が得られます!

・ギフト券を購入するたびに最大2.5%のポイントが還元!
・初回購入時に5,000円以上チャージで、1000ポイント還元!

チャージ券でのポイント還元は間違いなくお得なので、積極的に利用することをおすすめします。また、初回利用の方は「キャンペーンにエントリーする」をお忘れなく。

Amazonチャージのご利用はこちらから

Youtube動画投稿やってます!
静止画だけでは伝えられない情報もあると思い、youtubeチャンネル「モガラボ」を開設しました! モガラボは自作PC、ガジェット、ゲームなどを扱っているyoutubeチャンネルです。 マニアックな動画もたくさん投稿していく予定なので、興味ある方はぜひ「チャンネル登録」をお願いします!
この記事を書いた人

本ブログは、主題でパソコン・自作PC・ゲーム・ガジェット、副題でネットサービスなど、自分の得意な分野で情報を発信しています。皆さんのお役に立てることを第一に考え、ブログを運用していきたいと思います。

モガをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
モガラボ