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スッポン防止ブランケット、ProArtist IFE2でRyzen CPUのスッポンを回避!

ProArtist IFE2
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スッポンとは、CPUクーラーを外す際、CPUも一緒に抜けてしまう現象のことを指します。Ryzen CPUを使用していれば、誰もが一度くらいは体験したことあるのではないでしょうか?

今回は、スッポン対策として、ProArtistのIFE2というスッポン防止ブランケットを使って、本当にスッポンを回避できるのか、検証していきたいと思います。

スッポンとは?

スッポンとは?
冒頭でも説明した通り、スッポンとは、CPUクーラーを外す際、CPUも一緒に抜けてしまう現象のことを指します。

一般的に、CPUクーラーを取り付けると、CPUクーラーのベースプレートとCPUの間のグリスがお互いを強く密着させます。時間経過すると、グリスが固まり、さらに強く密着します。

モガ
モガ

まるでスッポンが食いついてるような感じに見えることから、スッポンと呼ばれるようになりました。

マザーボードのAM4ソケットのCPUを留めるための金具の保持力が弱いこのスッポンはRyzen CPUに多く見られます。というのも、マザーボードのAM4ソケットのCPUを留めるための金具の保持力が弱いからです。この画像で分かる通り、細い金具1本でCPUが固定されます。

インテルCPUのマザーボード(画像はLGA1700ソケット)では金具がしっかりしている一方、インテルCPUのマザーボード(画像はLGA1700ソケット)では金具がしっかりしているので、CPUは強力に固定されます。そのおかげで、スッポンはまず起きません。

スッポンでCPUのピン曲がり、ピン折れが発生しやすい

RyzenCPUは信号ピンを採用Ryzen CPUの場合、スッポンは大惨事につながりやすいです。というのもRyzen CPUのCPU側の接点は信号ピンを採用しているからです。

ピン曲がり、ピン折れRyzen CPUの裏側は信号ピンで敷き詰められています。スッポンによって、無理やり引き抜かれたCPUは最悪、ピン曲がり、ピン折れを引き起こします。

ピン曲がり、ピン折れしたCPUをそのまま使うことは当然できません。つまり、CPUは使用不可能になります。

モガ
モガ

ピン曲がりなら、ピンセット等で無理やり修復することも可能です。ただし、直る保証はありません。

インテルCPUはランドを採用一方、インテルCPUの裏側は信号ピンではなく、ランドが採用されています。そのため、たとえスッポンしたとしても、CPU側にピン曲がり、ピン折れが起こる可能性はゼロです。

モガ
モガ

Ryzen CPUでも最新のZEN4であれば、CPUの裏側はインテルと同じくランドを採用しています。また、AM5マザーボードも金具がしっかりしており、CPUが強力に固定されます。つまり、ZEN4であれば、スッポンは起こりません。

ProArtist IFE2でスッポンを回避

ProArtist IFE2の外観

ProArtist IFE2の外箱スッポンを防止する方法は様々ありますが、一番効果的なのはスッポン防止ブランケットを使うことです。今回は、ProArtist IFE2というスッポン防止ブランケットを使用します。

ProArtist IFE2の外観
外観はかなり特徴的です。中央にCPUをはめ込むための巨大な穴が開けられているのが印象的です。

ProArtist IFE2の四隅は隆起している
端っこの4箇所は上方向に隆起しています。これはCPUクーラーのスタンドオフに取り付けるためのものです。

ProArtist IFE2 PCショップ販売ページ:
<TSUKUMO><パソコン工房icon><ソフマップicon><パソコンSHOPアーク>

ProArtist IFE2の取り付け方

AK400
ProArtist IFE2は「GRATIFY3」「DESSERTS3」などのProArtist製のCPUクーラー専用です。

ただ今回はあえて、DeepCool製のCPUクーラーのAK400を使用して、取り付け方を解説します。使用するCPUはRyzen 5 5600Gです。

AK400のレビューはこちら↓。

DeepCoolのAK400をレビュー!虎徹 MarkII Rev.Bの最強ライバル出現
DeepCoolから待望の低価格帯CPUクーラーの「AK400」が発売されました。低価格帯には超定番CPUクーラーの虎徹 MarkII Rev.Bがありますが、果たしてAK400は、その牙城を崩せるのか、比較レビューしていきたいと思います。

スタンドオフの上に、ProArtist IFE2をのせる
AK400のスタンドオフの上に、ProArtist IFE2をのせます。

ProArtist IFE2の上に、AK400のマウンティングプレートをのせ、ねじ止め
ProArtist IFE2の上に、AK400のマウンティングプレートをのせ、ねじ止めします。

ProArtist IFE2の厚みは約1mm
横から見た様子です。ProArtist IFE2の厚みは約1mmなので、その分高さが増しています。冷却に影響が出るのか、気になるところです。

グリスがCPUからはみ出すことなく、綺麗に塗ることが可能
グリスを塗ります。本来、スッポン防止が目的ですが、副次的な効果として、グリスがCPUからはみ出すことなく、綺麗に塗ることができました。

取付完了
ヒートシンクとファンを設置して、取付完了です。

スッポンを回避試しにCPUクーラーを外してみたのですが、スッポンすることなく、簡単に外すことができました。

ProArtist IFE2設置後のCPU温度を検証

ProArtist IFE2を設置して、果たしてCPUはきちんと冷却できているのでしょうか?検証してみました。

ProArtist IFE2ありなしのCPU温度
ProArtist IFE2をつけた状態と外した状態で、CPU温度を計測してみました。Cinebench R23を10分間連続テスト実行した際のCPU温度の推移です。

なんと、ProArtist IFE2をつけた状態のほうがCPU温度は冷えています。ProArtist IFE2をつけたことによって、CPU温度の冷却性能が落ちるといった心配は必要なさそうです。

まとめ

スッポン防止ブランケットのProArtist IFE2で、無事スッポンを回避できるようになりました。これで安心して、CPUクーラーの取り外しができます。

最後に、一つ注意点があります。

それは、ProArtist IFE2が全てのCPUクーラーに対応していない点です。

メーカー側も「ProArtist製以外の他社製クーラーでも使用可能な場合がございますが、ご使用は自己責任でお願い申し上げます。」と警告しています。

ただ、価格自体が非常に安いので、とりあえず買ってみて試してみて損はないと感じています。気になった方はとりあえず試してみてはいかがでしょうか?

ProArtist IFE2 PCショップ販売ページ:
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